[オノケンブログ前回のあらすじ]
フィリピンでの人生初カジノに行ってきました。行くのはいいですが、実際はけっこう細かいルールなんかもあるため、思うようにはいかないものですね。服装などのルールもあるため参考にしていただけたらと思います。
マニラのカジノで目指すは大勝利!今晩の飲み代を稼ぐことはできるか?
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
[カジノでのルールを破ったことで起きた赤っ恥事案。マニラに聖帝現る]
フィリピンでの初カジノにて、瞬獄殺を受けた私。
レンジさんは競馬のゲームでまったり遊んでいるようだったため、私はカジノ内をゆっくりと見て回っていた。
マシンスロットの周辺は、フィリピン人が多いといった印象。
ポーカーやブラックジャックなどができるところには、アジア系(多くは韓国人)の人が多いように感じられた。
私は周辺を巡りながら、記念にとバシャバシャと写真を撮りまくっていたのだが、途中でスタッフに声をかけられた。
何を言っていたか全部を聞き取れたわけではないのだが、どうやらカジノ内は撮影が禁止されており、撮ったものは全部消せとのことであった。
それまでに撮った写真を消すのはいいのだが、スタッフによる全部消し終わったかどうかのフォルダー内チェックは赤面ものだった。
私は毎日ではないにしても、朝起きたら記録用に自分の体の様子をしばしば撮影する。
体の変化をきちんと記録しておくことは、コンテストなどに参加する人にとっては非常に重要なことだからである。
そのため、でるわでるわ私の裸体写真(安心してください。はいてますよ)
“なんじゃこいつは”という目でスタッフに見られ、30を超えて受ける一番の圧倒的恥辱。
英語でうまく弁明などできない。そもそも日本語でも、この怒涛の裸体写真の雨あられを短時間で弁明することなど不可能だ。
逃げたい、帰りたい、叫びたい。
うつむいたままでスタッフの写真チェックが終わるのを待つ。
ようやくチェックが終わり、スマホを私に返すときのスタッフの表情は半笑いであった。
タンクトップの時も然り、初めての場所に赴く際は、きちんとルールを知り、そしてそれを遵守していないとしばしば思いもよらず恥をかくことになることを身を持って学んだ。
小走りでレンジさんのところに戻ると、ちょうどレンジさんも次の一レースを外すと資金(レンジさんは1000ペソ)が尽きるといった様子であった。
私「そろそろ終わりそうですね」
レンジ「お!ケンさんは勝った?俺はもうだめだね!そもそもやっぱり俺にはギャンブルは向いていないみたいだね」
私「僕はえらく短時間で終わっちゃいました。2000ペソあれば高級店でVIPでも入らない限り1セットは飲めましたね。それをものの10分ほどで溶かすなんてギャンブルは恐いですね」
レンジ「まぁねぇ。まぁたまに勝つから楽しいんだろうね」
私「そうですね。さっき大いに恥をかいてきたので、当分の間はこのカジノへは来ることはないでしょう」
レンジ「なにがあったの?」
先ほどの出来事の一部始終を説明した。
私「・・・とまぁ、クラブで自分の額にフォークぶっ刺したにもかかわらず、出血したまま寝ているような人に比べたら、すかしっぺにも及ばないような出来事ですが、なかなかの恥でした」
レンジ「なるほどなぁ。そりゃあ確かにまだまだ俺の足元にも及ばないな。早くケンさんには俺に追いついてほしいものだよ。同じ景色を見ようぜ」
私「先輩ですし、お世話になっている人に言ってはいけないことを重々承知していますが、
“あんたアホなのか!?”
あれだけ皆さんに迷惑かけたんですから、昨日のことは反省してください。
ちゃんと自分を省みてください。
それともあれですか?
アミバは嫌だから今度はサウザー狙いですか?
“退かぬ・媚びぬ・省みぬ”
ってやつですか?
一度秘孔を突いてもらったらいかがですかサウザーアミバさん、いや、サウザミバさん」
レンジ「ごめんなさい」
私「本当に反省してそれ言ってますか?このカジノに入る時に、僕がガードマンの言っていることがわからないと見るや否や、すっと間に入ってくれるあたりすごく格好良い時もあるのに、それ以外が抜けすぎていて良い時があっても一瞬で霞みます」
レンジ「でも俺のそんなところが?」
私「愚か者め!!嫌いじゃないけど好きではないわ!!」