[レンジブログ 前回のあらすじ]

マカティの銀行で無事に個人口座開設を完了したレンジ。法人設立はパーリーが手伝ってくれることに。

[前回の記事]
【レンジブログ66】現地の銀行個人口座開設完了。しかし、法人登記のコンサル代が高い!?

クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリー仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。

 

レンジブログを序章から読んで頂けると幸いですm(__)m
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

レンジブログ第一章は以下のリンクからどうぞ
【レンジブログ33】プライベートフィリピン女性との深夜デート。マラテのディスコ EXKLUSIVE へ

レンジブログ第二章は以下のリンクからどうぞ
【レンジブログ51】マニラのフィリピーナが初めて日本の地方都市に来る

また、オノケン(現在の話)とレンジ(過去の話)のブログは交互にストーリー展開します。登場人物も共通する人が出てくるので、始めから読んで頂けるとより記事の内容が分かりやすいと思います。オノケンブログもチェックしていただければ幸いですm(__)m

オノケンブログの一覧はこちらから

 

【レンジブログ67】フィリピーナと日本人、Laカフェでまさかのビジネスミーティング

 

ザリからのメッセージの意図を何とか汲み取ろうとする。

この明け方に、別のフィリピーナと一緒に居る所を目撃されたと思われる状況から、彼女の返信が「I work tonight.」の一言だけ。

 

私を全く見限ったのなら、このようなメッセージの返信はしてこないだろう。恋人候補から単なる顧客へ切り替えたのならわかる。また、今まで恋人候補ですらなかったなら、当然のメッセージだ。

しかし、今後も変わらず交際を続けていきたい、だけど私に不安がある。とりあえず、自身の居場所と状況だけは伝えておき、後は私に任せようというつもりならば、救いのあるメッセージだ。

 

いったい、どの意味が含まれているのだろう。

マニラ最後の夜、どうしてもザリに会いたくなってきた。もし時間があれば、彼女のお店に向かうしかないか。

 


[夕食会場のハーバービューレストラン 店内から見る夜景]

 

田原「さて、皆お腹いっぱいになったようなので、そろそろ出ようか。」

私「そうですね。ここは私に払わせてください!」

パーリー「レンジさん、ご馳走様!」

 

パーリーには今後、大変お世話になる。マニラにて法人設立するには彼女の手助けが必要である。

先ほど、コンサルティング全般から、信頼のおける発起人の確保、テナント探しまですべてサポートしてくれると約束してくれた。今後、彼女とは友人からビジネスパートナーの関係になるのである。

 

パーリー「レンジさん、今度マニラに来たら、行きたいスイーツのお店があるんだけど!」

田原「こらっ! パーリー、レンジさんを困らせないの。」

私「いいえ、お安い御用です!」

 

私とパーリーは、出会って2年程、計数回しか顔を合わせていないが、田原さんの存在もあって、私たちの信頼関係は十分なものだった。旧知の仲のように、お互いの素性や性格をわかっていた。

 

私達はボブの車に乗り込み、夕食会場のハーバービューレストランを後にした。

 

とりあえず、ホテルまで皆で戻ってきた。時刻は午後9時を過ぎたころだった。

 


[パンパシフィックホテル一階、南側カフェエリア]

 

田原「さて、これからどうしようか。また、どこかKTVにでも行く? あっでも、ビジネスミーティングも少ししたいしなぁ。別の飲み屋さんかなー。」

私「そうですねー。私はKTVでも良いですけど、落ち着いたところにします?」

田原「そうだね。あっ、Laカフェとか? あははは!」

パーリー「あー、知ってる。ベイカフェでしょ。」

私「私は大丈夫ですけど。」

パーリー「うん、行こうよ。あそこ面白いから。でも、ゴーゴーしたら駄目よ。ビジネスミーティング、音楽とお酒だけね。」

 

私達は、ホテルからLaカフェまでボブに送ってもらい、そこでボブと解散した。私の明日のフライトは午後1時過ぎ、12時前にはホテルに迎えに来てくれる約束をした。

 


[マニラのLaカフェ、外観写真]

 

田原さん、パーリー、私の三人で、さっそくLaカフェの店内に入る。

 

私にとっては人生2回目のLaカフェだった。

[Laカフェ過去記事]
【レンジブログ22】マニラの夜、まずは現地女性とデート? ラ・カフェ La.cafeへ
【レンジブログ23】ラ・カフェ La.cafe の2階にて、周囲の人間観察。デートは果たして
【レンジブログ24】ラ・カフェLa caféでの思い出話。その時、デートの約束は成立したのか
【レンジブログ25】ラ・カフェ La café で好みの女の子と接触。デートに発展するのか

 

前回訪れた時は、店内と店内の女性たちの雰囲気に圧倒されたが、今回は二回目。

確かに今回もその女性の多さと、お客の入りの多さに驚くが、前回ほどではない。大丈夫だ。

私達は店内の混雑を縫いながら、比較的人の少なそうな2階へと上がる。

しかし、一般客こそ少ないものの。デート相手を探している女性の数は2階の方が多いようだった。また、生バンドがステージで演奏していた。

 


[Laカフェ2階の様子]

 

私達は、背の高いカウンターテーブルに席を取った。

田原「ねー、いつ来ても、ここは面白いよね。」

パーリー「私はちょっと気まずいけどね。しょうがない…。」

私「パーリーは堂々としてたらいいでしょ。」

田原「とりあえず、何か飲もうか。」

 


[Laカフェのドリンクメニュー、豊富な品揃え]

 

私たちはとりあえずビールで、パーリーはカクテルを注文した。

すぐにドリンクが運ばれてきて、三人で乾杯。今回のマニラ旅行の健闘を称えあった。

 

田原「でも、レンジさん、これから忙しくなるよー! パーリーにはちゃんと指示してあげてね。」

パーリー「とりあえず、発起人だけどね。私の親戚に聞いてみる。みんな良い人だから安心してね。基本は、レンジさんがシグナトリー、メインの経営者ということで良いのよね?」

私「はい、そうですね。」

パーリー「とりあえず、社長はフィリピン人だとすると… ナオミはどうかしら?」

 

[ナオミの過去記事]
【レンジブログ57】人気のバイキングレストランでディナー。その後、マラテの初KTVへ

 

田原「あー、いいんじゃない! ついでに仕事手伝わせれば良いよ。あの子、今子どもの世話だけしてるからさ。時間出来たら、レンジさんの実質スタッフとしてね。彼女、パソコン仕事は問題ないし。」

私「あー、それは、めちゃくちゃありがたいです。ナオミさんなら、こちらも面識があるので、安心できます。」

パーリー「それじゃ、次回までにナオミに話しておくことと、他のスタッフについてはまた相談させてもらうね。」

私「はい、ありがとう。あっ、パーリー、今あなたの連絡先直接聞いてもいいですか?」

パーリー「もちろん。また日本帰ったら、細かい連絡を取り合いましょう。」

 

私達はお酒を飲みながら、簡単に今後の打ち合わせをしていた。私は、明日には帰国するので、来週あたりからフィリピンビジネス本格始動だ。

 

それにしても、Laカフェの店内で何という会話を我々はしているのだろうか。完全なる夜遊びの場で、このような真面目な話をしているグループは、客観的に見ても異質だろう。周囲の女の子も、我々に全く近づこうとしない。

 

とりあえず、私の現地ビジネス開始について大まかな予定が組まれたところで、一旦ミーティングを止めることにした。

三人で店内の雰囲気とお酒をもう少し楽しむことにした。

 

すると、田原さんがすぐに一人のフィリピーナに声を掛けられる。パーリーがすぐ隣にいるにもかかわらず。

パーリーは、「どうぞどうぞ」という雰囲気でほぼ無視している。

 

私はパーリーを気遣って「大丈夫?」と声を掛ける。田原さんはすでに声をかけてきた女性と話し込んでいる。パーリーは「大丈夫」と言いながらも、完全に殺気が出ていた。

 




 

パーリー「私は大丈夫よ。生バンド見てお酒飲んでるから。レンジさんも誰かと話したら?」

私「いいえ。私は、パーリーと話がもっと…」

パーリーは、私の言葉を最後まで聞かず、顔を反らし無視をした。

 

彼女は明らかに怒っている。田原さんにだ。

 

うおー、こんな状況で他の女性にナンパされても…。どうしよう。

 

店内の女性「Hi.」

そして、私も店内の女性に声を掛けられた。パーリーの様子が気になったが、あまり気にした素振りは余計に感情を逆なでしそうだったので、その女性としばらく話をすることにした。

 

彼女のルックスはとても愛らしい奇麗な顔立ちの女性だった。化粧は薄く健康的な印象で、スタイルも良かった。おそらく、このLaカフェの中では”当たり”だろう。

私は彼女と話をしながら、たまに同席しているパーリーへ、「ねぇ、これってどう思う?」など私たちの会話へ参加するように促した。

 

何度かそれを繰り返していると、パーリーも会話に加わり、私達は三人で楽しく過ごすことができるようになった。

 

パーリーは彼女のドリンクを一杯だけご馳走してあげていた。

同じフィリピーナとして、同情しているのだろうか。あるいは、ヘルプアンドヘルプ、当り前のことなのだろうか。

同じフィリピーナだが、立場が全く違うもの同士。どのような感覚で会話しているのだろう。

 

そして、店内には一時間ほど居ただろうか。

 

田原「さて。そろそろ行こうか!」

 

時刻は夜11時半が過ぎようとしていた。

私達は、Laカフェを出て、ホテルまで歩いて戻った。

 

 

この時、スマホを確認すると、ザリから追加のメッセージが。

 

 

 

 

ザリ「What are you doing now? I miss you.」(いま何しているの? あなたが恋しいです。)

 

[次回あらすじ]
ザリからのメッセージを見たレンジは彼女のお店へと急ぐ。マニラ最後の夜に果たして奇跡は起きるのか。

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