[ポットブログ 前回のあらすじ]
三度目のフィリピン。美人巨乳フィリピーナのアビーへ、ポットの一言は「10万ペソで俺の部屋に来ないか」。この言葉を猛省することに?
【ポットブログ45】KTV夜遊びにて悪魔に魂を売り渡した男の末路とは
※クレイジーマニラでは以下の二つのブログがメインコンテンツでした。
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【著者ポットより】
皆さん、こんにちは。
クレイジーマニラのカモ担当ポットです。
いつもブログを読んでくださり、またコメントの方もありがとうございます!
アビーに「10万ペソあげるからひとりで部屋に取りに来て」と思い切って尋ねたところ、「そういう意味ではない」と言われてしまいました。
その後立ち寄ったKTVのママにも、「それは最低の行為だ」と言われてしまいました。
それでも、家族の相談からお金の話、そして大学…… となったら、「やっぱり援助して!って意味なのでは?」と思ってしまいます。
一体何を信じれば良いのでしょうか。
それではポットブログ46をスタートさせて頂きます!
【ポットブログ46】フィリピーナを信じるか信じないかは自分次第!?
ーー昨晩ラストまで飲み、その後にアフターに行ったので、寝たのは明け方だった。
[マニラの高層コンドミニアム]
しかし、今日はマフィアとランチを食べる約束をしているので11時半にはマカティに着いておきたい。
渋滞を考えると『念のため1時間前には家を出た方がいい』と判断。
10時半に支度を済ませ家を出ることに。
実質4時間半くらいしか寝ていないが、何とかなる。
ーー思ったより早くマカティに着いた為、少し散歩しながら昨日の事を考えていた。
大号泣した子が、抱き付いてきて、その後は熱いキス。
そして「大学に行きたい……」と告白され、「家族のサポートをしていたら大学に行けない」と言う。
「じゃあ金あげるよ」と言ったら断られる。
何が正解だったのか?
ーー30分程時間を潰していると、マフィアが到着した。
相変わらず、知り合いじゃなければ絶対に近寄らない風体だ。
怖すぎる。
[マカティの街並み]
ーー私たちはとんかつ屋に入り、今日のスケジュールの確認をする。
まずは事務所の場所決めと登記用の書類のサインだ。
社長はKTV『KAI』で出会った女性、ジル。
マフィアが昨日のうちにジルのサインは全部貰ってくれていたようで、残りは私のサインだけなっていた。
私は書類に目を通しながらサインをしていった。
その際、マフィアがボソっと言う。
マフィア「マニラで面倒見てる女がいるんだったら、役員にしちゃって毎月給与出してあげると楽だよね。裏切られにくくなるし。ま、ヤルやつは何だってヤルから見極めは大事だけどね」
え……。
そんな方法があるの?
私はそもそもフィリピンで報酬を取る予定は無かった。
取ったとしてもほんの少しだ。だからその分を別の人に支払うのは全然構わない。
しかし……
そんな信用出来る人……
というか、一緒に住むような女性は一人もいない。
ーーふと思い出し、マフィアに昨日の出来後を話してみた。
すると、マフィアは昨日のママアップルと真逆の意見をぶつけてきた。
[マフィアはポットの大先輩。マフィア顔のためマフィアと呼んでいる]
マフィア「ポットさんさ、大学って1回お金貰っただけじゃ維持出来ないんだよね。
そもそもKTVで働いている子なんて、『いくらあげるから家においで』なんて言われまくってるし、言うだけ言って金持ってないクソだっているんだから、そんな1回くれるだけで冒険しないっしょ。
もちろん、10万ペソはでかいけど。
例えば悪い男だと『え? 10って言った? ごめんごめん、10サウザントの意味だったよ。だから1万ね』とか後から何でも出来るでしょ?
女の子は毎日そういう誘いを受けてるんだから、他の人と一緒だよ。
もっと特別な人になりなよ」
え?
やっぱり金だったん?
しかも継続的な……。
一緒に住んでるなら、お金渡してもいいけど、相場はいくらなんだろう……。
いや、悩んでいても仕方ない。
私「マフィアさん、女の子と一緒に住む時の相場っていくらくらいなですか?」
マフィア「相場かぁ~。大体2~3万ペソじゃない? この国はそれで充分生活出来るし」
え……。
それでいいの?
……余裕やん。
今度アビーに一緒に住もうと言ってみるか……。
部屋は自由に使って貰っていいし、大学っていくらするんだろ?
ポット「マフィアさん、フィリピンの大学っていくらくらいするんですか?」
マフィア「その辺は詳しくないけど、マカティの大学とか年間10万ペソくらいじゃない?」
え……。
そんなに安いの??
だったら、アビーの給料だったら余裕で貯まるやん……。
いやそもそも、マフィアが月に3万ペソで余裕で暮らせると言っているのに、なぜアビーは10万ペソも家族に渡しているんだ??
色々な事が頭を巡り、完全に混乱状態になってしまった。
こうなってくると、会社の物件とかどうでもよくなる。
そもそも私は出勤するつもりもないのだから、ジルが好きな物件でいい。
机が10個程おければいいだろうから、適当に選んで貰おうか……。
ーーなどいろいろ考えていると、マフィアが超能力者なのか、
マフィア「実は昨日ジルにサイン貰う時に、少し物件見たんだけど、ジルはここが良いって言ってたよ?」
と。
おぉ……。
じゃぁそれで……。
さらに、
マフィア「社員の募集とか、社員の給与とか、ジルが色々考えてたから、明日ミーティングしてみたら?」
と。
おおっ!
こっ、この人達は……。
明らかに当事者である私より、私の会社の事を考えてくれている。
私は一体何をしていたんだ……。
と反省すると読者の方々は思うかもしれないが、私はそんなキャラではない。
完全に『ラッキー♪』と甘える事にした。
ーーそんな事より、アビーだ。
[KTVで働くアビー]
マフィアの話から推測するに、彼女は大学の学費を出してくれという感じではない。
『大学の学費は自分で稼ぐから、家族の生活費を私に継続的に出して欲しい』という事だろうか?
ワンチャンしたいだけなのに、家族の生活の面倒は……。
正直重い……。
マフィアから話を聞いたせいで、全く纏まらなくなってしまった。
ーー昨日まではアビーに謝罪メールを送ろうと思っていたのに、それもせず夜になってしまった。
日本にいる時は欠かす事なく、毎日やりとりしていたのに、フィリピンに来てやり取りがなくなる……。
不思議だ。
[マカティの街並み]
ーーこの日はマフィアと二人で飲みに出た。
KTV『エゴイスト』、『真理子』と2軒で飲んだ。
マラテのお遊び的なムードとは違い、少し高級感を感じる。
雰囲気だけだが、『マラテ=歌舞伎町、マカティ=六本木』と、そんな感じだ。
ただ、これといった出会いもなく、全部の飲み代を奢って貰い、私はマラテに帰った。
不思議だ。
これからマカティで会社を作ろうと思っているくせに、マラテに帰ってくるとホームのように感じる。
そもそも、日本人の私がホームもクソもないのだが、そう感じてしまったのである。
ーー会社の登記完了までは約1カ月くらいとの事だった。
私は、『その間のジルの給与を払わないといけない』、『あと、人も募集しないといけない』、『会社が出来てなくても、先に面接して教育だけでもしちゃおうかな……』など、
珍らしく仕事の事を考えてみた。
結局この日、アビーから一切の連絡が無かった。
私は、アビーに「アイミスユー」と送り、
クレアに「本日フィリピンに来ました。クレアは元気?」と送った。
アビーともワンチャンしたいが、クレアからもしっかりと回収したい。
相当な投資をしているのだからが、回収しないと気が済まない。
[ポットブログ46終わり]
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[ポットブログ46あとがき]
昨日ママから言われた意見と、マフィアから言われて意見が違い過ぎて混乱しましたが、マフィアの意見の方が自分の中ではしっくり来ていました。
『私も単なる旅行客と変わらない』
『そんなに信用されている訳ではない』と思うようになります。
次回、クレアの家族と誕生日会。おいおい、結局行くんかい!? の巻き


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自分が楽しめたらそれで良いのでしょう
他人はいろいろ言ってきます
正解は分かりません
いろいろ迷走するのも人生です
いいですね、
その懲りない感じヾ(≧∀≦*)ノ〃
何でも思ったようにやってみるのも成長を促してくれます(^_^)/
・・・失敗もそれなりにする覚悟があれば、ですけどw
でもテキーラモンスターという伝説をお持ちですから大丈夫かなぁ?(^_^;)
頑張ってくださいね~!
富裕層ではない家庭の行く大学で、大体半期でPHP3~4万、雑費でPHP1万/月、今だとこれぐらいだと思います。
ただし、UP、アテネオ、デラサール等の大学は別です。
後、この国で投資に対する見返りを求める事は間違いです。
あるのは、Give and TakeのGive、Donation、授業料などの支払いだけです。
いつかは回収してやろう‼️
これが楽しいのです。
なぜ、同じパターンなんだろうか?知り合いか?フィリピンでビジネスらしきものをする人は、皆んなこのパターンだ!皆んな同じような話しを自慢げにする。この国の人間を短時間で簡単に信用できる事が凄い。