[オノケンブログ前回のあらすじ]
マラテとマカティではルールは同じですが、取締りの厳しさには大きな違いがあります。取締りが厳しいのはマカティの方で、町の雰囲気を比較すると違いが一目瞭然だと思います。
マラテになれすぎた人はマカティを歩く際は気を付けてください
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[フィリピンで逮捕?連行?マカティでの路上喫煙で危機一髪]
マカティでの不審な動きに加えて、レンジさんの路上での喫煙で警官に声をかけられた私たち。
闇夜に佇むその警官は、腰につけられた拳銃も相まって殺気すら感じることができるほどの迫力があった。
警官「そこのぽっちゃりの方、IDカードを見せろ」
レンジ「はい...」
警官「…署まで来てもらおうか」
レンジ「ごめんなさい。もうしませんので許してください」
警官「だめだ。署まで来い」
レンジ「え、許してくださいよ。今度から気をつけるから」
警官「捕まえたやつはみんな同じようなことを言うんだ」
レンジ「すみません、本当に勘弁してください」
警官「だめだ。署に来て、書類を書いてもらう。罰金もあるからな」
レンジ「・・・」
警官「まぁ...そっちの対応次第では許してやらないこともないが」
レンジ「・・・いくらですか」
その警官は黙って指を二本立てた。
それを見たレンジさんは財布から2000ペソを取り出し、そっと警官に渡した。
レンジ「本当にごめんなさい」
警官「・・・うむ、今度から気をつけるんだぞ」
そういうとその警官は私たちに背を向け歩き出した。
レンジ「あぶねぇ。危うくしょっ引かれるところだった。マカティは路上で喫煙することに関する取締りが厳しいの忘れてた」
私「酔いもくそもないほどに目が覚めました」
レンジ「悪徳警官で助かった」
私「最終的にお金を要求されるとは思いませんでしたね」
レンジ「たぶんなんだけど、あの警官はこのやり方で稼いでるね。やり口が慣れている感じがあったね」
私「なるほど。私たちの様なKTVでお酒をたくさん飲んで、気分良くなったアホ外国人を狙ってのことですね」
レンジ「うん、たぶんね。こんな深夜に真面目に巡回しているような警察だったら、見逃す代わりに金を出せなんて言わないだろうからね。警察に捕まらない代わりに2000ペソで済むなら喜んで払うだろうし。異国の警察だから余計に穏便に済ませたいところだしね」
私「なるほど」
レンジ「なんにしても大ごとにならなくてよかった。最初は殺されるかと思ったし。あの程度の出費ですんだなら良いネタになったね」
私「そうですね。しかし色々と引き寄せますね我々は」
そう、フィリピンにいる時の私たちの身にはいろんなことが毎回のように起こりすぎなのである。
その出来事が私たちにとって望ましいことであれば良いのだが、多くが望ましくないことである。
他人からすると“飯うま”というやつだろうか。
程度にもよるのだろうが、他人の不幸ほどおもしろいことはない。
私たちのそれはまさに笑えるレベルの不幸が多い。
もちろん私たちが常々願っているのは、日本での生活はともかく、休暇で来るフィリピンでの生活は自分の思うように事が運ぶことである。
しかし、何の因果か、私たちは二人して順調ということはなかなかない。
しかも両方幸せ、両方不幸というケースもあまりなく、だいたいはどちらかが幸せでどちらかが不幸せな状況である。
幸せな方が不幸せな方の話を聞いて、表面上では“お気の毒に”みたいな顔をしながら、内心では笑っているのである。
さて、マラテに戻ると時刻は2時前であった。3時閉店の店に行くのも厳しい時間帯である。
私「さて、どうしますかね。3時終わりの店はちょっと厳しいですね」
レンジ「俺ちょっとケイコに行ってみたいんだけど」
ケイコと言えば“ビーバー”が働いている場所である。
実は昨日、ケイコの前をフラフラとしていたら、ケイコの呼び込みに声をかけられた。
“ビーバーに会いたくないから、入店はできない”
と伝えると、現在ビーバーは働くことをストップしているとのことであった。
女の子の人数がマラテ内でトップクラスに多く、美人も多いケイコにはまたいつか行きたいと思っていたため、ビーバーがいないこのタイミングでもう一度行きたい旨をレンジさんには伝えていた。
しかし…
私「ケイコは3時終わりですよ。今からだと1時間ほどしか楽しめませんよ」
レンジ「明日はもうアンへレスだから、今日が今回の旅のラストになるでしょ?俺もケイコには行きたいと思っていたから、短時間でもいいから入ろうよ。良い出会いがあるかもしれないよ?」
私「そうですね。僕も今はもうマラテにはアプローチしたい子はいないので、このタイミングで候補を作っておくのはいいことですね。行きましょう」
レンジ「俺もそろそろマラテで胸を突き抜けるような出会いをしたいものだな」
私「いや、ザリいるでしょザリが。もう破局したんですか?」
レンジ「いや、破局はしていないと思うし、毎日連絡は取り合っているよ。ザリは決して恵まれた家庭環境じゃないはずなのに、お金の話はでたことないよ。本当に真面目でいい子だよ」
私「・・・いや、じゃあ彼女なのでは?」
レンジ「俺としては、もうザリはとても親密な友達って感じなんだけどね。一友人としては大切にしたいフィリピン人の一人だけど、恋愛感情はもうほとんどないかな」
私「そうなんですね。まぁ、あまり関心もないのでいいです」
レンジ「ひどっ。でも最近稲妻が走るような出会いしていないなぁ。新たな恋がしたいなぁ、ときめきたいなぁ」
私「ときめきメモリアルでもしたらいんじゃないですか?」
レンジ「いや、逆にときめかないし」
そういっていたレンジさんであるが、次回のレンジさんの旅でマルコを大きく超えるほどの逸材(私的には)に出会うことになるのであった。
ヤラレましたね。
marumaruさん
ヤラレました。見逃しの相場はいくらほどなのでしょうか?
先程、マニラから戻りました。
ハイライトの上(3F)にG IIIって飲み屋が9日にオープンしました。 行ってきましたがVIPルームはまだ改装中で使えず、あまり可愛い子はいませんでした。(きっちり時間内はモミモミしてましたがw)
オススメされてるヴォーグプラスの隣のマッサージでは、ジャガー横田似のアテが、「スーパーマン?〇〇◯?(オノケンさんの本名でしょうか?) ホントにパロパロナーって言ってましたよw
なるほど!
新しい店はどんどんできていますね!
情報ありがとうございます!
オノケンは私の本名をキムタク風に略したものですので、もしジャガーさんがいったのがそれ風じゃない場合、スーパーマンみたいな人は他にいるんでしょうね笑
他に贔屓にしている店ができ、最近すっかり行けていないので、またそのマッサージ店にも顔を出そうかと思います!
現地で警察に目を付けられると大変でしょうね。相手の言いなりにしなければならないでしょうし。署に行けば要求される金額もさらに大きくなるかもしれません。私も気を付けたいと思います。
2000ペソはかなり安く済んだ方かもしれません。行動は気をつけなければいけませんね。お互いに気をつけていきましょう!
昨年末、私の知人がホテル室内の喫煙がバレてP5000罰金を払いました。
私が2月に確認したところ、罰金の告知は有りましたが金額は表示されていません。
可能であれば領収証を貰いましょう(笑
marumaruさん
私は部屋では喫煙しませんので大丈夫ですが、レンジさんはガンガン吸いますし、たまに私に部屋に来ておもむろに吸い出す時があるので、今度それを見つけたら根性焼きしたいと思います笑
数年前の喫煙の取締後、マラテの路上で喫煙○○○PHPのサインを見た記憶がありますが。。。
じいじさん
そこいらで行われているものなのでしょうね…