マニラKTV 夜遊び「メラキ MERAKI」

【ポットブログ107】マキの誕生日と師匠との再会

アカリとの単発契約を反省した私は、仕事に全力投球しました。

海外事業は仕事2割、遊び8割くらいのバランスを保ってきましたが、

裏稼業の過酷スケジュールの為、仕事9割以上、遊び1割未満程度になっていました。

そんな時にマキから誕生日パーティのお誘いと、

師匠から新店舗立ち上げの報告がありました。

優先順位はもちろん師匠。

久しぶりの再会は私のテンションを爆上げさせるものとなりました。

 

【ポットブログ107】マキの誕生日と師匠との再会

全く店に顔を出していない事もあり、マキからLINEがめっちゃ来た。

KTVで働き始めて初めてのイベントだ。

日本のキャバクラみたいなシャンパンタワーはする事はないが、

それでも本人からしたら一世一代の大イベントなんだろう。

 

日程の都合が合わないから別でお祝いするね。

何か欲しいものをプレゼントするよ。

 

とありきたりな返事をして、どうせ混み合う事が予想されるイベント当日の来店は回避した。

師匠はマカティに新しい飲食店をオープンさせるようで、そのレセプションに顔を出して欲しいとの事だった。

師匠には色々教わっているし、現在都合の良い女ナンバーワンのカレンは

もともとは師匠が指名していた女性である。正直、足を向けて寝れない存在だ。

私はもちろんOKし、ジルに花を送るように指示しておいた。

 

師匠の飲食店は日本でも有名なチェーン店で、関東を中心に全国的に展開している。

そのお店のマカティ店との事で、味は保証付きだった。

私はアジア圏では、どこに行ってもその地のものは食べず、基本和食だった。

食べてもイタリアンかファーストフードくらいで、タイ料理もベトナム料理も、もちろんフィリピン料理も食べなかった。

それだけに日本のチェーン店はありがたい。

 

レセプション招待という事で、食事の料金も取られなかったので、

私は従業員全員に100ペソづつチップを渡して店を出た。

 

 

味は・・・。

普通だった。。。。

 

さて、久しぶりの師匠という事で、もっと長く一緒に居たかったが、師匠は師匠の本業があるし、私は私で裏稼業で大忙しなので、一旦分かれて夜に再集合しよう!という事になった。

師匠はドライバー付の自家用車があるので、飲みに行く時は非常に助かる。

どれだけ飲んでも家に送って貰える安心感はこの国では非常に重要である。

 

私は会社に少し寄ってジョアンに少しだけ顔見せしてすぐに会社を後にした。

もう既に私とジョアンとの関係は会社のスタッフ全員に知れ渡っていて、ジル以外の会社のスタッフもみんな歓迎してくれていた。嬉しい限りである。

その後、裏稼業をこなしていると、師匠から連絡があり

クライアントとの食事が断れないので、別で食べておいて欲しいとの事。

 

更に、集合時間を2時間ほどリスケして欲しいとの事だった。

私は当然のごとくOKし、一人で食事をした。

 

それでもまだ1時間程時間があったので、カジノで時間を潰す事にした。

ここで過去体験した事ない事態に見舞われた。

私は普段のカジノではバカラをする事が多い。

バカラをしない時はブラックジャックである。

スロットやルーレットはほぼほぼしない。

 

そんな私が何の気なしスロットに座ってみた。

ペソを入れてポチポチしてたその時!

店内全体に鳴り響く轟音

 

GOOOOOOOO ON

 

 

なに?なに?なに??? と動揺する私。

なんと!な、なんと!!

ジャックポットである。

ポットがジャックポット。(いや、マジで面白くないっすね。すみません。)

 

私は人生で初めてジャックポットをひいたようである。

恥ずかしいくらいの大きな音のファンファーレが鳴り焦るポット。

あまり意味が分かっていなかったが

どうやら上から2番目のジャックポットらしい。

1番上のヤツは都市伝説レベルで出ないと言われているやつ。

(億いくんかな?よく分かりません。)

 

2番目もほぼほぼ出ないと言われているらしい。

やべえのを引いてしまった。

 

とっとと換金しようとすると、

クレジットが多過ぎるのか、カジノのスタッフが機械を開けて

この紙を持っていけと言い、その紙を持って換金所へ。

なんとなんとミリオン(100)超えのペソを手にしてしまった。。。

当時のレートで日本円にすると約250万以上である。

 

日本と違って1万円札がないので、1000ペソで1000枚以上。

一応機械でシャララララーっとしてくれて、何度も確認してくれているが

正直どうでもいい。こんなに勝つと思ってないので鞄も持っていない。

 

どう見てもポケットに入る量でもない。

そのまま現金を持って歩くのが嫌だとスタッフに告げると

無地の紙袋をくれたので、現金をそのままぶち込んだ。

 

1000ペソ札に紛れて黄色の500ペソ札が何枚か入っていたので、

ははーん。そいういう事か!とヨミのポットが発動し、換金スタッフと、案内してくれたスタッフに1000ペソ札以外はチップであげた。

 

会社経営をしているので、一般の人よりは大きなお金を動かしている私であるが

この国で大量の現金を紙袋に持って歩くのは流石にビビる・・・

 




 

一旦部屋に置いて、師匠と飲みに行くかぁと思った矢先、

師匠からマラテに着いたよぉ~と呑気なLINEが入る。

全く人の気もしらないで・・・とブツブツ言いつつ、

師匠に電話すると、もうコンドミニアムの前だと言う事で急いで自宅に戻った。

 

一旦家に置きたかったのだが、あまり待たせるのも悪いので

師匠に正直にカジノで爆勝ちした事を伝え紙袋の中身を見せたら

師匠のテンションも爆上がりし、

 

師匠「今日はポットさんの奢りだね!!!」

 

という事で、いつも出して貰っているので、

当然のごとく

 

ポット「当たり前じゃないっすか!!!!!!!」

 

と大声で答えた。

師匠が常連のお店を回り、普通に飲んでいたのだが・・・

3軒目で事件は起きた。

いつもよりハイペースで飲む2人。

私はお酒の強さには相当な自信を持っているのだが、

そんな私がクラクラするような量の酒を体内に押し込んでいる状態。

師匠も私と同等、いやそれ以上のアルコールを摂取していた事だろう。

(【閲覧注意】以下、お下品な表現が含まれています。お下品な話が苦手な方は閲覧を止めてください。「いやいや、ポットさん。ここにはお下品が大好きな読者しかいませんよ!」と言う方のみどうぞ。)

 

 

師匠は酔うと脱ぎたがる。

ぶよぶよの私と違って、身長も高く良い身体をしている。

それだけに結構見せたがりである。

 

マフィアと三人で飲んでいる時などに全裸になった事もあるので、

私は師匠のジュニアも既に見ている。

そんな私でも今回ばかりは度肝を抜かれた。

師匠は飲みまくって飲みまくって・・・

ベロベロのでろんでろんになり・・・

KTVで脱糞してしまった・・・。

 

 

飲んで歌って、飲んで歌って、飲んで歌って

超絶なハイテンションだった師匠が急に静かになった。

トイレに行く!と言って席を立ったが、全然戻って来ない。

そしてほのかに香る異臭・・・

 

私は冗談でおしっこ漏らしたんじゃない?と女性陣と話していたが、

10分いや20分くらい経った後、トイレから戻ってきた師匠のズボンは

完全にズブ濡れで洗濯した後のようだった。

そして顔は酔って赤くなっていたハズなのに青ざめていた・・・

 

師匠「ポットさん・・・やってもうた」

ポット「ま・・・まさか・・・・」

師匠「ああ・・・。うんこ漏らした・・・」

 

なんという・・・

本来ならば、弟子として心配しないといけないのだが

私は大爆笑してしまった。

裏稼業で神経がすり減っていた事もあったのだろう。

緊張と緩和ではないが、尊敬している人の大失態。

今年一番笑ったのではないか?というくらいの大爆笑をしてしまった。

師匠はあまりの出来事に、「また連絡する・・・」

といって店を後にした。

 

 

トイレを確認したスタッフが私の所へ来て、

めちゃくちゃだよ!!!と困っている。

私はスタッフにそっとチップを渡し、

会計をした。

 

結構な料金だったが、今日の私は無敵状態なくらいペソを持っていたので全く問題ない。

思い出すとまだ笑いが込み上げてくる。

大の大人が人前で脱糞するとは・・・

いや。明日は我が身。

私は気を引き締めるのだった。

 

・・・・

・・・・・・

いやいやいや!まだ物語は終わらない。

師匠の残り香は思ったより厳しく、

師匠が座ってたソファーは汚れまくっている。

このまま帰ったら、ただのクレイジーな日本人客になってしまう。

私は店を出る直前のエントランスで、カジノで貰った紙袋をぶちまけた。

 

もともとポケットには3万ペソくらいしか入ってなかった。

そしてその日は既にその3倍、いや5倍くらい飲んでいる。

もともと得してるじゃないか。

私はそんな気持ちで、レインメーカー オカダを上回る、

ペソをばら撒いたのだった。

 

他の席に座っていたババエも獲物を狙う狩人の目に変身し、

悲鳴なのか歓喜なのか判別付かない声が飛び交う。

私は「俺たち死んでも狂乱麗舞よ!!!!!」と謎のシャウトをし店を後にした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[ポットブログ107あとがき]

いやぁ~。ガチで笑いました。笑い死ぬかと思いました。

師匠はマジでハンパなかったです。

いつも店の外まで送り出しをしてくれる女の子も

拾うのに必死で誰も送り出ししてくれませんでした笑

それにしてもプロスペクト理論では、例え同じ金額であっても

得る喜びよりも、失う悲しみの方が大きいそうですが

私もカジノで勝った喜びよりも、なんであんな事をしてしまったんや・・・

という反省の念の方が大きかったです。

仕事が忙し過ぎて脳がパンクしていたのと、

酒を飲み過ぎて思考能力がイカれていたのと、

どうせカジノで貰った金で自分で稼いだ金ではないという事と、

一番は師匠に爆笑し過ぎて、テンションが上がりまくってた事が原因ですね。

ただ・・・・

私より師匠の方が辛かったと思います。

人前で・・・  まさかの・・・

マニラは本当に想定外の事が起こる。笑笑

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ポット
クレマニのカモ担当。アラフォー。日本じゃシャッチョさん、マニラじゃカモネギさん。 日本の恩人のススメでマニラで起業を試みるが、仕事より女性を優先してしまうダメ男。 果たしてビジネスは成功するのか?マニラで性交できるのか?

4 コメント

  1. 久しぶりにコメントします。

    お下品な表現の時はだいたいエロい話しだったのに、まさかの本当に下品で驚きと共に斬新さを感じましたwww

    更新頑張って下さい

    • コメントありがとうございます。

      そうなんです。通常はワンチャンシーンの冒頭で使用してますが
      今回に限っては別の切り口で使用しましたwwww

      更新頑張ります!あざます!

  2. 実は私もフィリピンパブで似たような粗相を・・・
    相方に爆笑されてしまうと逃げるしかないですね😭

    うんこの話で忘れそうだったのですが・・
    日本円で200万以上をばら撒くって・・・
    ちょっと言葉出ないです💦💦

    まさに破天荒ですね❗️😄😄

    • こっしーさん、コメントありがとうございます。
      こっしーさんも経験者でしたか。。。

      ブログ的には微妙なネタでしたが、
      ちょっと伝説の夜だったので書いてしまいました。
      身バレが怖いので以後注意しますwww

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