[オノケン目線]

名古屋の街を練り歩くレンジさんと私。
その日、日本全域が大寒波に襲われ、夕方頃はすでに凍える寒さであった。
にも関わらず、街にはミニスカートなどで足を放り出しているような女性もいた。
一人だけではあったが、若いへそ出し女性さえいた。
私なら、このくそ寒い中、足や腹を空気に触れさせるのさえ嫌だ。
改めて、おしゃれは我慢なのだなと感じた。
少なくとも、彼女らの生足は私の心は温めてくれた。
私「しっかし寒いですね」
レンジ「なんで俺らが名古屋に旅行にくる日がこんな大寒波なんだろうね」
私「日ごろの行いでしょう。こればかりは私はレンジさんに罪をなすりつけることはしません。私も大概な日頃の行いなので。愛する筋肉をいつも痛めつけ、苦しめ、そしt...」
レンジ「その話長いよね」
私「そうですね。短く見積もっても大学の1コマくらいでしょうか?つまり90分です。ホワイトボードだしてください」
レンジ「じゃあ止めて。余計に腹が減る」
とごちゃごちゃと話すうちにたまたま見つけた、食べ放題メインの大衆焼き肉店に。
味は...マラテの韓国焼肉店のマクチャンといい勝負といったところか。まぁ、そんなにおいしいものではなかった。
マクチャンはマラテで食べるからおいしく感じるのだ。
レンジ「...あっ」
私「なんすか?」
レンジ「今ポットさんからメッセージきたんだけど...5時半からメンズエステ?で脱毛してからくるんだって」
私「時間もろかぶりじゃないですか」
レンジ「うん...まぁ仕方がないか。次の焼肉屋は俺らだけで行こう」
私「はい...それにしても僕らに会う直前にメンズエステで脱毛って...えっ、僕ら、今日ポットさんに抱かれる予定とかってありましたっけ?」
レンジ「いや、それは聞いてないな。でもなんで直前で脱毛なんだろうな」
私「どこを脱毛しているかでだいぶ意味合い変わってきません?なんでしたっけ?VIO?とかなら完全に抱かれますよ」
レンジ「ケンさん、出番です」
私「いや、その霜降りワンパック腹はこの日のために培ってきたんでしょ?今こそ出荷の時だ。いけ、豚。なんならお前も今からVIO脱毛行って来い」
レンジ「まぁまぁ、冗談はさておき、今日の俺の目標聞いてもらっていい?」
私「Uターンレベルの話の方向転換ですが、なんですか?」
レンジ「この旅において、留置所で目覚めないこと。要は罪を犯さないこと」
私「犯罪を起こしそうになったら、私は逃げます。メタルキングよりも逃げ足速く。なんならメタルキングが“えっ、ちょっと待って。逃げるのは俺の役目だから”とかで私が逃げるのを回り込んでくるレベルで逃げます」
レンジ「そこはいつものように介抱頼みます」
私「フィリピンなら命の危険あるんで、保護者役はしますけど、日本なんでその辺に転がってても大丈夫でしょう。あと、この辺の土地勘ないんでね。すぐに警察呼びます」
などと、くだらない話をしていたら、5時が来たため、1軒目の焼肉屋を出た。
そして次に向かうはレンジさんが予約した焼肉屋。
その焼肉屋は、すでに外観から高そうオーラが。
個室も落ち着いたムードで、少なくとも私はほとんど行った経験が無いようなものだ。
メニューを開くと、これまたびっくり。
カルビひとつとっても、普通のカルビで1人前1500円もする。次にいいのは、2200円もする。
たけぇ、1人前1000円切る肉がない...
注文はレンジさんに適当にしてもらったが、出てくる肉出てくる肉がすべておいしすぎた。
2軒目なのを差し引いてもおいしすぎた。
噛んでも噛んでも肉の味がする。
肉のすべてを小学生に教えてあげたいほどに数十回と咀嚼した。
それこそ味に集中するために、咀嚼中はレンジさんの話を完全にシャットアウト、フル無視して食べた。
焼肉を食べ終えた私は、幸せな気持ちに包まれていた。
ホテルに帰って、ゆっくり風呂に入って、だらだらネットやyoutubeを観ながら、睡魔に襲われたら寝る...そんなことがあの時出来ていたのなら、地獄を見なくて済んだのに。
さて、ポットさんと合流しに行くか...
※次回はポットさんのターン!明日も更新するから見てね!!
ポットさんの名誉にかけて補足します。
メンズエステはメンエスではなく普通のエステだと思います。これから挨拶するのに直前にポコチンをシバいてもらうようなことはしないと思います。ドM毛抜き変態プレイとかではなく、”普通”の脱毛でしょう。
そうそう普通の脱毛w
なぜ焼き肉のはしごなんですかね😅
そうとうな肉好きですよね🎉
ポットさんのエステでの脱毛はいわゆるエチケットっていうヤツですかね?何のためのエチケット?
次の話が楽しみですね🤣
自分は美に目覚めました!!!モテ男を目指してます!!!