[レンジブログ 前回のあらすじ]

KTV サオリ Saori にて、ザリと会話する。地雷を踏みながらも、仕事の後に会う約束をする。しかも、ホテルで!?

[前回の記事]
【レンジブログ68】マラテのKTV19歳フィリピーナを口説く。夜遊びの言い訳は!?

クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリー仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。

 

レンジブログを序章から読んで頂けると幸いですm(__)m
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

レンジブログ第一章は以下のリンクからどうぞ
【レンジブログ33】プライベートフィリピン女性との深夜デート。マラテのディスコ EXKLUSIVE へ

レンジブログ第二章は以下のリンクからどうぞ
【レンジブログ51】マニラのフィリピーナが初めて日本の地方都市に来る

また、オノケン(現在の話)とレンジ(過去の話)のブログは交互にストーリー展開します。登場人物も共通する人が出てくるので、始めから読んで頂けるとより記事の内容が分かりやすいと思います。オノケンブログもチェックしていただければ幸いですm(__)m

オノケンブログの一覧はこちらから

 

 

【レンジブログ69】フィリピーナとアフターはホテルで二人っきり!?そして帰国の途へ

 

ホテルで会おうと誘うと、ザリはしばらく考えた後、「Yes. Okay.」と言った。

 

私「Are you sure!? Two of us!?」(本当に!? 二人きりで!?)

ザリ「Yes… But I can’t go to your hotel alone. Mabey with my friend.」(はい…。でも、一人ではあなたのホテルに行けません。おそらく、友達と一緒です。)

 

でしょうね。でしょうね。でしょうね!

私の期待は早くも壊れた。

 

ザリ「But if you mind my friend, I can go alone.」(でも、もしあなたが友達を気にするなら、一人でも行けます。)

 

何っ、ここで逆転!? 明日は移動日。今宵は寝なくても大丈夫か。私のブスな欲望が沸き立つ。

しかし、鼻血がすでに噴き出そうなので、ジェントルマンモードに切り替える。

 

私「No, no. I understand your consern. It’s okay you come with friends.」  (いえ、いえ。あなたの心配がわかります。友達と一緒でいいですよ。)

 

ザリ「I see. Thank you Range. You’re so sweet.」(わかりました。ありがとうレンジ。あなたはとても素敵です。)

 

私「Of cource, I wanna stay with you, two of us. But next time or someday.」(もちろん、私はあなたと二人っきりで居たいです。でも、次回かいつかね。)

 

私は笑顔で、本音を彼女に伝えた。

 

すると、ザリはとても嬉しそうにハグをしてきた。

私はそのまま彼女を押し倒したい衝動に駆られたが、もちろんお店の中でもあるし、ノータッチで我慢した。

しかし、離れ際に、彼女の髪の香りをこれでもかと嗅ぎ取る。ブスな行為だけは忘れない。

 

結局、ホテルに来てもまた昨夜のようなことになると考えた私は、「友達も一緒なら、どこか韓国焼肉でも食べに行こう」と誘い直した。

ザリはそれに同意。今度、マニラに来たら二人で過ごそうということで落ち着いた。

 

 

時刻は午前3時、閉店時間を迎えたKTV サオリを出て、店の前でザリを待つ。

 

そして、彼女は10分後くらいに出てきた。友達も一緒だった。

 

ここで、私のフィリピンKTV、アフターあるある、をご紹介したい。

信頼関係が完成していないフィリピーナと食事に行く場合、その友達が参加することがよくある。そして、その友達の方が、かわいい、スタイルが良い、魅力的だ、ということ。私の場合、とても”あるある”なのだが、皆さんはいかかでしょうか。

この時も、ザリが連れてきた女友達はとんでもない巨乳で、顔は好みではなかったが、アフターのレストランでは終始その子の胸をチラ見していた。

 

そして、食事を楽しんだ後、私は明日の移動に備えてホテルで早めに休みますと伝えた。また、ザリには「また来月、マニラに来ます」と言い、今後もアプローチを続けることを約束した。

私達は、レストランで別れ、それぞれ帰路についた。

 

疲れた。

 

人生、三回目のフィリピン、マニラ旅行。今回もいろいろと経験できたし、フィリピーナの実際がさらにわかってきたような気がして嬉しかった。日本人女性と同様に、本当に女性それぞれ皆違うようだ。「フィリピーナ」という単語を使えば一緒に聞こえるが、女性それぞれ個性や異なる価値観があり、恋愛の方法も多様だ。

日本人以上にフランクな女性もいるし、日本人以上に大和撫子を感じる女性もいる。貞操概念もその女性次第のようだ。

 

また、ビジネスの方も進むべき道がわかったような気がして、収穫があったと言って良いだろう。今後、日本に帰国してもマニラとの繋がりは今まで以上に頻繁になる。忙しくなるぞ。

 

 

私はホテルに戻り、身の回りのものを整理する。

明日は、ちゃんと朝食ビュッフェを食べて、ロビーの集合に間に合うようにしなければ。フライトを逃すようなことは絶対にあってはならない。

その後、シャワーを浴び、大人しく就寝。この日、特に事件は起こらず、平穏な寝入りだった。

 

 

そして、翌朝。

 

チェックアウトを済ませた私はロビーにて、スマホを触りながら田原さん達を待っていた。

 

 

マニラに住むいろいろな女性からのメッセージ、それぞれ丁寧に返信する。

 

次回は、一ヶ月後か。

 

またすぐにここに戻ってくる。いや、帰ってくる。恋愛も仕事も、これから楽しみだ。

齢30を過ぎて、こんなに生き生きと充実した生活が再び送れるとは。人生が再び楽しいと感じさせてくれる。フィリピン、マニラ、凄い場所である。

 

 

そして、しばらく待っていると、田原さんとパーリーが現れた。田原さんはまだマニラで仕事があるらしく、もう一週間ほど滞在するらしい。そして、その後は再びシンガポールに戻ってから、帰国とのこと。本当にお忙しい方だ。

今回のお礼と、今後はパーリーにお世話になることについて、しっかりと挨拶をしておく。

 

パーリー「じゃあ、レンジさん。また来月ね! それまでにテナントの候補探しと登記の件を進めておくから。また詳細はメールするね。」

私「ありがとう。パーリー、お世話になります。田原さんもありがとうございました。」

田原「そうね! また日本でも飲みに行こうよ。今回もお疲れ様でした。」

 

私は、二人に見送られ、ボブの車に乗り込む。

 

 

空港に向かう車内。流れるラジオ、あの番組だ。

 

「ウィン、レディオ! ウィン、レディオ!」

 

あー、この耳に残るフレーズ。そのあとのタガログ語が全く分からない。だけども、これを聞くと「マニラに帰ってきた」と感じる。すでに恋しいマニラ。次に聞くのは、一ヶ月後か。いや、すぐだ。

 

 

そして、空港に到着。

 

フライトは特に遅延もなく、予定時刻通りに日本へ。

 

 

無事に着陸。スマホの電波を入れると、何件かメッセージが入っていた。

 

ザリ、ポニー、その他のフィリピーナたち。

 

 

そして、久しぶりにマリーからメッセージが入っていた。

マリーはマニラで出会ったフィリピーナで、今は日本の私の住む街のフィリピンパブで働いている。最近、彼女へのアプローチはほとんど諦めている状態だった。

 


[マリー似顔絵]

 

さて、気になる彼女からのメッセージは…。

 

 

マリー「Tomorrow watashino sayonara day. I’ll go back Manila.」(明日、ワタシのサヨナラデイ。マニラに帰ります。)

 

[次回あらすじ]
マニラから帰国したばかりのレンジ。マリーからのメッセージを受け取ったが、彼女に会いに行くのか。アプローチはもう諦めるのか。

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レンジ
オノケンと同じ会社の先輩であったレンジ。数年前からマニラを訪れるようになり、やがて現地法人を持つまでに。趣味は海外サッカーTV観戦。 実体験に基づいたフィリピンにおけるマニラの闇、貧困と格差、現地ビジネスなどオノケンとは違う視点の記事をアップしていきたいと思います。

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