[オノケンブログ前回のあらすじ]
夜の仕事をしているフィリピーナと恋愛する際は、純粋な恋愛を楽しむというのはなかなか難しいものでやはりお金がついて回る可能性は高いです。そんな中で聞いたお金じゃなくて心が欲しい発言に思わず涙してしまいます。おっさんになると涙腺がゆるくて困ります。
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[KTV嬢からのドリンク攻撃!!最後の最後に悔いしか残らない終わり方]
ケイコに入店した。
この旅が始まる前は、初日にここに来る予定だった。この旅では少なくとも2回以上は来ようと思っていたのだが、まさか最終日に初めてくることになろうとは...
ボックス席でビーバーへのお土産を握りしめて待つ。
すぐにビーバーが登場した。
今日は胸が空いた服装ではなかったが、胸の膨らみはしっかりと確認でき、これはこれでまた良いものがあった。
最終日にしか来ることができなかったことを謝ると、ビーバーはあまり気にはしていない(どうでもいい?)ようであった。
ただ、今回は不運なことにビーバーを指名した客が他にいたようで、私のところにずっとはいなかった。
個人的には指名子がいない間のヘルプは必要ないというより、つけないでくれたほうがいいと思うほどである。
私が単に運が悪いだけかもしれないが、ヘルプで良い子がついてくれた試しがないのだ。
気持ちがわからなくもないが、少なくとも隣でだるそうな雰囲気を出すのだけはやめてほしいものである。
今回も見るからにやる気がなさそうなフィリピーナだったので、私はほとんど話をすることなく黙々とドリンクを飲み、携帯を触っていた。
ところで、今日はビーバーの感じが今までと違っていた。
席に帰ってくるたびに
“もう一人の客が全然飲み物を飲ませてくれない。喉が渇いたから、ドリンク頼んでいいかな?”
と言ってくるのである。
今日が最終日ということは伝えている。
“今日会ったら、また数か月の間会えないなんて寂しい。だから、今日はたくさん飲んで楽しい時間を送りたい”
だそうだ。
最終日まで来られなかった後ろめたさもある。
なにより好意を寄せており、後に行為をしたいと思っているフィリピーナに飲み物飲みたいと言われて断ることは難しいものである。
延長もビーバーが
“どうしてもまだ一緒にいたい”
というものだから、1セットのみ延長した。
その間もドリンクは注文され続け、2セットだけだったが、高級店VIPルームほどの料金となってしまった。
今こうして文章にしてみると、私は完全にビーバーにカモにされていることは間違いない。
レンジさんも言っていた。
“恋愛は惚れた方が負け”
その通りである。
完全に今ビーバーは私の風上にいる。
さすがはベテランのビーバーである。風上からの攻め方をよくご存知のようだ。
自分に惚れている男からはしっかりポイントを稼ぐ、お金を搾りとる。
きっともう一人の指名客にも私と同様のことを言ってドリンクポイントを稼いだことであろう。
会計を済ませ店をでた。
時間はすでに1時30分ほど。
1セットも厳しい時間であるが、このままホテルに戻って帰り仕度をするにも時間が中途半端である。
とりあえずケイコからホテルに向かって歩いた。
行きたいと思うようなKTVもなく、ホテルに近づいてきた。
“KTVへ行くことを諦め、コンビニで何か買ってホテルでまったりしようか”
そう考えていたそのとき、一人のオカマが私に声をかける。
“んもぅ、いつになったらうちの店に来てくれるの!?”
ヴォーグの呼び込みおかまである。
私「ごめん、実は今日が最終日でね。行きたい店が他にあったから」
オカマ「え?うちは?約束したじゃない!日本人は約束守る!そうでしょ!?」
私「う、うん、でも前指名した子がまだいると思う。もう会いたくはないし」
私「前その子とはいつ会ったの?」
私「4ヶ月くらい前だったかな」
オカマ「じゃあ大丈夫よ♪この2ヶ月でガラッと女の子変わったから!新しい子ばかり!」
私「そ、そうなの?じゃあ行ってみようかなぁ」
オカマ「いやん、やった♪行こう行こう!」
そうしてヴォーグの店に入った…
瞬間に前の指名子発見。
ぱっと見で、なんか4ヶ月前に見た顔がちらほらいることを確認。
“何が新しい子いっぱい”だ。女の子は全然変わってないように思える。
残念ながら以前の指名子も私の顔は覚えているようであった。
前の指名子がいることを確認した後に、入店をしないというのもなかなか難しいものである(おそらく二度と会うことがないだろう相手に本来気を遣う必要などないのであろうが)。
渋々ながらに入店。
そして渋々ながらに同じ子を指名した。
この指名子もそれなりのベテランである。
私にそんなに好かれてはいないことは感じていることだろう。
それはそうである。
前回店に行って、ありがとうとメッセージを送ったきり全くメッセージを送っていないのである。
一応笑顔を取り繕ってくれてはいるが、やはりそこは彼女も一人の人間である。
重い雰囲気、オーラを隠すことはできていない。
そんなオーラを感じてしまった私もテンションは全く上がらずただ飲むのみである。
あまりにも重い空気に耐えられず、荷造りをしなければいけないことを理由に1時間ともたずに退店。
最後の最後でなんて面白くない時間を過ごしてしまったことか。
決してヴォーグのせいではない。
楽しめないだろうとわかっていても入店を断ることができなかった私の意思の弱さのせいである。
予想以上に面白くなかったが……
ホテルへと戻り、荷造りを済ませ日本へ帰国の途についた。
最後が最後だっただけに本当に思い通りに行かない・楽しくない旅になってしまった。
やはりフィリピン旅はレンジさんと一緒の方が楽しめるなど感じた旅であった。
今回の旅もノーフィニッシュで終了である。
こんにちは、
大変だと思いますが更新頑張ってください
楽しみにしています
かなり「純愛」を求めているんですね?
もう少し肩の力を抜いていどんでみたらいかがですか?
やれなくて当たり前、やれたらラッキー!
位の気持ちで
女の子は山ほど居ますから!
アンさん
そうなんですよね…もう少し肩の力を抜くことができればいいのですが…
最近は肩トレにはまっておりまして、それが原因かもしれません笑
かなり、残念な旅行になってしまいましたね。
良くわかりますが、思い空気のKTVは、後悔しか残らず、ため息ばかりですねぇ。
私は、見た目も悪く、年もいってるので、お金でしか魅力を感じでもらえないので、毎回、出費もそれなりです。
しかし、最近のKTVは、指名して飲み始めて5分で飲み物の前に、歌いますか???って聞いてきますね。
そんなにつまらないのか!!って思っちゃいます。
そんなこんなで、飽きてしまっていますね。
DONDONさん
私の中でも一二を争うほどのダメな旅行でした。
やはりレンジさんと行動するのが一番ですね!
執筆お疲れ様です。いつも楽しく拝見させて頂いてます。こちらも「わかる、わかる」というシーンが多く強く共感しています。これからも頑張ってください。ペースが落ちても見に来ますので!
サダさん
ありがとうございます!
木曜日以降は完全に毎日更新を目指して頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします!