[オノケンブログ前回のあらすじ]
待ちに待ったフィリピーナ彼女からの連絡。
日本に向けて出発するまで残された時間はあとわずか!!短い時間を使ってホテルに連れ込むことは可能なのか?
遂に来たフィリピーナ彼女からの連絡!ホテルへ連れ込むことは可能か?
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[3人の美人フィリピーナとのアフター後、マニラ空港まで同伴!?]
今回のアフターでは多くの時間を費やすことができないため、食事だけということになった。
また、私がシニガンスープなどのフィリピンローカルフードを食べたかったため、チャンにリクエストした。
連れてきてもらったのは、私たちが好きな中華料理店の同じビルの2階にあるレストランである。
[手前が私たちがよく行く美味しい中華料理屋。左端に少しだけ見えるのが今回行った店]
色んなフィリピンフードがあるが、ここの店はおいしいフィリピンフードを提供してくれるそうである。
料理を注文し、私たち4人は会話を楽しんでいた。
行先はやはり恋バナ、ジェーンの恋人についての話になった。
聞くところによると、ジェーンの韓国人の恋人との出会いはKTVではなく、食事をしているところ
に声をかけてきたそうである。
いわゆるナンパというやつだ。
韓国人恋人「君は非常に魅力的だから話がしたくて勇気を出して声をかけてみた」
というのが彼の第一声だったようだ。
彼はKTVに行くことが嫌いだそうである。
私は
“へぇそうなの、うんうん良い彼氏だねぇ”
と適当に相槌を打っていたものの、心の中では
“いやそんなわけあるかーい かーい かーい”
と絶妙なエコーと共に叫んでいた。
その恋人はほぼ100%パルパロで、KTVに行くことが嫌いというのもまず嘘だろうと感じていた。
そもそもマラテにいるバケーション外国人でKTVが嫌いなんていう人なんているのだろうか?
いきなりステーキで肉嫌いの客がいるかどうかの希少さではないだろうか?
確かにジェーンは魅力的であることは間違いないため、声をかけたくなるのもわかる。
しかし、まず仕事終わりに食事をしているところを声をかけられたという点が怪しい。
時刻は3時を過ぎているにも関わらず、そんな時間までいったい何をして起きていたのだろう?
カジノという点も考えられなくはないが、可能性としてはやはりKTV通いに興じていた可能性の方が断然高いであろう。
そして次に、食事をしているところに声をかけてくるところがパルパロっぽすぎて笑えすぎて腹が痛い。
“魅力的な人がいたから声をかける”
言葉以上にそんな簡単な行為ではない。おそらくフィリピンでの遊びに慣れた人物であることは間違いないだろう。
仮にこれが初めての魅力的な人へのナンパだとしても、そういった行動ができる人は何度でもナンパをする。何度でも。
そして、私の予想はやはり当たっていた。
1か月後にフィリピンに訪れた際に、ジェーンに彼氏とはうまくいっているかを聞いてみると、既に連絡が取れなくなっていた。向こうから急に連絡が来なくなったようである。
おそらくその韓国人はジェーンとは目的を果たし、またどこかで他のフィリピーナにジェーンと同じように声をかけていることだろう。
さて、料理が運ばれてくるのが遅く、目の前にすべての料理が並ぶ頃には4時が来ていた。
ホテルに戻り、チェックアウトをする時間等を考えると、もう20分程度しかここにはいることができない。
私はフィリピンでの最後の晩餐を少し急ぎで済ませた。
そして店を出る時間が来た。
他のフィリピーナたちはまだまだ食事中だったため、食事代だけ先に支払って店をでることにしたのだが、チャンは見送りをしてくれるようで、店の外まで一緒に出た。
チャンは私との別れを寂しく思っているようで、別れ際には涙を流していた。
そんな純粋に別れを惜しんでくれるチャンに30過ぎのおっさん、もらい泣き。
昨日会ったばかりの30過ぎのおっさんとの別れを寂しがってくれることが単純にうれしかったのである。
チャン「さみしい。もうちょっと一緒にいたい。空港まで行ってもいい?」
私「え?空港まで?いやぁ、友達に聞いてみる」
レンジさんに聞いてみると、“そんなことなかなかない、自分もチャンに会ってみたい”と快諾してくれたので、チャンと共にホテルに向かう。
ホテルの前まで到着するも、今日も昨日と同じ守衛。
同じ守衛でなくとも、昨日あれだけ騒いだのだ。きっとフロントの人など誰かしら私たちのことを覚えているだろうから、チャンのことをホテル前に残し、私だけ部屋に戻る。
レンジさんはすでに準備万端のようで、私も荷物の準備は9割以上済んでいるため、部屋の最終チェックを行い、フロントに降りる。
当然と言えば当然なのだろうが、この時間帯だとエレベーターが本当にストレスフリーである。
一日通してこの感じだと私のJMMに対する評価も高いものになるのだが。
さて、チェックアウトを済ませ、Grabにてタクシーを呼ぶ。
こんな時間でもタクシーはすぐに見つかる。
レンジさんは助手席に、私とチャンは後部座席に座った。
レンジさんは当然、私とチャンの関係を知っている。
こういう時のレンジさんのアシスト力はすさまじい。
昔はザッケローニもそのアシスト力を狙っていたと自ら豪語するほどのことはある。
よくそんなに息を吐くようにペラペラと私を褒める言葉が出てくるものである。
日本でも同様だと思うが、1対1で口説き文句を並べるよりも、よっぽどその友人からのアシストがあったほうが事がより早く運ぶ。
実際にチャンもレンジさんのアシストを興味深そうに聞いていた。
おそらく効果は絶大であることだろう。
さて、時間帯が圧倒的に早いというものあるだろうが、空港へは15分ほどで到着した。
チャンと最後の別れをし、日本に向かう。