【ポットブログ78】フィリピーナへの真剣アプローチ前の高すぎるハードル

 

日本での2週間が過ぎ、フィリピン2週間のターンになりました。

といってもフィリピンでは、ほぼほぼ実務をしていないので、

ぶっちゃけ遊びに行く感覚です。

 

だからこそ、この2週間が楽しくて仕方ないのです。

待ち遠しくてたまらないのです。

 

私はフィリピンのスタッフ用に大量のカップラーメンとチョコレートを買い、

フィリピンに向かいました。

 

ただ今回の2週間の間に師匠との会食が予定されています。

 

ジョアンを好きになり過ぎて忘れていましたが、

カレンの事を師匠に話さなければなりません。ちょっと緊張します。

 

 

【ポットブログ78】フィリピーナへの真剣アプローチ前の高すぎるハードル

 

大量のお土産と共にフィリピンに到着した。

しかし、時間は深夜。KTVもワンセットがギリの時間に到着である。

 

私はひとまずカレンにお土産を渡しに行った。

というのも、師匠が1週間後にフィリピンに来る。

私達は一緒に飲む事になっているので、下手したらこの店に来る可能性もある。

 

先にカレンとミーティングしておかなければならないと私は思っていた。

 

カレンのお店に着き、お土産を渡す。

 

すると、イキナリ結構強めのボディーブローを食らわせられる。

 

カレン「なんで電話の電源切ってるの?」

ポット「いや、違う。日本にいた。だから電話繋がらない。」

カレン「そっか、じゃあLINE教えてよ」

ポット「も、もちろん」

 

イキナリ殴らなくても・・・

 

まだ乾杯もしてないのに・・・

 

とりあえず再開の乾杯をすると、早速カレンが今は凄いストレスがあると言う。

 

カレン「私の家族大変。お父さん病気」

 

おいおい。。。このパターンかよ。

もう飽きてるんだよな・・・

なんで毎回毎回同じパターンなんだろう?

 

芸が無いというか、何というか・・・。

 

私はフィリピンで何度も家族の病気に遭遇している。

彼女たちはこうやって日本人からサポートを受けているのだろう。

 

私がこの子を狙っているのならば、助けたかもしれない。

しかし、私には愛するジョアンがいる。私は一途なのである。

 

ポット「ソーリ—、カレン。それは出来ない」

カレン「なんで?サポートお願い。少しだけ。」

ポット「今日、部屋に来れば少しは渡すよ」

カレン「日本人ソクソクだけ。私はソクソクだけは嫌い」

ポット「OK。無理はしないで。あなた次第だから」

カレン「分かった。行く。ね?ご飯も食べたい」

ポット「いいよ。好きなもの食べに行こう」

カレン「グストコ コリアンバーベキュー」

ポット「シゲ」

 

こうして、結局来るんかい!という展開となり、

一途なポットではあるが、少しだけ一途を休息する事となった。

 

よくよく考えると、お金に困ってる女性に対し、

こうした提案をぶつけるのは最低の行為である。

 

普段の私は絶対にこういう事をしない。

いや、なるべくしないようにしてるのだが、

久しぶりにフィリピンに来ると、早めにワンチャンしたくなってしまうのである。

もはや、これは病気と言っていい。

 

本当にクズ人間で、申し訳なく思っているのだが、全く治らない。

 

 

ご指定通りカレンに韓国焼肉を食べさせ、更にテイクアウト用も包んで貰い

私達は部屋に行き、契約通りのワンチャンを済ませた。

 

本当にカレンはエロい身体をしている。

 

もっと集客出来る店に移動すればもっと稼げるだろうに・・・と思ったが、

カレンが人気になる事は、私にはデメリットなので言わないでおいた。

 

 

契約のワンチャンが済んで、そのまま帰るのかと思いきや

更にマクドナルドに行きたいと言い、私たちは近くのマクドナルドへ向かった。

まだ焼肉が消化されて無いハズなのに、何を食べるんだろ?と思ってたいたら、

カレンはハッピーセット3つを含む8人分のセットを頼み、テイクアウトした。

 

どうやらこれから子供に会いに行くのだが、親戚の子供の分もおもちゃが欲しかったようだ。そうか、そうか、カレンは子持ちだったのか。と、この時知る事になる。

 

私はニコニコとマクドナルド代を支払い。契約金と多めのタクシー代を渡し、カレンを帰した。カレンはお土産のカップラーメンとチョコレート、更にテイクアウトの焼肉弁当とビックマックセットやハッピーセットなど、大量の荷物を持ってタクシーに乗った。

 

この間、家族の病気の話は一切出なかった。

 

結局の所、子供に会いに行くのに、手ぶらだと格好悪いので、

お金を貰って何か買って帰りたかっただけなのだろう。

 

大量のお土産と多めのチップがあれば問題なかったんだと思われる。

 

最初から子供におもちゃ買いたいから金をくれと言えばいいものを、

なぜ家族を病気にしてお金を貰おうとするのか不思議で仕方がない。

 

私は、鴨レベルが高くなり過ぎていて、感覚が麻痺しているので、

正直に言って貰った方が気分良く鴨られるのだが、上手くいかないものである。

 




 

さてさて、そんな事より今日の本番はジョアンだ。

 

なんとかしてアプローチを開始しないといけない。

その為にはまずはジルの協力が必要不可欠だ。

 

私はジルにミーティングを依頼した。

 

マカティに行くのが面倒だったので、ジルをマラテに呼び出した。

 

 

そして、ジルに私のジョアンへの熱い想いを伝え、本当に真剣なんだと説明した。

全身全霊でアプローチしたいので、少しでも良いから協力してくれ!と誠心誠意頼んだ。

 

ジルも私の本気に押され、嫌々ながら少しだけ協力してくれると言う。

 

そして本当に本気ならば。という事でジルは私にある提案をしてきた。

 

しかし、ジルからの提案はとんでもないものだった。

 

 

なんと、パギオにいる祖父母に挨拶に行けというのである。

本気でアプロ—チするならば、親に宣言すべきだと言うのだ。

親が離れ離れになっているジョアンだから、

親替わりである祖父と祖母に宣言せよ。と・・・

 

 

待ってくれ、ジルよ。

そこまでの心の準備は出来ていない。

 

まだ始まってもいないのに、ハードルが高過ぎやしないか?

 

ポット「もちろんジルも一緒に行ってくれるよね?」

ジル「私はいかない。私は子供がいるから遠くに行くのは出来ない。」

ポット「そんなぁ・・・・」

 

ジルに冷たくあしらわれたが、ジョアンに気持ちを伝える時は同席してくれるとの事、

そしてその後、ジョアンと2人で実家に挨拶に行きなさい。との事だった。

 

 

日本では考えられない事である。

 

告白するのに親に挨拶するなんて・・・

結婚するなら分かるのだが、まだ付き合ってもいない。

付き合って貰う為のアプローチをしていいですか?と親に言うなんて・・・

 

 

しかしジルは真剣に考えているならば、そのくらいしないとダメだと言う。

私はもうすぐ40になろうとしているおっさん。ジョアンはまだ17歳。

年の差が倍以上あるのに、祖父と祖母は許してくれるのだろうか・・・

 

 

高い、非常に高い・・・。

ジョアンと結ばれるまでの壁が非常に高い事を知るのだった。

 

国が違うと、ここまでルールが違うものなのか・・・

私はまだアプローチがスタートしていないのに心が折れそうになるのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

[ポットブログ78あとがき]

 

ジルが想定より冷たかったです。

私が全身全霊でお願いすれば、もっと協力してくれると思ったのですが、

簡単なアドバイスだけで、軽く突き放されました。

 

それにしても、告白する為に祖父母に挨拶とは・・・トホホです。

 

でも、ジョアンへの愛は変わりません。

どんな田舎であろうが、私は挨拶に行く事を決意しました。

 

そのくらい私の愛は本物だったのです。

 

コミュニケーションに大きな課題がありますが、

翻訳機を使いながら、ジェスチャーとつたない英語で乗り切るしかありません。

 

次回、ポットが男を見せます!乞うご期待!!!

 

ブログランキングリンク-ボトム
ブログランキングのトップを目指しています。
応援よろしくお願いしますm(_ _)m

 

 

 

スピンオフ小説『クレイジーマニラ』電子書籍、単行本出版決定!Amazonで販売中↓ フィリピン 小説 マニラ

 

ポット第二章前の記事
ポット第二章次の記事

 

ポット
クレマニのカモ担当。アラフォー。日本じゃシャッチョさん、マニラじゃカモネギさん。 日本の恩人のススメでマニラで起業を試みるが、仕事より女性を優先してしまうダメ男。 果たしてビジネスは成功するのか?マニラで性交できるのか?

10 コメント

  1. ポットさん更新お疲れ様です!!
    ジルはあくまでも女性の味方なのですね( ´ ▽ ` )
    一章の頃からジルの真っ直ぐさは読んでいて気持ちがいいです。
    それでも少しは手を差し伸べてくれるほどポットさんの熱意は凄かったのですね(*´-`)
    男 ポットの出撃シーンを心待ちにしてます!!

    • そうなんですよ!ジルのヤツ、結構頭が固いんですよね。
      変なところで真面目なので、困っちゃいます。
      でも、それだけにめちゃめちゃ信頼出来る最高のパートナーなんですねっっ

  2. 僕も彼女の実家に挨拶に行ったことがあります。ルソン島の南端、マクノブという港町からさらに小舟で1時間、カプールという小島でした。結局、彼女とは別れましたが、電気もろくに通っていない島で、現地の人たちと寝食を共にたのはいい思い出です。ポットさんの話の続きが楽しみです♪ 

    • モーリーさん、コメントありがとうございます。
      結構遠い所まで行かれたんですね・・・。大先輩ですね・・・。
      まだまだ波乱万丈な感じで進みますが、どうぞ宜しくお願いしますっ!!

      • いえいえ、大先輩だなんて、とんでもないです(;^_^A 僕が初めてフィリピンに行ったのは2016年8月です。以来、かの国の魅力に取りつかれています。ところで、僕は行政書士として、日本で働きたい若しくは日本人と結婚したい外国人の在留許可を取ってあげています。その絡みで、東南アジアで不動産投資等を検討していますが、なかなか上手く行きませんね(;^_^A いろいろご指導頂ければ幸甚でございます(#^.^#)

        • ケンさんと同時期ですね。
          私はフィリピン撤退が2016年10月なので、私の方が少し時期的には前だったみたいですね。ケンさんが2016年7月8月に初フィリピンだったので、まさに同期!

          自分も3月に先発隊がフィリピンに行きますが、入国のアテンドをするチームを夏から始めます。少しインリーガルな方法も使いますので、モーリーさんのような真面目な方だとご迷惑になってしまう可能性も若干ありますので、よく検討して動きますね(*^^)v

          • そうなんですね(#^.^#) 

            僕が初めて比国に行ったのは、2016年8月1日でした。ホントは、仕事の対象者である比国人に日本に来て貰いたかったのですが、そいつは無犯罪証明書を取得出来なかったので、在留許可が下りなかったということもあり、渋々、渡比した次第です。でも、楽しかったですね(^_-)

            事前に、日本の取引先で、比国のベテランの方から、初めてなら、マカティが安全だと教えられて、マカティのシティグランドガーデンホテルに6日ほど滞在しましたが、今までの人生観を覆す程、楽しかったですね(*’▽’) 

            (因みに、コロナ禍の今では、マカティでも、ホールドアップがあるみたいと聞いています)

            以来、年に、3回から4回、比国を中心に、東南アジアを周遊するようになりました。面白いビジネス案件も見つけて、目下、育てている状況です。

            いつか、クレマニの皆様と、マラテか、エルミタでレッドホースで乾杯したいものです(^_-)-☆

            ご無理のない範囲で、宜しくお願い致します

  3. ポットさん、こんにちは!

    私はフィリピン人に言います、日本人と知り合うと不幸になると、お父さん病気になったり 弟が事故にあったり、モンキーハウスに入って出すのに金が掛かったりする、だから日本人とは関わるなと!
    皆笑ってくれます。

    それと私達フィリピン人プライドある、これもよく聞きました、しかし行動が伴わないのが彼女達の魅力ではないでしょうか? だからこそカレンは部屋に来てくれた訳で!

    次回ポットさんの男気、いや侠気に期待します!

    • ボンさん、こんにちはっっ

      ボンさん面白いですね!それwww
      自分も今度使ってみますw サイコーw

      侠気ってw 僕はそっちの世界じゃないですw
      日の当たる舞台の人間ですw

※コメントアイコンが欲しい読者様、DMでお知らせください。

 

コメントを書く

Please enter your comment!
Please enter your name here