[オノケンブログ前回のあらすじ]
観光でマラテに来る男性の99%はKTVなどの夜遊びを目的に来る人ばかりでしょう。色んな夜遊びを楽しむことのできるマラテですが、個人的に一番お勧めしたい夜遊びはこれです!!エロまっしぐらの人には物足りないでしょうが…
夜のマラテでの最もおすすめしたい観光方法。そこで衝撃発言を聞く
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[バクラランでフィリピーナとデート。思いもかけない人物の同伴]
9時過ぎに目が覚めた。
ただ、眠気はかなりあった。十分に二度寝もできる時間はあるが、最終日のためもったいないので起床した。
フィリピンではあまり良い朝食を周辺では食べることはできない。
コンビニでフニャフニャソーセージや中華まん(のようなもの)を購入することもできるが、空腹時でもはっきりとおいしくないと感じるほどの味わいなので、朝食はプロテインのみで済ませた。
プロテインを飲み干すと、導かれるようにカジノへ。
序盤は少額だが勝っていたが、遊び足りず、だらだらと遊んでしまったために、結局4000ペソほど負けを喫してしまった。
ホテルで枕を抱きしめて少し落ち込んだ後、ロビンソンモールに向かった。
昼食にはまだ早いが、朝食がプロテインのみだったため、この旅ではまだ食べていないいつものステーキ店に行くことにした。
しかし、いつも注文するTボーンステーキは品切れだそうで、店員からおすすめされた“テリヤキ”を注文した。
このテリヤキ、99ペソというとんでもない安い肉(スープとライス付き)だが、カットされて提供されるため、食べやすく、何よりけっこうおいしかった。
Tボーンの味にもだいぶ飽きがきていたところなので、次回からこれを注文するのもありだなと感じた。
13時頃にチャンからのメッセージが入り、今から準備を始めるとのことであった。
私も少しやっておかなければならない仕事があったため、部屋で作業をしていた。
そして、その1時間後にチャンから連絡があったのだが
“今から出発するけど、いとこもついていきたいって言っているんだけど一緒で大丈夫?”
こんなタイミングで聞かれたら、承諾せざるをえない。
私は日本ではあまり人見知りをしない人間である。
むしろ親しい友人の知人には積極的に会いたいと思うほどに、社交性はあるほうである。
しかし、フィリピンでは別で、なるべく新たな知り合いは作りたくはないし、会いたくもない(もちろんKTVで出会う女性は話は別)。
なぜなら英語では、私のトーク力の20%の力も発揮できないからである。
“明るく元気に大きな声”がデフォルトの私は、英語を話す時の自分の会話スピードやメリハリのなさにジレンマを感じることがしばしばある。
例えば“面白い話”というものは、内容ももちろん大事である。
しかし、話し手の声のトーン、抑揚のつけ方、表情、身振り手振りでその話がおもしろいか、そうでないかはかなり変わってくる。
所謂面白い話をするときは勢いも大事ということである。
私は日本では、そういった勢いだけはアホのようにある人間である。
私の最大の長所の一つである。
しかし、英語のようにペラペラと話せない場合、私の最大の長所は無と化すのである。
社交的なのに社交的に見られない、本当の私の姿を披露できないことが私は嫌なのである。
ただ、承諾してしまったものは仕方がない。
なるべく笑顔で、明るいトーンで話すことを心がけるとしよう。
それからチャンとそのいとこがマラテに到着した連絡が届いたのはそれから2時間後だった。
前回と同じようにロビンソンで待ち合わせをした。
ロビンソンの入り口を入るとチャンのことはすぐに見つけることはできた。
チャンは私のことを見つけると駆け寄り、ギュッとハグをしてきた。
ハグの強さから久しぶりに私に会えたことを喜んでいることが伝わってくる。
私も(フィリピンの妹と)また会うことができてうれしく思う。
いとことも挨拶をしたが、このいとこちゃんの人見知りがすごかった。
私がアイスブレーキングをいくつか試みたが、反応が非常に薄く、最終的にブレークしたのはアイスではなく私の心の方だった。
チャンは“ケンがポギだから緊張しているんだよ”とフォローを入れてくれていたが、日本では人見知りをする人間の心の扉をこじ開けることには自信があったのである。
しかしやはりそこは英語である。
気の利いたジョークの一つも言うことができない。
これでは精神的に引きこもってしまった人間と関係を築くことは難しい。
蛇足であるが、私は引きこもってしまっている乳頭は好きだ。そしてそれをこんにちはの状態に持っていくことが得意である。
小学生のようなジョークはともかく、チャンとの相談の結果、バクラランに買い物に行くことにした。
Grabを使い、タクシーに揺られること20分、バクラランに到着した。
最初の10分ほどは私、チャン、いとこと3人で行動していたが、いつも間にかいとこはどこかへ行ってしまった。
チャンによると、“2人の邪魔しちゃ悪いから一人で買い物行ってくる”とのことである。
ふむ、なかなかに配慮ができるいとこである。
こうなったらなんとしても解散するまでの時間で、自分の殻に引きこもってしまっている彼女を引っ張り出してやる。
大丈夫、私は得意なのだ。女性のにゅうとu...以下省略。