オノケンブログ第五話
初めてのフィリピンパブ。日本語で大丈夫? ~英語とショータイム〜
レンジさんからの提案でフィリピンに行く前に、英語の練習と現地の女の子はどんな感じかを知るために、レンジさんと私、そしてもう一人の同僚(英語力皆無)の3人でフィリピンパブへいくことになった。
いざ入店。
女の子たち「いぃらっしゃいませぃ~!!!!」
入店直後、叫び声にも似た元気な挨拶。
私(心の中)「うおっ、元気すぎる。なんでこんなに元気なんだ。そして弾ける笑顔」
私はおしとやかな女性がタイプである。
入店直後から今すぐ帰りたい気持ちになった。そしてマニラに行きたくなくなった。
帰るわけにもいかず、着席。
指名なしのローテーションで女の子についてもらうことにした。
3人の女の子が席に近づき、おしぼりを渡しながら
「いぃらっしゃいませぃ~~!!!!」
50m以上先のお客さんにも届くほどの声量である。
私(心の中)「うーん、正直どの子もタイプではないなぁ。」
唯一レンジさんについた女の子はかわいい雰囲気だった。
しかもレンジさんは英語が堪能なため、しっかりと英語でコミュニケーションをとれていた。
フィリピンパブの女の子たちはそれなりに日本語を話すことができる子が多い。私についた女の子は日本に来て4か月くらいのかなり日本語が話せる子だった。
英語でなるべく会話をしたい旨を伝え、いざ英語で会話…
全然聞き取れない、話したい言葉がまるででてこない。
結局日本語での会話に終始した。
私(心の声)「俺はなぜタイプでもないフィリピンの女の子とお金を払って日本語で会話をしているんだろう」
そんなことを考えるうちにショータイムが始まった。
ダンスと歌のショーだったが、それが30分ほど続き、1セット60分のうち半分はショータイムに消えた。
しかも高校の文化祭レベルのショータイムだった。
そしてショータイム終了後、レンジさんに女の子を変えてもらった。
次に来た女の子は日本に来てまだ数日で、日本語がほぼわからないようだった。
ただ、これが地獄だった。お互いに言っていることが全く伝わらず、レンジさんに通訳してもらう始末。
そうこうしているうちに時間が来て帰ることにした。ただ単にマニラに行くことに不安が増すばかりのフィリピンパブデビューであった。
クレイジーマニラのブログ記事は、小説風に展開します。
過去の記事を参照頂けるとストーリーの内容が理解しやすいかと思います。
実際の旅行や取材を元に記述していますが、登場人物の名前等は仮名です。
[オノケンブログ第六話]
フィリピンパブその後 ~フィリピン基礎知識〜