[オノケンブログ前回のあらすじ]
フィリピンはマニラ、マラテにあるKTVシンシアでの出来事です。
いつものようにショーアップを希望し、始まったショーアップにて、変なフィリピーナと出会います。そして指名した子もまた口が臭いという変な出会いだらけのシンシアでした。
マラテのKTVで変な女に遭遇。指名した子の口臭がきつい時の対処法
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[意中のフィリピーナに会いにマカティへ。タクシーから降りるとそこには…]
レンジ「この4人でアフター行かない?」
レンジさんはアフターが好きである。
もちろん私もアフターは好きだが、それは意中のフィリピーナと一緒というのが大前提である。
フィリピン歴も1年となり、私の顔も少しずつではあるが(夜の)マラテの人間に覚えられてきた。
今でこそメイにまっしぐらな私であるが、仮に...万が一メイとの関係がうまくいかなかったときは、再びこのマラテの地でフィリピーナ彼女探しに勤しむことになるだろう。
そんなときに、
“あの日本人(私の事)は前にフィリピーナ達とスケベな顔してアフターをしていた。きっと色んな店に行っているパロパロ変態日本人”
パロパロ変態日本人に間違いはないが、そんな話が出てきてしまったら成るものも成らなくなる。
もちろんそのときのアフター相手が私の意中のフィリピーナであれば全く問題ないが、全くもって興味のないフィリピーナであれば、お金が削られる・睡眠時間が削られる・体力が削られるなど削られるばかりでリスクしかないため、行きたくはない。いや、絶対に行きたくはない。
絶対に行きたくないアフターがここにはあるのである。
タバコ以上に百害あって一利なしだ。
そのため、当然私の答えは
私「いえ、行きません。明日は朝から仕事ですので」
レンジ「あー...」
私「まっこと不毛なり」←日本語がそれなりにわかるザリ対策
レンジ「うん、わかった」
ザリ「?」
そうして私たちは今日のところはおとなしくホテルへと戻り、明日に備えた。
そして次の日。
今日の予定は、まず朝のうちにパンパシ内のスリマーズジムの1か月会員になる手続き+軽いトレーニングを行う予定である。
実はこの時、コンテスト1か月半前であったため、1週間もの間アホのように飲んで食って騒いで、ノートレーニングとはいかなかった。
スリマーズジムには1週間会員はなく、1か月会員で手続きするのはもったいない気もするが、それでも3000円強なので、安いものである。
[約1年前の料金表。現在は少し値上がりしている]
手続きはいくつか聞き取れない英語はあったものの、なんとか会員になることに成功した。
そして初めて利用するスリマーズ。
置いてあるマシンは新しくはないものの、様々な種類のマシンがあり、日本でよっぽど最新のジムに行っていない限りは満足できるレベルのものであった。
[ロッカーはあるが、鍵がないため南京錠などを持っていかないといけない]
ただ、朝の時間帯というのがよくなかったのか、外国人のガチムチボンバーのような人には出会うことができなかった。
一応、ボンバーがいたときに恥ずかしくないように、今日はTシャツでのトレーニングだったが、明日以降はタンクトップで大丈夫だなとこの時感じた。
しかし、数日後にとんでもないものを持った人とジム内で遭遇することになる。
私は、その人を見て興奮を抑えることができなかった。
朝のトレーニングを終え、レンジさんと昼食を食べるために集合した。
夕方からはそれぞれで行動することになる。
私は夜にマカティに向かう。
デートの予定は明日だが、その前日にメイに会っておき、デートプランなどを話し合うのである。
デートは男が引っ張るものだとは思うが、こちらは今まででフィリピンでデートをした経験など、ティーとの一回のみである。
土地勘もない私が行き当たりばったりデートをしてうまくいくわけがないのである。
私は日本でもデートはきちんと計画をしないと嫌な人間である。
昔、恋人と遠出した際には旅のしおりを作成したほどである。もちろん冗談で作成したもので、その通りに事が運ばないといけないというこだわりはないが、かなり綿密に作ったというものいい思い出である。
その恋人には旅行の2か月後にフラれたのだが。
一方、レンジさんは鬼のマルコとのMOAデートだそうだ。
きっと死ぬほどMOAで服やら靴やらを買わされるのだろう。
わからない、そこまでしてマルコとの交際を続ける意味が私には理解できない。
もちろんレンジさん自身が
“マルコがどれだけわがままで、どんなに振り回されても愛している”
なんてことを言っているのであれば、それは当人の自由である。
少々振り回された方が、遠心力でレンジさんも痩せるかもしれない。
ただ、この頃レンジさんはミユキの存在もあってか、
“もうマルコはいいかな。そろそろ別れようかな。次の恋に行こうかな”
なんてことを頻繁に口走るようになっていた。
それでもなお振り回されに彼女に会いに行く理由がいまいち私には理解できない。
もしかしていまだにレンジさんは“今回は振り回されないかも...”なんて淡い期待を抱いているのだろうか?
私から見たら、“マルコに会いに行く=ドラム型洗濯機の中に入る”ようなものである。
確実に遠心力と共にぐるぐる回される。
レンジさんの今の行動は私からすると、高級ドラム型洗濯機にお金を入れて、自ら入っていくようなものである。
それで後に
レンジ「いやぁ、振り回された。目が回るわ」
なんて言葉を言っているのを耳にすると
私「そりゃそうでしょうや。自ら回りに行っているんだから」
と言いたくもなるのである。
レンジさんが洗濯機に会いに行くのは5時頃だということで、私たちは串まさで昼食を食べ、ハリソンプラザに行くことにした。
途中でハリソンよりもローカルなスーパーがあるとのことだったので、時間に余裕のある私たちは歩いてハリソンプラザに向かった。
やはり海外のローカルな場所というものは興味深いものである。
ハリソンについてもそうである。
私は最近では時間があればハリソンに向かう。
ただマッサージをしたり、食べ歩きをしたりするだけの時も多いが、何をするにしてもロビンソンよりも安い。
往復のトライシクル代はかかるものの、往復200ペソ程度なので、マッサージ代の差額だけで元は取れる。
それに加えて食事や衣類を購入したら、200ペソは払う価値はあるというわけである。
ハリソンプラザから戻ると4時前となった。
ここで私たちは解散し、レンジさんはMOAに向かった。
私は8時頃に真珠の森に到着すればいいので、ホテルで少し休憩をはさんだ後に真珠の森に向かった。
“メイについに会うことができる”
タクシー内では胸が心地よく高鳴っていた。
お土産を持つ手にも力が入る。
大丈夫、きっとメイは喜んでくれるはずだ。
なぜなら私がこの1カ月間考えて考えて考え抜いた末に選んだ“俺的ベスト土産”なのだから。
タクシー運ちゃん「着いたぞ、スケベ筋肉日本人お客様」
私「え?もう着いた?よし、ありがとう運ちゃん!!」
バタン←ドアを閉める音。
私「ん?どこだここ?」
タクシーから降りた場所には、四方八方私が見たことのない景気が広がっていた。
初めまして。
毎回更新を楽しみにしています!
突然なんですが、自分もフィリピンに彼女がいて何度か1人で旅行がてら彼女に会いに行っているのですがもし良ければメールでやりとりして現地にいる日程が合えばご飯でもどうですか?
いいよ!