[オノケンブログ前回のあらすじ]
フィリピンはマニラ、マラテには多くのKTVフィリピンパブが存在しますが、私の中での一番のおすすめ絶対行くべきKTVは花と蝶です。女の子の質も高く、多くの方には満足していただけるのでしょうが、私の指名子はこの2か月でぽっちゃり化が進んでおりました。
マラテの絶対おすすめKTV、花と蝶に行く。指名子のぽっちゃりにがっかり
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[フィリピーナ彼女の誕生日会で惨めな思い。苛立ちの限界で罵声を浴びせる]
花と蝶での時間は、体力と精神力の減退により、正直90分を持たせることはなかなか困難であった。
こういうときに指名子がカラオケ好きだと助かる。
チャンはカラオケが好きで、私が今までに聞いた素人女性のなかでは3本の指に入ってくるほどの上手さであった。
私の体力が底をつきそうになったころから、チャンにカラオケをリクエストし、チャンのカラオケ中は白目をむいていた。
トイレに行った時に、偶然ジェーンと出会った。
ここで、前回の旅の時に一緒にいた韓国人と連絡がつかなくなっていることを知るのであった。
ジェーンもかなりの美人である。
チャンとかなり仲がいいのでアプローチすることは難しいが、普通にショーアップにいたのなら指名するだろう程の美貌の持ち主である。
彼氏と別れた今こそ攻め入るチャンスであることは間違いない。
ただ、前述しているように、ジェーンはチャンと仲が良いため、私には難しいのであるが…
ところでチャンとはこの日、アフターの話は特にはせず明日の仕事前にデートに行こうということになった。
店を出てからメッセージを確認すると、ほんの数分前にレンジさんからのメッセージが届いていた。
レンジ「今マラテに帰ってきた。今どこかのKTVかな?ホテルで待ってるから、終わったら連絡ちょうだい」
今日はてっきりマルコのところで一晩かと思っていたが、レンジさんはマラテに帰ってきているようである。
あれだけ苦労してアンへレスから帰ってきたのにえらくあっさり帰ってきたものである。
レンジさんにメッセージを送り、ホテルのフロントに集合した。
私「えらく早いお帰りですね」
レンジ「いや、苦労をかけたのはケンさんも同じだから、非常に言いづらいんだけど、最悪ってか、あまり俺必要なかったみたい。辛い思いをして帰ってきました」
私「え、そうなんですか?」
レンジ「まず、マルコの家にがんばって日が変わる前に行ったんだけど、まさかのマルコ不在だった。で、まさかの自分の誕生日パーティーにでかけてるってお母さんから伝えられたのよ」
私「え、“日が変わる瞬間が一人で寂しい”みたいなこと言ってたじゃないですか」
レンジ「でしょ?それで俺はマルコに電話したんだけど、なかなか繋がらなくて、ずっとマルコの家の前で電話かけまくってたの」
私「地獄ですね」
レンジ「うん、で、ずっと電話かけててようやくつながったかと思ったらマルコ完全に酔っぱらってて、なんとか場所を聞いて急行したんだけど、パーティーしているところに向かう途中で日付が変わってしまったのよ。で、ようやく到着したんだけど、そこでの光景に目を疑ってしまったよ」
私「目を疑う光景を聞く前から僕だいぶイライラしていますけど、どうぞその光景とはなんでしょう?」
レンジ「モデル仲間であろう男女が15人ほど集まってパーティーしてたよ。男女比率12:3くらいでやたらと男性多いし、アホほどスペックが高い人間ばっかりだったよ」
私「いや、それぱっと集まれる人数じゃないですよね。完全に前々から用意されていたパーティーですよね」
レンジ「でしょ?しかも俺以外皆まぁスタイルがいいの。男の身長は180オーバーばかりだし、女性も高身長+ヒールでこれまた俺よりはだいぶ身長高いし、顔小さいし、そこの空間だけ異世界だったね。俺なんて顔のでかさと身長もそうだけど、太ってるし、すごい惨めな気持ちになったよ。今なら“みにくいあひるの子”を読んで泣ける自信あるわ」
私「それは地獄ですね。で、マルコは何と言っていたんですか?」
レンジ「ワオ、レンジ来たんだ!!はははは!!だって。完全に酔っぱらってた」
私「人の苦労をなんだと思っているんでしょうかね」
レンジ「さすがに力抜けたよ。そのパーティーはそのあとすぐに終わったんだけど、このままマルコをそこにおいて帰ったら、大勢の男どもに囲まれてスケベなDVDの撮影会が始まってしまいそうだったから、家まで送ってマラテに帰ってきたってわけ」
私「いやぁ、だいぶ腹が立ちますが、レンジさんのその会場での惨めな思いをされたのを考えると、あまりマルコに対して文句を言うのはやめておきます。お疲れ様でした」
レンジ「いやまてよ......あれだけイケメンたちの知り合いが多いのに、俺を選ぶってすごくない?いや、俺ってすごくない?ケンさんに見せてあげたいほどのイケメンばかりの会だったよ。会に来ていないモデルの知り合いをいれるととんでもない数のイケメンと知り合いだろうし、マルコほどの美貌を持っていたら、そりゃアプローチしてくる男どもも多いだろうけど、それを押しのけて俺だよ俺!?」
私「・・・・」
レンジ「その場は確かに惨めだったけど、少なくともあの場にいた男どもには“俺”という彼氏がマルコにはいることを知らしめたわけだし、結果オーライ的な!?」
私「・・・・おい」
レンジ「いやぁ、アンへレスからわざわざ戻ってきた甲斐があったってもんよ。これで俺たちもモデル仲間公認のカップルだな!!はーっはっはっは」
私「おい!!」
レンジ「ん?」
私「こっちの苦労も考えろや!!誕生日に一人が寂しいとかぬかすから、わざわざアンへレスから帰ってきたのに、パーティーだと!?もうちょいましな嘘のつき方知らんのか乳は!!そしてそんなアホのような嘘を置いといて“モデル仲間公認のカップルだぁ”とかいうてるあんたもアホか、アホなのか!?振り回されてるこっちの身にもならんかい!!」
その後、JMMのフロントで先輩に全力で罵声を浴びせ、土下座寸前まで反省させたのであった。