表参道 占い師

 

カスちゃんと直接対決を終えたポットですが、
モヤモヤは全く解消されず、むしろモヤモヤが加速しました。

シャンパンタワーを出す約束をしたものの、
出来る事なら出費は抑えたい。でも約束は約束・・・
正義のポットと悪魔のポットが常に論争を繰り返していました。

そんな時、赤坂で起業して社長になったTwitter仲間が、
プロゴルファーの結婚式の二次会に参加する為に愛知に来ていたので、
『よし!キュピちゃんに決めて貰おう!』と考え、
カスちゃんとマキをキュピちゃんチェックして貰う事にしたのでした。

 

【ポットブログ136】Twitter仲間の厳正なる審査

 

キュピ「結婚式の二次会ってどこでしたっけ?」
ポット「師崎ってゆー知多半島の先っぽだよ」
キュピ「名古屋から近いっすか?」
ポット「ま、遠くはないよ」
キュピ「前入りするんで前日軽く名古屋で飲みませんか?」
ポット「いいよ」

女性プロゴルファーのスポンサーをしている会社の社長さんが、
会社のメンバーを旅館に集めて、鮪の解体ショーとかするから
遊びにおいでよ!と誘ってくれたので私達は参加する事にしたのだが、
私はゴルフコンペなどで新郎・新婦共に面識があるのだが、
私のTwitter仲間のキュピちゃんは、その会社の社長さんと面識はあるが、
プロゴルファーは初対面である。

キュピちゃんのコミュニケーション能力はスゲーなぁと感心すると共に、
よし!キュピちゃんにカスとマキを見て貰って感想を聞こう!と私は考えた。

ポット「前に会えなかったマキが今日出てるから行ってみようよ」
キュピ「おお!やっと会えるっすね。」
ポット「その前にちょっとカスちゃんトコ行くんだけど、嘘が酷くてさ」
キュピ「でも、水商売で正直に話してたらお客さん来ないっすよね」
ポット「た・・・確かに・・・・」

言われてみたらそうだ。
正直にあなたは太ってるから嫌いとか、彼氏がいるんでデート行けません。
なんて事を言われたら指名してくれる人なんていなくなる。

キュピよ・・・・・正論だ・・・

だが!しかし!!!

そこを上手くやるのが水商売だろうがよ・・・・

まだ時間が早かったので、マキはどうせ出勤してないだろうと予想して
先にカスのお店に行く事にした。

ちょっと前にカスと直接バトルをしたばかりだったが、
カスはそんな事は無かったかのようにベタベタしてくる。

フラットな気持ちでカスの対応を見ると、
足や手を絡ませてきたり、胸を押し付けてベタベタする接客で
お?私に気があるのかな?と感じるのだが、
どうもカスに関しては、その全てが演技に感じてしまい
なかなか私のテンションが上がらない。

2セットくらいを過ごし、キュピちゃんに感想を聞いてみた。

ポット「どうだった?カスちゃん」
キュピ「ポットさんの事、大好きじゃないっすか。」
ポット「ま・・・そう見えるよね・・・」
キュピ「もうワンチャンしたんですか?」
ポット「した」
キュピ「おおお。もう確定じゃないっすか。」
ポット「それがさ・・・」

私はFacebookの事などを説明し、信頼出来ないという話をした。
私的にはしっかりと説明したつもりなのだが・・

キュピ「俺はワンチャン出来ない真面目な女より、出来る嘘つきの方が良いっすね」

な・・・

なんという・・・・

その通りだ!!!!!!!!!

私は贅沢になっていた。
久しぶりのフィリピーナだっただけに、色々求めて過ぎていたのかもしれない。

私自身、結婚して子供も2人いる癖に独身だと言って飲んでいる。
こんなのはお互い様じゃないか。

青天の霹靂だった。

私は雷に打たれたような衝撃を受け、心が軽くなったような気分になった。

その後、私達はマキのお店に行き
今度はキュピちゃんにマキをチェックして貰う事にした。

マキは・・・・

自由だった・・・・

職業:遊び人

これが私のキュピちゃんに対するイメージだが、
そのキュピちゃんとマキは異常なくらい意気投合していた・・・。

初対面とは思えない2人。

話を聞いていると、どうやら考え方も何だか似ている2人。

楽しそうに爆笑している2人を見て、微笑ましい気持ちになっていた。

・・・・

・・・・が、

ディズニーランドに一緒に行ったせいか
マキは私の全てを手に入れたかのような対応をしてくるのである。

マキ「コイツは私のモノだからー」
ポット「ちょ・・・痛い。痛い。」

マキにヘッドロックをされている私を見てキュピちゃんが爆笑している。

キュピ「こんなポットさん見るの初めてです。」
ポット「う・・うん・・・。」

マキのお店でキュピちゃんも気に入った子が出来たようで、
私達は楽しくラストまで飲んだ。

その後、感想を聞く。

ポット「どうだった?」
キュピ「楽しかったっす!」
ポット「いや、マキはどうだった?」
キュピ「良いヤツっすね。」
ポット「いや、マキとカスはどっちがいいかな?」
キュピ「カスのお店はカス以外可愛い子いないっすよね」
ポット「え・・・・」
キュピ「マキのお店の方が可愛い子多いです」

君が楽しかったかの感想ではなく・・・
私はカスとマキのどちらと今後歩むべきかを相談しているのに・・・

キュピ「ポットさんが、あんなイジられまくってるの斬新でしたね。」
ポット「マキは子供がそのまま大きくなったような子だからねぇ」
キュピ「めっちゃ仲良くなれそうです。」
ポット「マキはフィリピン人の彼氏がいるよ」
キュピ「自分ヤリマンが好きなんで、丁度良いっすね」

・・・・・

そうだった・・・。

キュピちゃんは恋愛とは無縁の男だった。
ワンチャンこそが正義。そんな人間だった。

結果、マキかカスか、どちらが良いかをキュピちゃんに決めて貰おうと思ったのに、
キュピちゃんはマキのお店の方が楽しいからマキを選ぶべきだと言ってくるのだった。

ふむ・・・

全く意味が無かった。

よくよく考えてみれば、どちらかに絞らないといけない理由などはない。
むしろ、まだまだ新しい出会いがあるのかもしれない。

モヤモヤは全く晴れなかったが、
私はこんなものは人に決めて貰う事でもないな!と再確認し、
カスとバトルしながら歩んでいこうと決心するのだった。

次回、サメとカスとシャンパンタワーと社長へ続く

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[ポットブログ136あとがき]

Twitter仲間のキュピちゃんは恋愛講師をしたりと、
なかなか多才な人間なので、ナイスなアドバイスを期待したのですが
考え方が『楽しければオールオッケー』という感じなので、
相談には全く不向きな人間でした。

ただ、真面目なワンチャン出来ない女よりも
嘘付きでワンチャン出来る女の方が良いという考え方は賛同出来ました。

ただ・・・

本音を言うと、ワンチャン出来て信頼出来る女性が一番なんですが・・・

そんな人を水商売で探すってのが難し過ぎるのかもしれません。
師匠やマフィアが素人を狙えと言ってたのを7年ぶりに思い出しました。

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ポット
クレマニのカモ担当。アラフォー。日本じゃシャッチョさん、マニラじゃカモネギさん。 日本の恩人のススメでマニラで起業を試みるが、仕事より女性を優先してしまうダメ男。 果たしてビジネスは成功するのか?マニラで性交できるのか?

4 コメント

  1. ポットさんこんばんは!
    キュピさんに1票ですね!確かに私達は遊びですが彼女達は真剣勝負の場ですからね。
    しかし人間的に問題がある女とは 距離をおきたいですね。

    • おおっ!ボンさんっっ!キュピちゃん派ですかっっ

      人間的に問題があるというより、今後どんどん出てきますが、
      本当に人間なのか?という所までいきます。まだまだ続きますので、
      ご期待くださいwww

  2. >ワンチャン出来て信頼出来る女性が一番なんですが・・・

    それこそ恋愛の真骨頂!
    ソコですよ、ソコ!
    アソコじゃないです!!

    >そんな人を水商売で探すってのが難し過ぎるのかもしれません。

    これは・・・おっしゃる通りだと思います。
    金を払って金をもらってお互いビジネス。
    もちろん、その壁を乗り越える醍醐味は知ってますが、、
    それなら理解し和える同郷人の方が手っ取り早いw

    ポットさんブログの先が読めずで嬉しい限りです。
    相変わらず、モッタイなさすぎて、数話読まずに大事にしております笑笑

    • Nさん、いつもコメントありがとうございます。

      ゆっくりのレスに対し、私もなかなかレスが出来ないという
      不思議な状態になっておりますw

      レスを纏め読みするという経験出来ない経験をさせて頂き、ありがとうございます。

      そして・・・・

      FBを見ても落ち込むだけなので、見てはダメですwwwww

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