【ポットブログ88】胸糞注意！悪魔と手を切るために小悪魔と契約する

【ポットブログ88】カレンの苦悩と明確な契約

 

マキとアカリに教えて貰った遊園地は結構楽しかったです。

私は日本ではディズニ—ランドやユニバーサルスタジオは行くのですが、

長島スパーランドや富士急ハイランドは、ほぼ行きませんでした。

 

自分の子供が小さいのもありますが、

私自体が自分がコントール出来る乗り物は良いのですが、

勝手に高速で動くものが好きではないからというのもあったと思います。

 

そんな私でもマニラの遊園地は楽しめました。

あのくらいがデートには丁度いいなと思いました。

 

そして、ジョアンの誕生日前日、カレンから助けて欲しいと連絡が来ました。

お金の件に決まってますが、一応対応する事にするのでした。

 

 

【ポットブログ88】カレンの苦悩と明確な契約

 

カレンはなんだかんだ言って、毎回ワンチャンさせてくれるので非常に都合が良い。

本当は電話一本で家まで来て欲しい所だが、そこまで便利ではなく、

まずは店に行って、後で部屋に来て貰うという流れでお願いしていた。

 

お店で部屋に来て欲しいと交渉すると、毎度の事だが最初は渋るが結局は来てくれる。

 

私はフィリピンに来る度にカレンを部屋に招くようになっており、

カレンもなんだかんだ言って来てくれるので、当初の予定だった専属に近い形になっていた。

 

そんなワンチャン専用マシーンのようなカレンからどうしても店に来て欲しいと依頼があった。こんな事は過去なかったので、きっと相当困っているんだと思い、店に向かった。

 

店についてカレンを指名すると、すぐにカレンが来た。

 

カレンは左目に眼帯をしていた。

 

・・・・ああ・・・こりゃ暴力だな・・・とヨミのポットと呼ばれる私は瞬時に悟った。

カレンからの相談は案の定お金の相談だった。

カレンからの話は以下の通り、

 

最近ボーイフレンドが出来て、一緒に住むようになった。

ボーイフレンドはコリアンで年齢はカレンと同じ年くらいで２０代後半。

 

お金をくれる訳でもないのに、アフターすると殴られ、

同伴の約束をしても家から出させてくれない事があるとの事。

 

ボーイフレンドになる前は優しかったのだが、

一緒に住むようになったら豹変して、召使いの様に扱うという内容だった。

 

私の正直な感想は、

 

なんだよ。。その絵に描いたような悲惨なストーリーは、、、、

よく聞くクソ男の条件を全て満たしているような彼氏だな・・・だった。

 

一応、選んだのも自分だし、それは自分で何とかしないとダメでは？

とスルーしてみたが、カレンは泣き出してしまった。

 

どうやら、一緒に暮らしていた同僚に止められたのを無視して彼氏の家に行った為、戻りたいとお願いしても、もう別の人が住んでいて戻る場所が無いとの事。ただ、このまま一緒に住んでいても、人間として扱われないので辛いとの事。

 

そして、最後にとんでもない事を言われた。

 

カレン「ポットも私のボーイフレンドのうちの１人だから助けて欲しい」

 

・・・・・

 

ん？？？

 

んんん？？？？？？？

 

おい！！いつボーイフレンドになった？！

 

ボーイフレンドの定義とは？と問いただしたかったが、

本当に辛いらしく、めちゃめちゃ泣いている。

 

疑う訳ではないが、眼帯を外して貰い、目を確認したが

バッチリ腫れあがっていて、殴られたのがしっかりと分かった。

 

よくよく見れば身体もアザだらけだ。

これじゃ仕事にも影響するな・・・・と思い、

３か月に及び、都合良くワンチャンさせて頂いているので、

私は一肌脱ぐ事にした。

 

フィリピンの賃貸は日本程厳しくないので、

デポジットで２カ月とか３カ月預けると当日でも貸して貰える。

 

なので、明日にもで部屋を借りに行こうと話し、

今日の所はウチに泊まりにおいで。と優しい対応をした。

 

カレンは眼帯で接客をしたくないからラストまで居て欲しいと懇願してきたが、

あと１時間くらいでジョアンの誕生日である。

 

誕生日パーティは一緒に参加出来なかったが、

せめて電話でおめでとう！を伝えたい。

 

その時にお店で飲んでいるのがバレるのはかなり都合が悪い。

その為、自宅でしっかりと電話したかったので、カレンの涙ながらのお願いも、心を鬼にして断った。

 

そして、自宅に戻り０時ジャストにジョアンに電話を掛ける。

 

ハッピーバースデーを伝えると、顔が見たい！と言われ

ビデオチャットに切り替える。この辺はLINEは非常に便利である。

 

私はジョアンの顔がめちゃめちゃタイプなので顔を見ているだけで幸せになる。

しかし向こうはおっさんが黙って顔見てるだけでは怖くて仕方ないだろう。

上手に喋れないが頑張って知ってる英語を使って話しかけてみる。

 

家族は元気？とかご飯何食べた？などの会話をするが１０分程度でネタ切れだ。

まだジョアンとの長電話は私にはレベルが高い。

 

しかし誕生日おめでとう！はしっかり言えたので良しとする。

 

そして、私はおめでとうを伝えると同時に、

私もお祝いしたいので、マニラに戻ってきたら時間が欲しいと伝えた。

 

ジョアンから快くオッケーを貰い、仕事終わりで食事をする約束を取り付けた。

 

今まで会社のメンバーで食事する事は何度もあったが、

二人っきりで食事した事は一度もない。大きな第一歩である。

 

 

それにしても危なかった。

 

誕生日の電話を軽く見て、カレンと飲んでいたら

ビデオチャットに切り替える時に修羅場を迎える所だった。

 

我ながらナイス判断だった。

 

 

電話が終わり、どこで食事をしようか？と色々なサイトを検索していたら

カレンが部屋に来た。

 

終わったらLINEしてと言っておいたのに、直撃で部屋に来た。

 

どうやら、彼氏からのLINEが怖くて携帯の電源を切っているそうな。

そんな事なら別れればいいのに・・・と思ったが、

カレンは住む場所が無いので、それも出来ないのかな？とも思った。

 

 

ここまでは完全に紳士の対応をしたが、

ここからは下衆の極みおじさんと呼ばれたポットの出番である。

 

部屋を借りてあげるのに、交換条件なしという訳にはいかない。

 

私が提示した条件は下記の３点

 

・　私がフィリピンにいる間は週に２回は部屋に来る事

・　これからは部屋に来てもお金は渡さない事

・　更にお店には今後飲みに行かない事

 

ただワンチャンしたいだけの悪魔の契約であるが、

カレンの現状を考えると絶対に断って来ないという確信があり、この条件を提示した。

 

そして、案の定カレンはこの条件を飲んだ。

 

これにより定額で確実なワンチャンが可能になる契約が成立した。

 

そして翌日カレンが探してきた部屋は１カ月６０００ペソ程度の安い部屋だった。

今まで飲んでいた金額や都度払ってきた金額を考えると異常に安い金額だった。

 

コリアンの彼氏の暴挙のおかげで、このスタイル抜群の美女を

お得な条件で契約する事が可能になった。

 

棚から牡丹餅というのはこの事だろう。

 

 

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[ポットブログ88あとがき]

 

私は女性に暴力を振るった事がないので、

彼女の顔を殴るという行為が信じられません。

 

しかも、水商売の子からしたら顔は一番の商売道具です。

 

そんな商売道具を傷つけて慰謝料も渡さず、

同伴もアフターもダメと言われたら完全に営業妨害です。

 

もちろん、そんな彼氏を選んだカレンが悪いので、

自業自得なんでしょうが、何だかほっておけませんでした。

 

このおかげで私にとって完全有利な契約を

向こうから進んで結んでくれる状況が出来上がりました。

 

弱味に漬け込む最悪な行為ではありますが、

カレンは本当に助かったと喜んでいたので、

きっと本当に困っていたんだと思います。

 

さて、次回ついにジョアンと二人っきりで初デートをします。

フィリピンも通算１年を超え、私もベテランとまではいきませんが、

中級者くらいになってきました。

 

ドキドキの初デート！

 

トラブルはあるのか？ないのか？どっちなんだい！？