名古屋からほどよく近い距離に「なばなの里」というデートスポットがあります。

世界200景にも選ばれた光のトンネルが有名で、私も行った事はありませんでしたが、
なばなの里という名前は聞いた事がありました。

私はこの頃、名古屋に拠点を置きつつも
基本ベースは東京という暮らしをしていたので、車は所有しておりませんでした。

東京は駐車場だけでもバカ高いし、公共交通機関が発達しまくっていて
打合せ前に駐車場を探すよりも、電車やバス、タクシーを利用した方が、
断然早いし、楽なので、車を所有するメリットが無いと考えていました。

そんな私にカスちゃんがデートしたいと言ってくるのでした。

 

【ポットブログ141】イルミネーションと大喧嘩

 

カス「なばなの里いきたい」
ポット「え?」
カス「みんな行ってる。なばなの里」

・・・・

なんだ、その小学生がみんなswitch持ってるとか言ってるのと同じようなヤツは・・・

みんなとか言いつつ、どうせ数人だろうがよ・・・

カス「カップルはみんな行くよ」
ポット「カップル? シノ?」 (誰がカップルなん?笑)

少し意地悪を言うと、カスが怒る

カス「ワタシタチダヨー!」

ふむ・・・・

そんなつもりは一切無かったが、そうなっていたのか・・・

なばなの里は場所的に公共交通機関では行き辛い。
私はレンタカーを借りる事にした。

ただ・・・

悪い癖というか、無駄な見栄というか・・・

どうせ乗るのなら、という事で
移動するだけなら別に軽自動車で十分なのだが、
私はカッコ付けてBMWを借りた。

『わ』ナンバーのBMW・・・・

よくよく考えたらめっちゃカッコ悪いのだが、
しっかりと考える事もなく、つい見栄を張ってしまった。

カスとの初めてのドライブ。

初めての散歩。

これはこれで悪くないな・・・と感傷に浸っていた。

カスはとにかく写真や動画を撮りまくる。

私はカメラマンのようにカスを撮影しまくる。

フィリピン人はなんでこんなにも写真が好きなのだろうか?

私には全く理解出来ないのだが、恐ろしい枚数の写真を撮影した。
カスは自撮りも滅茶苦茶してたので、凄い枚数だったと思われる。

なばなの里のイルミネーションは私が想像していたよりも綺麗で、
確かにカップルで来るには最適だと思わせるものだった。

カスも大喜びだ。

・・・・・

・・・・と

ここまでは普通のデート。

だが、知能指数の低いフィリピン人がミスを犯す。

取り出したのは、もう1台のスマホ。

私に「家族とテレビ電話するね!」と言ってスマホに向かって喋り出した。

そ・・・そのスマホは・・・
弟にあげてしまっていたのでは?

私は既に情報収集をしまくっていたので、
弟ではなく本人が投稿している事を知っているが、
カスは私にはそうでない!と言い張っている。

・・・・が

カスは油断していたのか、家族とテレビ電話するといいつつ、
Facebookで生配信をしたのである。

フィリピンの友達やカスの家族などがコメントをし、
カスは楽しそうにそれに答えている。

私は少し離れてそれを見ているフリをしていたが、
自分のスマホでその配信のスクショを撮る。

もう言い逃れ出来ない決定的な証拠だ。

ライブをしてしまっていて、弟がポストしてるとは言えないハズである。

さてさて、どうしてくれようか?

カスの生配信は10分ないくらいで終わり、
カス「家族とビデオ通話したよ。家族も綺麗だって!」
ポット「良かったね。」

バレてないと思っているので、カスは笑顔である。

私達はお店に移動し、同伴した。

・・・・が

この日、カスのお店の別の子のバースディイベントだったようで、
店内がイベント仕様になっている。

昨日のお店が終わってから飾り付けをしたのだとか・・・・

イベントという事で、珍しく社長が来ていた。

社長を席に呼び出し、私は切り出す。

ポット「Facebookってさ、ライブ配信が出来るんだよね」
社長「そうなんですね。」
ポット「これさ、ライブ配信のスクショ」
社長「カスちゃんですね」
ポット「そうそう」

カス「私じゃないよ」
ポット「いやいや、本人しか配信出来ないから」
カス「なんで信じてくれない。私じゃないって!」

なぜだ・・・・

これだけの確固たる証拠があって、自分じゃないと言えるんだ・・・

ポット「社長さ、前に振り込んだお金返してくれない?」
社長「え?シャンパンタワー、キャンセルって事ですか?」
ポット「そうそう、正直に言えば出すって約束したんだけど、正直に言わないからさ」
カス「私は嘘ついてないよ。それは私のアカウントじゃないよ」
社長「僕ちょっと分からないので、ママ呼んできます。」

ママは日本歴が長いのか日本語がペラペラだ。
社長もタガログ語を使えるが、ちょっとしたニュアンスが違ったりするので、
正確に伝える為にママを召喚したのである。

私はFacebookをブロックされている事、
そのアカウントは弟が使っていて自分は使ってないと言っている事
しかしそのアカウントで本日ライブ配信がされた事、
そしてその時私が一緒にいて、スクショを撮った事

こういった事をママに説明し、
更に正直に言えばサポートするし、ブロックを解除するだけの簡単な作業なので、
それすらもカスが出来ないのならば、バースディイベントは来ない!と言った。

ママとカスがタガログ語でワワワワワと話している。

私と社長は日本語で、ありえなくね?と話していた。

・・・・・が

結果。

カスは嘘をついていない。私のアカウントではない。の一点張りで終わった。

カスは強情で、絶対に認めなかった。
これだけの証拠があってもダメだった。

ただ・・・

社長とママは、カスが嘘をついていると分かっていながらも、
それを認めてしまうと私に返金しなければならないというのを恐れて
まあまあ・・・といった感じで流そうとしているように感じた。

カスもカスなら店も店だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[ポットブログ141あとがき]

ライブ配信の証拠を提示してもダメでした。
こうなってくると一生認めないと思われるので、
これ以上、何を言っても無駄な気がします。

何をどう信じろと言うのでしょうか?

全くもって理解不能です。

これだけでもカスを切る理由には十分なのですが
カスは更にミスを犯すのでした・・・・

 

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ポット
クレマニのカモ担当。アラフォー。日本じゃシャッチョさん、マニラじゃカモネギさん。 日本の恩人のススメでマニラで起業を試みるが、仕事より女性を優先してしまうダメ男。 果たしてビジネスは成功するのか?マニラで性交できるのか?

4 コメント

  1. ポットさん毎日ありがとうございます!
    しかし酷い、、、事実を認めず引き伸ばしですか。根気強いポットさんに脱帽です。

    • かーわんさん、、、、ですよね。。。
      これ、ありえないっすよね、、、、

      なぜあの人たちは明らかに非があっても認めないのだろうか・・・

      私は仏のポットと呼ばれているので、
      正直に話せば全て受け止めるんですが。。。。

  2. ポットさんこんばんは、付き合ってはいけない人間っているので距離置きましょう。
    イライラしながらお金使うの馬鹿らしいです!基本楽しく遊びましょ。

    • ボンさん、おっしゃる通りですね。。。。

      ホントそうですよ。。。

      でも・・・そこに・・・・その奥に・・・
      愛があるんじゃないかと、、、、、期待してました・・・

      が!!!もうやめます!!!!!!!!!!!

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