今回は、マニラの歩き方として、「ストリートチルドレン」と路上での「物売り、客引き」についてご紹介します。

特に、フィリピン マニラ旅行が初めてと言う方には参考になるかと思います。

 

【夜遊び】マニラの治安。ストリートチルドレン、物売り、客引きについて

以下、この記事の目次です。

・ストリートチルドレン等が多いエリア

・ストリートチルドレン等からの逃げ方、避け方

・その他、注意してほしいこと

 

マニラでの夜遊びには必ず、「ストリートチルドレン」と「物売り、客引き」の存在があり、なかなか避けられない現状があります。

もちろん、相手も貧困や社会状況から止む終えなく旅行者に絡んでいる実情がありますので、こちらもある程度理解が必要でしょう。

現地の相手に極力不快な思いをさせないよう、外国人旅行者として努めたいものです。

 

 

ストリートチルドレン、客引きが多いエリア

 

ストリートチルドレンや客引きの数が多い場所として例えば、「マラテのロビンソンモール周辺やサークル周辺」、「マカティのブルゴス通り周辺」の2エリアが、旅行者の注意すべき場所になります。

 

【マラテエリアマップ(クリックで拡大)】

(PNG形式 225 KB サイズ1536 × 2048)

 

【ブルゴス通り(クリックで拡大)】

(PNG形式 164 KB サイズ2048 × 1536)

 

ちなみに、「ストリートチルドレン」と言う言葉は主に、「家や保護者を持たず、路上で生活する子どもたち」とされていますが、マニラの観光地にいるストリートチルドレンの多くは「家や保護者有り」の子ども達です。

学校が終わり、帰宅してから路上で遊んでいるだけの子ども達もその表現に含むことが多いようです。

彼らは旅行者を見つけると、気さくに声を掛けてきたり、チップを求めてきたりします。

マニラ中心部で生きるには当然のような振る舞いで、何処か慣れた様子の子ども達も多いです。

つまり、家計を助けるために、アルバイト感覚で旅行者相手に「物乞いや物売り」をしている場合が多いのでしょう。

現地ではほぼ間違いなく「旅行者」=「お金持ち」と思われています。したがって、旅行者の多いエリアは、物乞いをするストリートチルドレンや客引き行為を行う現地人が多くなります。

また、旅行者は少なくとも、現地の人が多く集まるようなエリアでも同様です。

特に、夜間から明け方は危ない時間帯となるので、犯罪も含めた治安には十分注意してください。

参考記事
【夜遊び】フィリピン マニラ マラテの歩き方。治安も含め、旅行初心者の方へ。

 

「親切心から子ども達にチップを渡す」ということを否定することはできませんが、過剰な行為は相手を興奮させてしまうこともあるので、周囲の様子も含め十分注意してください。

貧困に喘ぐ様子は胸が痛みますが、ご自身の身の安全が最優先です。

 

 

ストリートチルドレン、客引きからの逃げ方、避け方

 

現地の人々とコミュニケーションを取ることは大切です。無視を貫くこともありますが、多くの場合は相手を尊重し合うことを大切にした方が良いでしょう。

それでも、「あまりにもしつこい」、「過剰なチップを求めてくる」という場合には、はっきりと「Stop」あるいは「No」と言うべきでしょう。

日本人はなかなか「嫌だ」が言えない民族ですが、状況によっては相手にしっかり自分の意志を伝えることも必要です。

 

例えば、

「あー、子どもが近づいてきたな。これまたチップ狙いか。もう嫌だな。」

と、思っている場合は、

【無言で手をかざす。かつ、目は合わせない】


[無言で相手に手をかざすことで、「嫌だ」を伝えることができる]

 

このアクションを表示することで、相手も

「あっ、わかりました。失礼しました。」

と、多くの場合すぐに離れてくれます。初めから無視を貫くよりも効果的なので、うんざりしている場合などはおすすめの避け方です。

これは、場慣れしているマニラの多くのストリートチルドレンはもちろん、現地の路上物売り、客引きにも効果的なアクションです。

 

もしくは、

「WARA(ワラ)!」

と言いながら、手を振ってください。

これはタガログ語で「無い」を意味した言葉です。

現地の大人の方々は、しつこいストリートチルドレンに対しては、「WARA」と言いながら、離れるよう諭しています。

そして、これは旅行者が発しても効果的な言葉になります。

 

 




 

 

 

その他、注意してほしいこと

 

現地の人々とコミュニケーションを取ることは大変良いことですが、子どもとの「スキンシップ」は気を付けてください。

現地でも、「子どもに対する暴力」は重罪に問われます。

例えば、ストリートチルドレンに囲まれて、やむを得なくその場を去ろうとした際、子どもと接触してしまいその子が転けてしまった。このようなシチュエーションは十分考えられると思います。

もし、その子どもが周囲の大人に「あの旅行者に突き飛ばされた」とでも伝えるとします。

その後は、かなりゾッとする困った展開が考えられます。

ハイタッチをする程度であれば問題ないと思います。しかし、できるだけ体の接触が無いように注意した方が良いでしょう。

 

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レンジ
オノケンと同じ会社の先輩であったレンジ。数年前からマニラを訪れるようになり、やがて現地法人を持つまでに。趣味は海外サッカーTV観戦。 実体験に基づいたフィリピンにおけるマニラの闇、貧困と格差、現地ビジネスなどオノケンとは違う視点の記事をアップしていきたいと思います。

2 コメント

  1. 初めてのコメントです。

    いつも更新を楽しみに拝読させて頂いています。

    先日マニラを訪れた時もストリートチルドレン達に囲まれました。
    これまではクレマニをバイブルに予習した通り、毅然とした態度をとっていたのですが、今回は強者がいました。
    レストランでの食事をしている中で、煙草が吸いたくなったのでドライバーと外で喫煙していたところ彼らはやってきました。
    初めはドライバーも私もキッパリ断っていたのですが、しつこさに負けてドライバーがコインを数枚ずつ手渡し去っていきましたが、直ぐに年長の子が戻ってきて
    「ボス、これっぽっちでは駄目です」と言われてしまい、ドライバーと爆笑してしまいました。
    私はマニラ初心者ですが、最近は月に一度は訪問しているのでその内にマラテでお会い出来る事を楽しみにしています。

  2. Teru さん、コメントありがとうございます!
    このサイトが参考になっているとのお言葉、ありがとうございます。
    本当に励みになります。
    私もストリートチルドレンに囲まれ、危険を感じたことが多々あります。
    チップの渡しすぎには注意したいですね。
    また今後とも宜しくお願いいたします!

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