痒い。
痒いのだ。
私のテポドンが。
銃口付近、赤い気がする。
身に覚えは……
マニラしかない。
【夜遊び】アプリ「WeChat」でマニラの女性と出会い、性病に罹る?
この記事の目次
トピックスライター自己紹介
ーー皆様、初めまして。
私の名前は、ちーちゃん。
ニックネームは可愛いが、由緒正しいおっさんである。
43歳独身、彼女なし。関東地方で小さな建設系の会社を経営している。
[ちーちゃんイメージ]
初めての渡比が約5年前。日系企業から呼ばれてミンダナオ島に行ったのが始まりだ。
マニラで夜遊びを始めたのはつい2年ほど前だが、ガッツリとはまってしまった。
勿論、マニラが夜遊び天国だとは知っていた。
しかし私は当初、遊びに行っている訳ではなかった。
仕事が重要な目的。プライドもある。失敗できなかったのだ。
初めてのフィリピン
出発前に、客先からもフィリピンは非常に危険な国だと聞かされていた。
死亡時2億円の保険まで加入させられた。
「仮に死んでもあなたの家族に1円も払いませんよ」と、一筆も書かされた。
よく考えるとひどい話だ。今更ムカついてくる。
[マニラの街並み]
外出も禁止だと告げられていた。
そして何より、私にとって初めての東南アジア。
マニラ空港からマカティのホテルまでの間ですでに圧倒される。周囲の光景にビビりまくっていた。
「テレビで見た世界だ……」
「リアルにウルルン滞在記だ……」
貴重品が入ったバックを肩から斜めにかけ、絶対に取られないように常に抱きしめていた。
両腕が筋肉痛になるほど抱きしめた。
「皆様! ここにお金イッパイ入ってますよー!」
といわんばかりに抱きしめていた。
今考えると、逆に危なかった。
正に絵にかいたような小心者の私。
初のマニラは、一人でコンビニにも行けなかった。
当時の夜遊びには奥手
食事へ行くにも、現地の駐在の方が送迎してくれていた。
駐在さん「1件だけカラオケにでも行ってみます?」
私「ありがとうございます。しかし明日から仕事です。帰国前にしましょう」
今思えば非常に勿体ないお誘い。しかし、私は仕事を理由にお断りしていた。好感度は上がったかもしれないが。
[マニラの夜遊び]
私が行くミンダナオ島のとある空港へは、マニラから1日1便しかなく、レーダーも無いために天気が悪いとすぐ欠航になる路線だった。
目視で空港が見えないと着陸できないらしい。
この時も3日間飛ばずに、マニラで足止めを食らっていた。
そういえば過去に10回以上渡比してるが、サーチャージ以外の航空券代を実費で払ったことがない。
理由はまた今度書くが、セコいのではない。私はやりくり上手なのだ。
アプリ「WeChat」は女性と出会える
さて本題に戻ろう。
皆さんは、WeChat(中国名 微信) と言うアプリをご存じだろうか。
中国版のLINEアプリといったところだ。フィリピン マニラにおいては、LINEやViberよりも普及してるのではないかと感じている。
そして、このWeChatには素晴らしい機能が搭載されている。
それは・・・
『近くにいる人 検索』
ができるのだ。
そして今夜のお相手が、簡単に探せる&あちらからアプローチしてくるのだ!
ありがとうチャイナ!
素晴らしいよチャイナ!
米国の陸上女王はジョイナー!!!(知らない人はゴメンw)
とにかく、この「WeChat」は、手っ取り早くコトを済ませたいときに向いている。
女性からコンタクトがある
この日もマカティのグリーンベルト5のお気に入りのオイスターBarで、コーラを片手に腹いっぱい牡蠣を食し、スタバ辺りで女性を物色していた。
[グリーンベルト公園]
ーーそして、8時ころホテルに戻りWi-Fiを繋げると数件のコンタクトが来ていた。
その中から近くの女性を検索する。
おっ!?
私の大好きなスパニッシュ系とのハーフと思われる女性が。
しかも、ホテルから300mと近い。
早速、挨拶を送信してみる。
このWeChat、まず挨拶を送信し、先方が受け入れてからトークができるようになる。
私「Hello. I’m Japanese.(こんにちは。私は日本人です。)」
私は、ここフィリピンでは、日本人がモテるのを知っていた。
中国人や韓国人に比べて、安心の日本クオリティーなのだ。
娘「Hi. How are you? What are you doing?(ハイ。元気ですか? 何をしているの?)」
パックンチョ!
やはり食いついてきた。
私「I’m alone. Stay in hotel now.(私は一人です。今ホテルに滞在しています。)」
娘「You need massage? Where your stay hotel?(マッサージしましょうか? ホテルは何処ですか?)」
私「New World Makati now. You?(今ニューワールドマカティです。あなたは?)」
娘「Green belt now. I will go to new world.(今グリーンベルトです。ニューワールドへ行きます。)」
私「Ok. Tell me you come in front.(わかりました。フロントに来たら教えて。)」
※私の英会話は中学1年生レベル。いや、中1の1学期には英語を見失っていたレベルである。
!!!
そういえば重要な確認事項を忘れていた。
以前、私も痛い目にあったことがあるのだ。
また執筆の機会があれば、皆様にもお伝えしたい。
私「Are you Ladyboy???(あなたはレディーボーイ???)」
娘「No.(違うわ。)」
しかし安心はできない。
私は強い警戒心を持っていた。セコムもびっくりする程だ。
これだけ警戒すれば、バントの名手川相だってバントするのを躊躇う程の警戒である。
娘がホテルにやって来た
ーーホテルの部屋で待っていると、着信があった。
娘「I’m here.(着いたわ。)」
私「Ok wait(わかりました、待ってて。)」
エントランスに降りると、外にその娘は立っていた。
[ニューワールドホテル ロビー]
背はやや低めの150cm、お顔は綺麗なスパニッシュ系。
お胸にはとっても素敵な肉まんが2つ。なぜかその周りはラメでキラキラしていた。
あんなに光ってるのはミラーボールか小林幸子の衣装くらいである。
総合的な評価としては、ドラフト会議ならば、背が若干低いのでドラフト2~3巡目ってところか。
悪くない。
むしろ良い!
しかし……
顔が明らかに怒っている。
不機嫌なのだ。
いやいやいやいや。
なんで?
初対面ですよね??
恐る恐る満面の愛想笑いで話しかけた。
私「Hi!(やぁ!)」
娘「……」
見事にシカㇳである。
入り口でバックと金属探知機のチェックを受けて、エントランスに一緒に入る。
私を振り返りもせず、スタスタとエレベーターに向かい歩いていく。
そのあとを飼い犬のように付いていく吾輩。ここで上下関係が決まった気がした。
やべーな。
もしかしてセットアップで、この後に警察来るのかな?
全然しゃべってくれないのは、新しい詐欺か?
めちゃくちゃ不安になってくる。そして神に祈った。
(どうか無事でいられますように・・・)
前回祈ったのは、そう。
大便が漏れそうで、トイレまで行ったが個室が埋まっており、どうか漏らさないで耐えれますようにとトイレの女神様に祈った2時間前。
そして、部屋へ一緒に入る
ーーエレベーターに乗り込んだ。
初めて娘と目が合った。
[フィリピーナ似顔絵]
綺麗な顔だ。
切れ長で、美しい瞳。
なのに、めっちゃ睨んでいる。
市川海老蔵もビックリの睨みである。
こんな睨まれたのは、中学生のころに隣県の有名な学生服屋さんで同じくボンタンを買いに来ていたであろう同年代の他校のヤンキー以来だ。
ーードアを開け部屋に入ると、娘自ら施錠しチェーンをかけた。
[ニューワールド マカティ ホテル室内]
それを黙って見ていると、バックをソファーに放り投げ、いきなりジーンズのホットパンツとおパンティを膝まで降ろす。
そして、初めて口を開いた。
娘「Hey! Check!!!(ヘイ! チェックして!!!)」
怒っている原因が分かった。
Ladyboyと疑われたのが気に入らなっかったようである。
私「Ok sorry. I understand. Very sorry(大丈夫、ごめんね。わかりました。ごめんなさい。)」
娘は、おパンティとパンツを再び穿くと室内の物色を始めた。
(皆さん、ちょっと聞いてもいいっすか? フィリピンの女の子を部屋に入れると、アメニティと水をみんな持っていっちゃいません?? 俺だけ???
そんな時はハウスキーピング係に言えばくれるので別にいいんだけど。
水だけはちょっと困るかな。)
この娘、綺麗な肌だった。
すごい張りと、吸い付くような肌。
なのに、
なのに、
木更津の秘密兵器と呼ばれる私のテポドン。
なのに、発射せず。
ここ数年、ずーーーっとこんな感じなのだ。
娘は不満アリアリで、一人自家発電をベッドでしていた。
煙が立つんじゃないかと思うほど擦っていた。むしろ、それを眺める方が興奮した。
テストステロン値が低いのだろうか…… 私もオノケンさんのように筋トレしないとダメかな?
どっちかというと、お肉は正義!ってレンジさん寄りの考えなんだけどなぁ。
帰国後に陰部に痒みが
帰国後、数日たった日。
妙に痒い。
テポドンのエラの下のくぼみが、ムズムズするほど痒いのだ。
ヤバイ……
お土産もらったかも……
とにかく痒い。痒いのだ。
しっかり明るい家族計画は装着していたのだが……
とりあえず3日我慢した。
治まらない。
ムズムズ……
ダメだ。
有事に備え勇気を出して泌尿器科へ行くことを決心した。
ーー「ちーちゃんさーん。どーぞー」
若い看護婦だった。救いなのはそれほど可愛く無い。
検尿を終え、診察室に入るとこれまた若い20代であろう男の先生だった。
周りには看護婦さんが3名も囲んでいる。
私「実は…… カクカクシカジカでして……」
恥ずかしさから俯いて話し始めると、医者の左手にある高級そうな腕時計が目に入った。
ロレックスか? フランクミュラーか?? それともドンキでフランク三浦か??? いっそのこと診察室に鳩時計つけたろか!?
心の中で悪態をつく。
先生「とりあえずベットに横になって、パンツおろしてくれる?」
この野郎…… タメ口とはいい度胸だ。
私は、礼儀のなってない若い奴が嫌いだ。
それは年長者がビシッと教育をするべきだと思っている。
しかし今の膝までパンツを下した情けない格好では太刀打ちできない。
むしろ、尻尾…… いや、如意棒を股の間に挟んで走り去りたい気分だ。
『カチャッ』
金属音がした。
どんな処置をされるのかビクビクである。
股間はテポドンどころか、天丼のエビの尻尾くらいに縮こまっていた。
パチンとゴム手袋をはめた医師の手が、海老天の尻尾をつかむ。
海老天の衣を引っ張ったり広げたりしている。
屈辱である。
一部マニアにはタマラナイかもしれないが。
ーー男性に直接触られたのは、高校2年の時のホモの野球部の先輩にされて以来だ。
野球の強豪校に通っていた私は、野球部の寮に入っていた。
忘れもしない日曜の夕方。いや、平日だったかもしれない。
ベットで寝ていると突然大嫌いな先輩が潜り込んできた。
「声出すんじゃねーゾ」
今思えば、軽いレイプである。
当時、先輩の言うことは絶対であった。
奴は私のズボンに手を入れ、上下した。
吾輩はトランクスの中で果てた。
クソ苦い思い出である。
泌尿器科での診察結果
ーー「はい。ズボン穿いてー」
再び椅子に座り、生意気な医者の言葉を待った。
奴は汚いのを触ってしまったような顔でゴム手袋を外し、手を洗い戻ってきた。
そして高級時計を再び左手にはめながら、私の病名を告げた。
(;゜д゜)ゴクリ……
「キトウエンだね。清潔にしないとダメよ」
キトウエン???
永谷園の子会社か何か???
「”亀頭炎”だよ。軟膏を出しておくからよく塗って。もう来ないでもダイジョブよ~」
「……ありがとうございましたーーー!」
さっきまでのイラつきもなんのその、少年野球の試合後のように爽やかに挨拶をして診察室を後にした。
性病じゃなくて良かったーーーー!
しかし不潔なのも問題なのである。
以上、「【夜遊び】アプリ「WeChat」でフィリピーナと出会い、性病に罹る?」についての記事でした。
[マニラ マカティエリアのおすすめホテル]
ニューワールドマカティ
この記事で出てきたニューワールドホテルは、マニラでは高級ホテルになります。清潔感、サービスともにハイクラスです。その分、お値段も高めです。
このホテルをアゴダでチェックする>>
執筆お疲れ様です。
私も同じく40代、元気をもらいました。
クレイジーマニラらしい記事で、笑わせてもらいました
ササ木様
皆様に楽しんでもらえていなかったらどうしようかと不安でしたが、温かいコメントありがとうございます! すごく嬉しいです。
40代も頑張っていきましょう!
どうぞ今後とも、クレマ二を宜しくお願い致します。
ふむふむ、WeChatとは初めまして聞きました。興味深々ですわー!さっそく入れて、来月のフィリピンで試してみよう笑
もし上手いこと行ったら、ちーちゃんに感謝、ありがとう!
匿名様
コメントありがとうございます!
是非とも挑戦してみてください。
ただオカマも多いので注意です。
宜しければ、結果も教えてくださいね!
ちーちゃん良いぞー!不幸を笑って申し訳ないけど、オモロい(^O^)/
Qqq様
笑って頂けると少し救われますw
旅の恥はかき捨てと申しますが、病院はうちの近所なので恥ずかしい限りです。
病気を恐がってちゃ何もできません。
明るい家族計画を必ず装着して、今後も楽しみましょう!
コメントありがとうございます!
フィリピン歴25年の50代のおっさんです。
楽しく読ませてもらいました。
私も頻繁にマカティに行くのですがグリーンベルト5にオイスターバーがあるのを知りませんでした。
いつもはブルゴスにあるオイスターばーに行くのですが、もし支障がなければグリーンベルトの
オイスターバーの名前和教えて頂けませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
それくらいで良かったですねぇ
わたしも初マニラの時に
亀の異変にみまわれたことあります(笑)
ネットで調べまくって、その時は初期のAiでその後の検索が暫く亀関係でまいりましたが…
で、ラミシールという水虫の軟膏が良いというのを見つけて亀に塗りこみました。
カンジダだったんですね〜
すぐに治りましたが…
当時のわたしは毎日心の中で
「もうカリ真っ赤〜」
って唱えてました ワハハ