[オノケンブログ前回のあらすじ]
フィリピンパブKTVでは見た目が非常に大事ではありますが、その勤務時間や勤務内容のため、体型を維持することが非常に難しいです。維持している人は皆努力しているんですね。
2か月で劇的に体型変化?体型維持が難しいKTVでの仕事と食生活
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
[約束のダブルブッキング!?アフターはどちらのフィリピーナと行くべきか?]
レンジさんから伝えられたリリーの提案、それはお店が終わったあと、四人でアフターに行かないかという誘いであった。
実はローラは今リリー+グランドヨーコの女の子2人の合計4人で、店から20分程度のアパートで、部屋をシェアしているようだ。
二ヶ月前は片道4時間の通勤をしていたと言っていたので、かなり生活に余裕ができたことだろう。
リリーはレンジさんのことをかなり気に入っているようで(チッ(・д・) )、自らアフターを提案してきた。
レンジさんからすれば、願ったり叶ったりの提案であろうが、私はこのあとティーに会いに行かなくてはならないため、アフターにはいくことは絶対にできない。
しかし、この事を私に伝えたときのレンジさんの顔である。
私(心の中)「めちゃくちゃ嬉しそう。ラーメンを目の前にしたときと同じような顔をしている。そりゃそうだ。リリーほどの美人と非常にいい感じにいっている+アフターに誘われたとなるといよいよゲットの可能性が色濃くなる(チッ(・д・) )。わかる。わかるよレンジさん。ただ、私はどうしても譲れない。私はティーに会いに行くのだ」
絶対に譲れない戦いがここにはある。
私「めちゃくちゃ行きたいですが、レンジさん知っての通り、僕はティーに会いに行きたいです。僕のことは疲労困憊でホテルで寝るということにしてレンジさん一人でも行ってください」
レンジ「うーーーーーん。俺も死ぬほど行きたいけど、一人でケンさんが夜の街を行くのはまだ心配だな。アフターよりもケンさんの身の安全の方が大事だよ。まぁ、今回は断るとしよう」
あれだけ分かりやすくアフターに行きたい顔していたのに、私の身の安全のためにアフターを諦めてくれるとは。
レンジさんはたまに、いや極たまに頼り甲斐のあるところを見せてくれる。
[かっこいいver のレンジさん]
かっこいいぜレンジさん。
私「僕のためになんかすみません」
レンジ「大丈夫よ。明日同伴する約束既にしてるから(キリッ)」
チッ(・д・)、そういうことか!!!
店を出た私たち。
ティーへのお土産を取りに行くために一度ホテルへと戻った。
時刻は既に午前3時。
サオリも閉店時間が3時のため、ティーへのお土産を握りしめ、サオリへと急いだ。
店前に近づくと見覚えのあるシルエットをした男性が見えた。
マークだ。
久しぶりの再開に相変わらずのワガママボディーで、一瞬宙に浮いているんじゃないかと思うほどの軽い足取りで私たちに近づく。
マーク「うおー、久しぶりー!元気ー?」
レンジ「久しぶり!元気だよ!元気そうだねー!」
マーク「うん、元気元気ー!今日ドウスル?」
レンジ「ケンさんが、ティーにどうしても会いに来たいから来たんだよ。でももうサオリ閉店だよね」
マーク「ソウナノ」
レンジ「ティーとポニー今日いる?」
マーク「うん、イルヨー。ただ、ポニーは今日ダメネ。ドランク。悪いお客さんに飲まされ過ぎた」
レンジ「あの百戦錬磨のポニーが潰されたなんてすごいね。ポニー大丈夫?」
マーク「ティーが連れて帰るって言ってたよ」
私「…ん?」
今、ティーがポニーを連れて帰るって言ったような?
ポニーとティーはプライベートでお互いの家に遊びにいくほど仲が良い。
逆にティーが潰れたときは、よくポニーが介抱していたことはティーから何度か聞いたことがあった。
確かにその流れから言うと、ポニーが潰れたときはティーが介抱するのが当然の流れである。
しかし、スケベな私は今日ティーと共にアフターへと行き、そのあとワンチャンなんて淡い期待を抱いていたため、ショックが隠しきれない。
介抱するとなればアフターどころではない。
サオリのまえで立ち話をしていると、着替えを終えた女の子たちが続々と出てきた。
アフターは無理そうだが、久しぶりにティーに会える。
ティーは私を見てどんな反応をしてくれるのだろうか?