[オノケンブログ前回のあらすじ]
ベテランは見た目だけではなく、テクニックも磨いています。総合力が大事なんですね。また、私の意中の子をアフターに誘いました。結果はいかに!?
KTVフィリピンパブのベテラン登場。意中の子とアフターに行くことができるか!?
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
[筋肉は最強のモテるアイテム。フィリピンに行くならまず筋トレを]
アフターの約束ができ、間も無くすると閉店の時間が近づいたため、私たちは会計を済ませた。
かなり酔いがまわっていたため、はっきりとは覚えてはいないが、先ほどの高級店プレミアヨーコと比べると安い値段であった。
シンシアとサオリは姉妹店だが、閉店時間は異なるようである。
閉店時間になると、大黒摩季の「ららら」が流され、キャスト達が中央ステージでサイドステップを踏みながらの手拍子をしていた。
日本で言うところの蛍の光だろうか。
私たちは席を立ち、中央ステージ前を通って出口へと向かうのだが、その時も私の筋肉は人気者である。
触られ散らかす。
そしてヤミーとめちゃくちゃ言われる。
美味しそうと言う意味である。
[彼女たちの目には私の筋肉はこのように写っているのだろうか]
女性から美味しそうなんて日本で言われたことはない。もちろん今後言われることなんてないはずである。
この私の両肩、右肩のマイケルと左肩のアンディはフィリピンに来ると、オナゴにもオカマにもヤミーヤミーと言われ、積極的な子からは味見の如く噛みつかれるため、大層喜んでいる。
しかし、過去の男のままの声で
オカマ「ヤミィ」
なんてふっとい声で言われた時はさすがに身の危険を感じたため、乳と股間だけはガードした。
私…いや、私たち(マイケルとアンディ含む)のトレーニングはフィリピンでヤミーと言われたい、もっと褒められたい、もっと触られたいから行う部分が少なからずある。
正直、原動力としてはかなりの部分はあるだろう。
それくらい筋肉はこちらではものすごく褒めてもらえる。
私たち「サンキューフィリピン!
サンキューマラテ!!
そしてサンキューアリィィナァァーー!!」
一通り揉みくちゃにされた後、ポニーとティーがわざわざ一階まで降りて、私たちと出口まで一緒に来てくれた。
ポニー「ココデ待ッテナ。ミーティング終ワッタラ、スグクル。ココ座ル」
サオリは入り口入ってすぐのところに三人ほどが座れる簡易なソファーがある。
ポニーはそこに座って待てとのことだった。
私たちはそこに座り、ポニーとティーが来るのを待っていた。
少しすると、ミーティングが終わったのか、多くのキャスト達が階段を降りて来て、私たちの目の前を通り過ぎる。
どうやら更衣室がその奥にあるようだ。
通り過ぎる際、皆こちらをチラチラと見てくるため、私は少しこっぱずかしい心持ちでいた。
恥ずかしい気持ちを紛らわすためにレンジさんに話しかける。
私「サオリはシンシアと同じで、アフターありな感じなんですね」
レンジ「うん、そうだね」
私「さっきからチラチラ見られてなんか恥ずかしいです」
レンジ「堂々としていればいいよ。俺らがここで待っていることがポニーとティーにとっては、誇らしいことなんだから」
私「ほぅ、どういう意味です?」
レンジ「私たちは日本のお客さんにアフターに誘われたんだぞー。羨ましいだろー。みたいな」
私「なるほど。確かに指名されて、さらにその客に気に入られないとアフターって誘われませんもんね」
レンジ「彼女達にとってアフター誘われるってのは一つのステータスみたいなものかな。もちろん誘われる客によるけどね。日本人は人気があるから、周りの女の子達は羨ましいんじゃないかなぁ」
私「フィリピンに来たら、日本人であることを誇らしく思うことが多々あります。それだけでもフィリピンに来た価値があるってもんですね」
レンジ「そだねー。あ、来た来た」
どうやらポニーとティーが着替えを終えて、来たようである。振り向くと
私(心の中)「うおぉぉぉぉぉーーーー!!!!!!!」
衝撃。圧倒的衝撃。