[オノケンブログ前回のあらすじ]
フィリピンマニラで性病に感染してしまった人の話です。
きちんとした防御をしないと危険ですので、ちゃんと自分の身は自分で守るようにしてください。もちろん防具は日本製のものを持っていくことを強くお勧めします。
フィリピンで性病に感染!?最強のパワースポット・フィリピンに到着
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[夜遊び開始前の運試しカジノで悲惨な目に合う。本日最初のKTVは…]
マラテに到着し、直行した場所“カジノフィリピーノ”
今回のホテルはリビィエラマンションホテルに滞在するため、部屋のカーテンを開けばそこはカジノである。
時刻はまだ6時である。
夜遊びをスタートするには早すぎる時間だ。
今回の旅を占いにでも行くかのごとく、カジノで早速の運試しである。
しかし...
瞬殺された。
まったく良いところがなかった。
日本の4パチで2万円を甘デジに突っ込むも、当たりはおろか熱い演出さえもなかったようなあり得ない感...
先行きが不安な今回のフィリピン旅行である。
日本ではギャンブル関係にはそこまでのめりこんではいない私(するとしても1パチのみという小者ギャンブラー)であるが、フィリピンにくるとどうしてもカジノに行きたくなってしまうのはなぜだろう。
ホテルに戻り、それなりに入っていたはずの財布の中身を確認しながら
“あのお金があれば最高級KTVの526でもそれなりに遊ぶことができたのにな...”
と押し寄せる後悔と自責の念…
そうこうしているとそろそろ夜遊びに向けて準備を始めてもいい時間である。
日本から長時間移動してきて汗をかき、カジノでは冷や汗もかかされた。
まずは身を清める作業である。
そう、シャワーを浴びながら素っ裸で手のしわとしわを合わせて今夜、そしてこの旅の成功を祈るのである。
今夜の行先のうち2つは決まっている。
それはシンシアとケイコである。
シンシアではティーが働いている。彼女に対する思いは冷めてはいるものの、恋人の関係を破棄したわけでもないため、一応は会いに行こうかと思っていた。
そして、シンシアでしっかり飲んで、気分を高めたところでケイコに突入するのである。
今回の旅の本命はビーバーである。
酔った勢いで何か行動を起こすと失敗する可能性は高くなることは間違いないが、今晩はビーバーに対して何かしらのアクションを起こす予定である。
シンシアに向けてホテルをでた。
街は夕方までとは表情を一変し、ギラギラと輝きを増している。
夜遊びに興じようとする様々な国のスケベな顔した男たち、そして各所で繰り広げられるKTVへの勧誘合戦。
今日もこの町は相変わらず下品な町である。
もちろん私もそんな下品さが大好きなスケベ顔した男の一人であるわけだが。
夜のマラテの町を歩けば歩くほどにやる気がみなぎってくる。
まるで“いのちのゆびわの改造バージョン”を装備しているかのごとく、一歩歩くたびに体力だけではなくやる気も満ち満ちてくる。
ガイドもどんどん声をかけてくるが、いつもに増して勧誘が激しい。
おそらく今私が一人で歩いているからであろう。
マラテの町を夜ひとりでスケベな顔を引っ提げて歩いていたら、それはもうKTVなどの夜遊びに興じようとしていると判断されても仕方がない。
以前行ったvogue(ヴォーグ)は特に勧誘が激しかったが、おそらく前回の指名子はまだ働いていることだろう。先はないなとその場で判断した子なので、“後でねー”と適当に呼び込みをあしらった。
さらに進むと、何やら見たことのあるガイドがいた。
しばらく考えた後に思い出したのだが、私が前回の旅で携帯をオカマに盗られた帰り、ホテル前で愚痴を聞いてくれたガイドであった。
やたらと“みるみるだけね”と言ってくるので、私はそのおじさんを“みるみるだけおじさん(以下みるおじ)”と呼んでいる。
みるおじ「あー、クヤ久しぶりね」
私「あー、久しぶり。元気?」
みるおじ「ゲンキゲンキ。クヤドコイク?」
私「良いKTV探してうろうろしているよ」
みるおじ「私、テイクアウト、ソクソクできる店知ってる。そこ行く?みるみるだけね」
私「今ソクソクしない。KTV行きたい」
みるおじ「じゃあ新しい店知ってる。みるみるだけね」
私「新しい店?なんて名前の店」
みるおじ「祇園」
私「いや、そんな新しくないやん。4か月前にニューオープンした店でしょ」
みるおじ「でもかわいい子いっぱいね。みるみるだけ」
私「わかった。みるみるだけね」
4か月前にニューオープンした際に店内を見た時は、とてもかわいいといえるような女の子は見当たらなかった。
そんなに期待はしていないし、どちらかといえば面倒なのであまり見に行きたくもないが、前回私の愚痴を“それなりに”聞いてくれた義理があるため、見るだけでも行こうと決めた。
そして祇園に到着した。
ぱっと見た感じで一番手前の子の雰囲気がかわいく、スレもないだろうなと感じた。そのため、当初予定はしていなかったが、入店することを決めた。
入店を決めるとみるおじはうれしそうにしていた。これで完全に義理は果たせたであろう。
グッバイフォーエバーみるおじ。