[オノケンブログ前回のあらすじ]
楽しい時間はあっという間に過ぎ、その代償はお金です。あっという間になくなります。特に高級店と言われるKTVで遊ぶときは多めのお金を用意する必要があります。
驚愕の会計!?瀕死のフィリピンペソ。そしてもう一軒フィリピンパブKTVへ
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
[フィリピンパブKTV嬢との距離がぐっと近づくセリフ・方法とは?]
SAORIの前に到着した私達。
今日はマークは休みだそうだ。
最後に会うことができなくて残念に思ったが、マークの代わりに店前にいるボーイにティーが指名されているか聞いてみた。
今は指名されているが、その客が今、会計をしているところで、すぐに空くとのことである。
私「ですって。レンジさん入りましょうか?」
レンジ「・・・・」
しかばねを一体連れて、二階へと上がると、ティーが私のことをすぐに見つけ、隣に客がいるのにも関わらず嬉しそうにこちらに手を降った。
やはりもう一度来てみて正解のようだ。
席についてママに指名を伝える。
レンジさんは席に座るとすぐにぐったりとしていた。
[本人ではありません。本人はもっと太っています]
後にこのSAORIに来たことを聞いてみると記憶にないと言っていた。
それくらい花と蝶で飲んだ(マリーに飲まされた?)んだろう。
ものの5分ほどでティーとポニーがこちらに来る。
SAORIは曜日ごとにコスチュームが変わる。
私(心の中)「おぉ、今日はボディコン衣装か。スタイルのいいティーが着たら栄えますなぁ」
ティーは私のとなりに座ると
ティー「今日も来てくれたんだ!すごく嬉しい。もう一度会いたかったの」
私「もうすぐ帰らないといけないんだけど、この旅の最後にもう一度会いたかったからレンジさんにお願いして来たんだよ」
“最後のタイミングで会いに来た”
これが会心の一撃となる。もちろんこのときは本当に最後のタイミングであったが、後に、これに味をしめた私は最後のタイミングでなくてもこの一言を言うようになる。
私のレベルが低いなりの会心の一撃を受けたティーは、ぐっと私との距離が近くなる。
逆にこのことがなければ今後のティーとの関係は変わっていたかもしれない。
さて、レンジさんとポニーの方はというと
ポニーは、再度自分に会いに来てくれた(私に付き添って来ただけだが)と勘違いしているのか、ものすごく嬉しそうにレンジさんに絡み付いている。
ポニーは友達としては非常に面白いフィリピーナである。非常に魅力がある子だとは思う。
ただ、女性としては全く私のタイプではない。
そう、例えレンジさんに絡み付きすぎてこちらからパンツ丸見えであったとしても私は何も感じないほどに。
一方でレンジさんは顔面土色でぐったりとしたままであった。ただ、時折思い出したかのようにおもむろに歌い出し、お酒をぐびっと飲む。そしてまたぐったりを繰り返していた。
この人は、あと2時間後には空港に向けてマラテを離れないといけないことを自覚しているのだろうか?
さて、私もあほは解除されたものの、花蝶での長時間の飲酒でかなり体力的には厳しいものがあった。
ただ、私も顔面土色、おじいちゃん化してしまうと日本に帰ることができなくなる。
レンジさんの状態を見ると、回復は当分望めそうにないため、
“私がしっかりとしてなければ”
という気持ちだけで自分を保っていた。
しかし、私もこのお店においてあるサンミゲルアップルビールが好きすぎて、がばがばと飲み散らかしていたので、レンジさんばかりを悪く言うことはできないだけれども。