【ポットブログ75】一途男に新たな恋の予感。堕天前の天使に出会う

 

私はジョアンに一目惚れをし、純愛アプローチを決意しました。

浮気も一切せず、一途な気持ちをぶつける覚悟です。

 

ただ私の悪いクセは明日から本気出す。と常に思っている所です。

フィリピンでの純愛を誓ったばかりですが、

それは明日から頑張ろうと思うのでした。

 

それではそんなダメ人間ポットが、まだ純粋無垢だった頃のマキとの

運命的な出会いを書いていきます。

 

【ポットブログ75】一途男に新たな恋の予感。堕天前の天使に出会う

 

パンパシフィックの一階のカフェは涼しくてタバコも吸えてWifiも入る最高の環境だ。

ロビンソンのスタバはタバコを吸うのは外の席で吸わないといけないし、

UCCは店の中でタバコが吸えるが、ネットの環境がめちゃめちゃ悪い。

 

そうなると私はパンパシフィック一択になってしまい、ここで過ごす時間が増える。

 

コーヒーを飲みながらカタカタとパソコンで日本のスタッフとやり取りをする。

そう、ここまでブログを読んだ人は私が遊んでばかりで仕事をしていないように思われるかもしれないが、

一応、昼間は日本とのやり取りをSkypeやChatworkを駆使して行っているのである。

そう、全くしていないように思われがちだが、実はちゃんとやっているのである。

書いてないだけなのである。

 

そんな仕事熱心な私が会社の稟議書類や請求書の確認などを行っている時、

懐かしい人に声をかけられた。

 

Y社長「ポットさん、ご無沙汰してます。」

ポット「あ!Yさん、マジ久しぶりっすね」

 

Y社長は日本人なのだが、マラテで知り合った人である。

フィリピンでもKTVを経営していて、日本でも数店舗店フィリピンパブを経営しているやり手である。

 

Y社長「最近、全然店に来てくれないですよね?遊びやめたんですか?」

ポット「そんな事ないんですが、ちょっと大好きな子にフラれたばかりで・・・」

Y社長「だったら久しぶりにどっか飲み行きましょうよ。遊んでくださいよ。」

ポット「いや、有難いです。暇を持て余してましたので」

 

という事で、Y社長と飲み屋周りをする事になった。

Y社長は自分でお店をやってるので顔が広い。ほぼ全ての店を知っている。

 

私は結構決まった所で飲む事が多いので、こういった人が一緒だと助かる。

全く知らない店にひとりで特攻するのは、シラフでは結構難しいのである。

 

Y社長に連れられて色々な店を回った。

 

 

その中のお店でマキと奇跡的な出会いをした。

 

とあるお店のショーアップの一番左側で隠れるように立っている少女がいた。

誰もが私を選べ!と言わんばかりにアピールする中、全然アピールしない。

それがマキだった。

 

私はマキを選んだが、Y社長はそんなバタを選ぶんですか?と驚いていた。

※bataとはタガログ語で子供を意味する。

 

それもそのはず、マキはお店に入ったばかりで、まだ18歳だった。

もちろん日本語は全然分からない。当時は化粧も上手とは言えない感じで、

本当に純粋な子供といった感じだった。(言動も行動も)

 

しかし、顔は日本人が好きそうな端正な顔立ち。

そしてスタイルもスラっと背の高い160以上余裕であるだろうという高身長。

足は棒のように細く、完全にモデル体型だった。

おっぱいが全く無いのが気になったが、それを補って余りある顔の良さだった。

 

クレアとコミュニケーションを取る為に勉強した英語がここで少し役に立った。

 

私は少しだけ使える英語で一生懸命マキとコミュニケーションを取った。

ちょっと難しい表現の時は、タガログ語のプロであるY社長に通訳して貰った。

 

マキはまだ全然水商売慣れしてないピュアな感じだったので、

今までのファーストフードでのバイト歴や家族の事など、

色々な話を普通にする事が出来た。

 

ジョアンも全く日本語が喋れないので、この少女とコミュニケーションを取る練習をしておけば年も近いし、ジョアンにアプローチする時に、きっと役に立つだろうと考えた。

 

マキは今まで出会ってきたKTV嬢とは全く違うタイプだった。

 

一番違うのは家族の為に働くという女性が多いなか、家族に仕送りを送る必要がない。

別に働く必要はないが、家にいても暇だから働いてみる事にした。という点である。

 

家族からのプレッシャーで休みたくても休めないというキャストが多い中、

どこか余裕で、仕事に来ているというより、遊びに来ているような感覚で働く子だった。

だからショーアップでも先輩に隠れるようにして選ばれないようにしていたのである。

 




 

Y社長の助けもあり、私達は意気投合しアフターへ行った。

全く日本語が喋れない子を相手にする時はタガログ語がペラペラの人は本当に助かる。

 

フィリピンのアフターは8割くらいが焼肉である。酒を飲んで焼肉食って・・・・

本当に身体に悪い。こんな生活してたら絶対に太る。まあ、私は既に太っているが・・・

 

どうやらマキも私を気にいったようで、彼女はいるのか?結婚してるのか?子供はいるのか?

と色々質問をしてきたので、正直に彼女もいないし、子供もいないし、結婚もしていないと答えた。私はフィリピンでは独身なのである。

 

話を聞くとマキのおねえさんも違うKTVで働いているようで、お姉さんの彼氏の苗字がまさかの私の名前と同じという偶然もあった。

 

ただお姉さんの彼氏が私より年下というのが気になる点であったが、

ま、別に狙っているワケではないので関係ない。私はジョアン一筋なのだから。

 

それにしてもマキは本当に明るい子で、楽しませてくれようと色々なボケをかましてきた。

私がわざと「タラガ(本当)?!」と大きなリアクションをするとジョークランと言って大笑いする。マキと一緒にいると笑いが絶えなかった。

 

楽しいやり取りを沢山して、私達は自然にLINEを交換した。

 

そして、ここが少し驚きなのだがFacebookのアカウントを2つ教えてくれて、

1つはリアクションして良いが、もう1つはリアクションをするなと言われた。

 

これはマキのお姉さんからのアドバイスで日本人に教えるのは仕事用で、

普段使っているアカウントは日本人には教えてはいけないとの事だった。

 

幸い、私は太っているので、日本人枠ではなくフィリピン人枠に入れて頂いたようで

教えてはいけない方のアカウントも教えて貰えた。ラッキーである。

 

更にY社長のエスコートで、地元の騒がしい飲み屋に連れてって頂き、

そこでも楽しく過ごさせて貰った。

 

もつべきモノは親切な知り合いだなぁとしみじみ思った1日となった。

 

 

マキはモデルのようなスラっと細長いスタイルで、顔も良く、

性格も明るくて、本当に良い子だった。

 

そう・・・いい子だった・・・。

 

この時は・・・・

 

 

 

実際、出会う順番が逆だったら、私はマキにアプローチしていたかもしれない。

そのくらい容姿が良かった。

 

いや・・・・

 

しかしジョアンの容姿はズバ抜けているので、

マキに先に会っていたとしても、きっとジョアンを選んだに違いない。多分。

 

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[ポットブログ75あとがき]

 

マキは初対面から明るく、天性の人たらしでした。

子供のように無邪気で、本当に楽しませてくれました。

 

また入店直後に知り合った事もあり、

この少女の成長を見守る事が出来ました。

良くも悪くもこの後、水商売の女になっていきます。

 

この天性の人たらしは実は酔うとキス魔になるので、

日本人のおじさん達はどんどんこの少女の魅力に吸い込まれ

あっという間にお店でナンバーワンになってしまうのでした。

 

もちろん、顔もスタイルも抜群だったのもポイント高かったんだと思います。

 

しかし、私はジョアン一筋。浮気心は一切ありません!

私はドが付く程真面目な男。超一途なんです!!!

 

さて、次回、ジョアンが入社します。

待ちに待った運命の瞬間が訪れます!!!

楽しみです!!

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ポット
クレマニのカモ担当。アラフォー。日本じゃシャッチョさん、マニラじゃカモネギさん。 日本の恩人のススメでマニラで起業を試みるが、仕事より女性を優先してしまうダメ男。 果たしてビジネスは成功するのか?マニラで性交できるのか?

10 コメント

  1. ポットさん更新お疲れ様です!!
    毎回あとがきまで楽しく読んでます、あとがきはポットさんの人の良さが出ていて読んでいて落ち着きます(*´-`)
    どんなプロもアマチュアの時代があるんだなぁ、、、なるべくしてプロになるんだとクレマニを見返しながら思います笑

    • かなかなさん、コメントありがとうございます!!
      一番最初に書いて頂いて、本当はポット二章のファーストコメントだったんですが、
      編集の都合で消えてしまいまして、申し訳なく思ってました。

      また、あとがきまでしっかり読んで頂けて、マジ嬉しいです。

      これからマキがどのようにして、どのような魔女になるのか詳しく書きますので、楽しみにしておいてくれると嬉しいです。今後とも宜しくお願い致します。

  2. ポットさん、お疲れ様です。
    僕がタイに行っていた頃を思い出してしまいました。
    入店直後の子と出会い一目惚れ。タイと日本をお互いが何度も行き来する関係にまでなりましたが、彼女はタニヤの色に染まってしまいました。
    このコロナ禍で往来できなくなり、最後に逢ったのがちょうど2年前です。

    • 555さん、お久しぶりです。コメントありがとうございます!
      僕もバンコクのタニヤは相当お世話になりました。両替は常にタニヤの酒屋でしてましたし・・・。

      一目惚れの子とそんな深い関係になれたなんて・・・超絶に羨ましいです・・・・

      コロナは本当に色々なモノをぶち壊しましたよね、、、、自分としては、人間の裏が見えまくってしまい、結構心を痛めました、、、、。く、、、悲しくなってきた、、、、

  3. そう、フィリピンは南国、成長が早いんです 笑
    うぶな時間は短く、あっという間に成長してベテランになってしまいます
    気が付いた時には自分のほうが年上でも、子ども扱いされるようになります
    時が止まってくれればいいんですけどね!

    • Tomyさん、そうですよねw 成長早いですよねw
      ホント、あっという間にベテランになりますよねw
      常に新人を探せると良いのですが、店の先輩に覚えらると、なかなか上手く行きません。まだまだ研究が必要です・・・・

  4. ポットさん、おはようございます。

    天真爛漫、キス魔、おっさんには効果抜群ですね、惚れてしまいます。
    ジョアン一筋なんて言わないで、沢山遊んでジョアンにバレて下さい!
    独身なんだから!!

    • ボンさん、おはようございます。
      マキは本当におっさんキラーですね。それは今でも変わってません。
      この後、ジョアンと私に色々な災難が降り注ぎます。
      その中に女性関係はあるのでしょうか?

      やはり独身は自由でいいですよねぇww

  5. 今回もごちそうさまでした(笑

    自室に独りで過ごしながら、電話でもないのに声が出てしまうことなんて
    ポットさんブログを読んでいる時くらいです。

    何が刺さるかって、ポットさんご自身の比喩が最高ですね!!笑

    キングオブ鴨、レジェンドなど数え切れませんが、、
    今回は「私はフィリピンでは独身なのである。」が大受け。

    毎回、本当にありがとうございます笑笑

    • Nさんww

      そうなんですよ。フィリピンでは独身を貫いてます。
      日本では出張の時は、家族がいるんだよと正直に話してますが、
      フィリピンでは独身の方が都合が良いんですよねw

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