[オノケンブログ前回のあらすじ]

マカティで今回宿泊するホテルはEホテルというホテルです。これがまたなかなかのホテルでしたので、みなさんにシェアしたいと思います。
ホテルの評価もさることながら、そこで衝撃の発言をした人物が現れます。

フィリピンに到着!衝撃のマカティのホテルに宿泊。そこで耳を疑う発言

 

オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m

転落と後悔

 

私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。

【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

 

[マカティで大激怒!フィリピーナの突然の変貌]

小休憩をはさんだこの1時間の間に何があったのか、レンジさんは急にケソンに行くと言い出した。

 

私「ケソン?なんですか急に?」

レンジ「いや、実はマルコが今日仕事休みらしくて、俺に会いたいって言ってて...マルコの家はケソンあたりだから行ってこようかと。4時間…いや3時間後には確実に戻ってくるようにするから」

 

私「いやいや、マラテならともかく、マカティの夜は僕完全に初めてなので、レンジさん抜きじゃ行動できませんって」

レンジ「うん、だから俺も何回か断ったんだけど、断ってたらマルコが怒ってしまってね」

 

私「怒ってしまったって...こっちがスケジュール的には先に立ててたんですから、普通はこっちが優先でしょうよ」

レンジ「う、すまん。後できちんと埋め合わせするから、行かせてください。マルコカンカンなのよ」

 

私「カンカン具合で言ったら今の僕の方が上でしょうが・・・まぁいいです、わかりました。何とかして時間を潰しておきます。マルコ結構わがままなんですね。そんなキャラでしたっけ?」

レンジ「いや、今までこんなこというタイプではなかったし、聞き分けはいい子だったんだけど、どうしたのかな」

 

私「とりあえず僕は今マルコの印象がだいぶ悪くなってしまいましたよ。この埋め合わせはマルコの乳を上下左右、そして回転揉みをして、最後にはもぎ取って日本のお土産にしないと気がすみませんよ」

 

 

 

 

 

レンジ「俺の乳ならいつでも回転揉みしていいから勘弁してあげて。マルコのわがままは、きっと今回だけだから」

 

今回だけ...私もそう思っていた。

なぜなら私の過去三回のフィリピン滞在では、マルコのわがままな部分は全くと言っていいほどなかった。レンジさんからもマルコはとにかく良い子(良い子過ぎて刺激が足りないとまで言うほど)だと聞いていたため、“今回は”おそらくマルコの虫の居所が悪かっただけ...そう思っていた。

 

しかし、マルコのわがままっぷりは今後、以前と人が変わってしまったのかと思うほどに加速する。

その加速具合はまるでロケットである。常人ではとてもついていくことは不可能であろう。

ロケットなのは乳だけにしてもらいたいものである。

マルコのわがままに振り回され続けるレンジさん、そしてそのレンジさんに振り回される私。

 

振り回されの遠心力的には、より外側に位置している私の方が影響を受けることになる。

しかもレンジさんは振り回されはするが、相手は彼女なので、振り回された後に得るものがあるのだろうが、私には全くない。

ただ単にスケジュールがかき乱されて迷惑を被るだけである。

 

今後、マラテやマカティの夜の街を一人で行動できるようになるまでの数回の旅行の間、私にとっては我慢の連続となる。

ただ、自分一人での行動ができるようになってからは、レンジさんの見事なまでの振り回されっぷりをヘラヘラしながら見物しているだけである。

 

私「3時間ですね。了解です。せっかくマカティ来たのに、何もしないのは時間があまりにももったいないので、とりあえず危険の少なそうな道を選んで、いけそうならKTV一軒行ってみたいと思います」

レンジ「気をつけてね。なんとかがんばって帰ってきます。よし、じゃあケソン行ってきます。その前に一服...」

 

私「てめぇ!!まずGrab呼んでからの一服じゃろがい!!とっととケソン向かわんかいゴラァッ!!!」

レンジ「ひぃ!!」

 

こうしてレンジさんはケソンにGrabカーで向かっていった。

私はとりあえずホテルに戻り、周辺のKTVを調べた。




前述したが、マカティのKTVは広く点在しており、徒歩で多くを見て回るのはかなり骨が折れる。

そのため今晩は、レンジさんとはEホテルから西方面にむけて歩き(真理子やSHIAWASE,SACHI方向)、そこから北方向のKTV(真珠の森、LITTLE SHIAWASE)を調査して回る予定である。

 

その道を選択する方が、より多くのKTVを見ることができるからである。

東方向には、UP STAGE、スバル、ブルーエンジェルくらいしかなく(参考にしているKTVマップによると)、北側にはストリップ、ゴーゴーバーなどは多いがKTVは決して多くない。

 

北方向に向かうには、徒歩では少し厳しく、当時Grabを使っていない私にとっては、北方向のKTV(プレミア順子など)に向かうのは難易度が高い。

そのため、この夜の調査がより広く行おうと思えば、東方向に向かうのが最善である。

地図を見る限りでは、徒歩5分ほどで行けそうである。また、大通りを直進するだけなので、危険も少なさそうである。

 

そうと決まれば時間がもったいない。私はさっそくホテルをでた。

 

マラテに比べ、マカティがいくら安全な地域とはいえ、危険な場所は必ずあるだろう。

Eホテルから東方向に歩いていくことが本当に危険が少ないかはわからないが、いつでも逃げられるように常に警戒をしながら目的地まで歩を進めた。

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オノケン
オノケンは日本で働く普通の30代サラリーマン。先輩レンジの誘いから、マニラ旅行へ。それ以来、マニラに通うように。趣味はフィットネスで筋肉こそ正義だと思っている。海外旅行はリアルドラクエのため筋トレでレベル上げをしている。 オノケンブログでは、マニラ旅行記やフィリピーナとの恋愛をメインに、英会話の上達方法などを記事としてアップしていきます。

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