【ポットブログ87】フィリピーナとのデートのことはフィリピーナに聞け!!

 

ジルから痛烈な指摘をされ、私は本気で反省をしました。

 

そして、ジョアンともっと話したい、もっと分かり合いたい

という気持ちが強くなり、コミュニケーションを強化する為、

解約してしまったDMM英会話に再度申し込み、英語の勉強を再開しました。

 

DMM英会話の良い所は、フリートークという授業を選べるので、

フィリピン人の講師を選び、フリートークで授業をする際に、

英語ではこう言う、ではタガログ語では?といった感じで話をすると

タガログ語の勉強も一緒に出来る所です。

 

愛のパワーは偉大です。アラフォーのおっさんが、

勉強したい!と思ってしまうのですから。

 

そして、私は実践の勉強も怠っていませんでした。

 

 

【ポットブログ87】フィリピーナとのデートのことはフィリピーナに聞け!!

 

誕生日になればジョアンと結ばれるという目標は、

自分の中で勝手に作り上げた妄想だったとハッキリと認識した。

 

ジョアンとのワンチャンへはまだまだ長い道のりがあると覚悟を決め、

その道のりを一歩一歩進んでいこうと覚悟を決めた。

 

次の一歩はデートだ。

 

自分の中で圧倒的に足りなかったものは二人っきりの時間。

お土産やプレゼントではなく、一緒に行動してジョアンを笑顔にしたい。

もっとこの人と一緒にいたい!と思って貰わなければならない。

 

しかし、私は大学生の頃は当時の彼女とデートしていたが、

社会に出てからというもの、仕事に全振りしていたのと、

その大学生の時の彼女とそのまま結婚した事もあり、

デートという行為自体を全くして来なかった。

 

そんな過去を悔やんでいても仕方ないので、

私はこれからデートの勉強する事にした。

 

勉強相手に選んだのはジルではなく、マキだ。

 

ジルは日本語がペラペラだし、30過ぎなので、

日本語が喋れなくて、ジョアンと年の近いマキの方が適任だと考えた。

 

 

私は早速マキに「暇ならデートしてくれないか?」とLINEを送っておいた。

 

マッサージを受けながらゆっくりしていると

マキ「アテ アカリがスターシティに行きたいって言ってるから一緒に行こうぜ!」

と快くオッケーの返事が返ってきた。

 

16時にロビンソンのスタバの前に集合との事で少し早めに行ってコーヒーを飲んでいた。

待ち合わせ相手がマキなので、16時になんてくるはずもなく、16時半くらいにやっと来た。

 

アカリは日本で働いていた経験もあり、日本語が喋れるので通訳としては助かるが、

今回はデート研修だけでなく、英語とタガログ語の勉強がしたいので、なるべく日本語を使わないようお願いした。

 

スターシティというのは、どうやら遊園地のような場所らしい。

 

フィリピンにそんな所があるんだな・・。

1年以上フィリピンにいるのに、全く知らなかった。

 

タクシーに乗り込み、いざ出発。

どのくらいあるんだろ?と思っていたら意外や意外、マラテから近かった。

 

 

そしてもっと驚いたのはまあまあちゃんとした遊園地だった。

 

そうかそうか、こういうのをデートというんだな。

 

私は徐々に学生時代の感覚を思い出してきた。

 

大学を出てから風俗とキャバクラばかりで遊んでいたので、

異性と遊ぶ時は酒を飲むかカラオケをするくらいで

こういった健全な遊びから遠ざかっていた。

 

 

そして、その遊園地でまあまあ遊んでいると、

アカリが時計を見て何か焦っている。

 

アカリ「ポット!遅刻になるとペナルティだよ!」

ポット「ん?何時にいけばいいの?」

アカリ「同伴してくれれば大丈夫」

ポット「あー。別に問題ない。」

 

アカリは自分がもっと遊びたいので、同伴してくれと言うのである。

マキのおまけで来たクセにまあまあ図々しいが、

今回は私がフィリピン人のデートというものを経験したかったので、

同伴くらいのお礼はしなければならない。ギブアンドテイクである。

 

めいっぱい遊んだ為、ご飯も食べれず、そのまま2人と同伴した。

 

ご飯を食べていなかったので、ボーイにお願いし、得意の大虎で晩御飯を買って来て貰う。

私はクレアを狙っている時にアップステージゴールドの近くにある大虎にめちゃめちゃお世話になった。

あまりに行き過ぎていたので、メニューもほぼ頭に入っていたので、注文も簡単である。

 




 

そのままマキとアカリを指名し、マキは他にも指名があるようで席を外す。

マコも指名してあげようと思ったのだがマコはお休みだった。

 

 

二人っきりになったので、私はおもむろにアカリに真剣な顔で相談した。

 

私は今、好きな人がいて、その人とデートがしたいのだが

どんなデートをすれば喜んで貰えるのか分からない。

 

だから俺にデートコースを色々教えて欲しい。

私の先生になってくれ!とお願いをした。

 

アカリは私がマキを狙っていると思っていたようで、驚いていた。

 

アカリ「クヤ、その話、マキは知っているの?」

ポット「どうだろ?知らないと思う」

アカリ「多分、マキは怒るよ。浮気はダメだよ」

ポット「え?浮気?ってなに?え?」

アカリ「ポットはマキが好きでしょ?」

ポット「別に好きじゃないけど?」

 

私とアカリの間に不穏な空気が流れる。

 

沈黙の中、酒を飲んでいると、マキが席に戻ってきた。

 

アカリがコソコソとマキに耳打ちをしている。

きっとさっきの私がアプローチをしている女性がいるという話だろう。

 

耳打ちが終わると、マキが突っかかって来た。

 

マキ「私の事好きじゃないの?」

ポット「特別だと思ってる。」

マキ「私達毎日電話してるよね?」

ポット「あー。してる。」

マキ「他の人とデートして欲しくない」

ポット「それは出来ない」

マキ「だったらLINEしてこないでよ!」

ポット「別に友達でいいじゃないか!俺はマキを家族だと思ってる!妹だと思ってる!」

マキ「その人は親切な人なの?」

ポット「うん。親切だよ。」

マキ「だったらOK」

 

ふむ。一度も愛してるだの、好きだの言った事はないが、

違う方向に進んでいた。危ない。危ない。

 

現状、ジョアンと同じくらいの年齢で、仲良くしてくれている女性はマキしかいない。

この駒は手放すワケにはいかないので、家族だと思っているという意味の分からない言い訳でピンチを切り抜けた。

 

しかし、この日を境にこの2カ月くらいマキから毎日のように来ていたビデオコールの頻度が極端に下がった。

 

睡眠不足を誘発するコールは結構ウザかったが、

急に来なくなるとポッカリと穴が開いたように寂しくなる。

 

しかし仕方ない。嘘をついても意味がない。

 

なんだかんだ言ってもマキもアカリもデート研修の協力はしてくれるとの事だった。

 

デートスポットを事前に一緒に回ってくれる事は、当時本当に助かった。

 

フィリピン人の趣味嗜好はフィリピン人から学ぶのが一番である。

 

 

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[ポットブログ87あとがき]

 

英語の勉強を再開し、マキとアカリから若者が好むデートスポットを教えて貰えるようになりました。

 

ただ、私がアプローチをしている女性がいると告げた日を境にマキからの迷惑電話の本数が急激に減ると共にアカリからのLINEが極端に増えました。

 

私はアカリからお土産の催促があったり、様々なお願いをされるようになりました。

 

このアカリの心境の変化がこの1カ月後に、お店を巻き込んだ大きな事件に繋がるのでした。

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ポット
クレマニのカモ担当。アラフォー。日本じゃシャッチョさん、マニラじゃカモネギさん。 日本の恩人のススメでマニラで起業を試みるが、仕事より女性を優先してしまうダメ男。 果たしてビジネスは成功するのか?マニラで性交できるのか?

4 コメント

  1. ポットさん、こんばんは!
    フィリピーナに、愛している、好き、気に入っている、この判断は以外に難しいのかな?
    あっさり引き下がるマキもなんか寂しいですね!
    それとアカリは図々しそうですね! まさかアカリが惚れた?

    • ボンさん、コメントありがとうございます。
      マキのこの後にまだ色々あるんで、今後にご期待下さいw
      アカリもまだまだ波乱があります。これも今後にご期待をw

  2. ポットさん、更新お疲れ様です。

    >>>この駒は手放すワケにはいかないので、家族だと思っているという意味の分からない言い訳

    今回は、これにツボりました!!!

    僕も今度、使わせて頂きます🎵

    続編、たのしみにしております(^_-)-☆

    • モーリーさん、コメントありがとうございます。
      家族と思ってるはマジで使えるので、どんどん使って下さい!w
      毎日更新頑張ってるので、今度とも宜しくお願い致します。

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