[オノケンブログ前回のあらすじ]
好みのフィリピンパブKTV嬢がいた場合、どうにかしてこちらの想いを伝えたいところですが、どのような言動が効果的でしょうか?
フィリピンパブKTV嬢との距離がぐっと近づくセリフ・方法とは?
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
[フィリピンでの初体験!?フィリピン人女性への猛アプローチの末に…]
二日連続でティーと会話をしたが、やはりティーとの喋りやすさは他のKTV嬢の比ではない。
最終日になると初日と比べるとかなり英語にも慣れてくる。
もちろんペラペラと話せるわけではないし、リスニングも言っていることが理解できず、聞き返すこともしばしばある。
そのため、相手のこちらの英語力を理解し、受容してくれているような雰囲気というのは私にとっては非常に重要な点である。
レンジさんだけではなく、私もかなり酔ってはいたため、自分は今何を言っているかわからないこともあった。
少なくとも英語達者な方から言わせると、
“赤ん坊の方が少しはマシな英語を話す”
と言われるんじゃないかと思うような間違いだらけの英語を勢いとジェスチャーだけで伝えていたことと思うが、ティーは常に笑顔で私の
赤子レベルの稚拙かつ間違いだらけの英語での甘い囁き←気持ち悪い
を聞いてくれていた。
時間はあっという間に過ぎた。
というより私の記憶が途切れ途切れで断片的にしかSAORIでのことを覚えていない。
ただずっとレンジさんから習ったアプローチの言葉を囁き続けたことだけは鮮明に覚えている。
私たちの1セットの時間が終わる頃、ちょうどSAORIの閉店時間を迎え、いつもの大黒摩季の「ららら」が流されだした。
[閉店時に]
いよいよ帰る時間である。
これからホテルへと戻り、準備を整え日本へと帰ることになる。
今のところ、私たちの便は欠航にはなっていないようである。
私はティーと手を繋ぎ、レンジさんはポニーの肩を借りて出口まで行く。
出口まで来るとポニーがいきなり口を開く。
ポニー「オマエラ、チューシタカ?チューシロ、チュー!!」
オマエラて。
よくその日本語で今まで客と揉めたりしなかったものである。
ただ、ポニーの日本語は、少々荒く、雑で乱暴であろうとも許せてしまうというより、笑えてしまうのが良いところである。
さて、ポニーにチューしろと言われ、ティーも満更でもなさそうである。
私もかなり酔いがまわっているし、ティーとの接吻であれば喜んでしたいところである。
[※ これより少しの間は食事が済まれたばかりの方については吐き気を催す可能性もあるため、閲覧の際は十分にご注意ください。]
ティーと目を合わせるとティーはニッコリと笑う。私もきっと気持ち悪いのであろうが、精一杯の爽やかな笑顔を作る。
私(心の中)「これはいけるやつだ。オッケーなやつだ。いけ俺。かませ!かますんだ接吻を」
ティーの腰に手を回し、顔を近づけるとティーはスッと私の頭の後ろに腕を回した。完全にオッケーなやつである。
ムチュ←気持ち悪い
………ティーの唇はまるで崩れないプリンようであった←気持ち悪い
これより私は
フィリピンを思い出したいときはペソ札を嗅ぎ、
ティーの唇を思い出したいときにはプリンにチューするのであった。
かくして私はフィリピンでの初接吻をティーに捧げた。
え?初接吻ではないだろって?
エミリなんとかって人のことは忘却の彼方へ消え去った。