[オノケンブログ前回のあらすじ]

フィリピーナと関係を持つためには必ずと言っていいほどに通る道、金銭的な問題。お金貸しては月一の週一の挨拶レベルですが、みなさんならどのように対処しますか？

フィリピーナの“お金貸して”問題にどう対処するか？貸す？かわす？

オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m

転落と後悔

私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。

【レンジブログ１】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

[狙っていたフィリピーナがついに彼女に！！思いがけない展開に…]

 

 

ビーバー「わかりました。今から私はあなたの彼女です」

 

私「……やった。ビーバーが彼女になった。これで彼女の体は俺のもの。次の旅であの体を実食できるんだ！！！うおー！！」

 

頭の中に流れるのは、そう、あのロッキーが勝った時に流れるテーマ曲である。

ビーバーだが、エイドリアンと叫びたかった。

 

圧倒的歓喜。

 

圧倒的感謝。

 

圧倒的神の祝福。

 

今夜は赤飯。

 

 

 

 

 

となるわけがない。

私はアンポンタンな人間であることは間違いないが、これで騙されるほどではない。

 

私「今からあなたは私の彼女なの？」

ビーバー「はい、彼女になります。なので9000ペソ貸してもらえますか？」

 

こうしてビーバーは私の彼女となった。

が、

 

私「あなたはお金のために私と付き合うつもりですか？」

 

 

それはそうである。

こんなメッセージだけで9000ペソ貸すわけがない。

しかも次のフィリピン旅行までは1ヶ月以上もあるのである。

 

何だかんだ理由をつけられてそれまでに破局するに決まっている。

もしくは、それまで関係が続いたとしても恋人らしいことは何一つできないように、私がフィリピンにスケベな妄想をして訪れたとしても“忙しい・体調が悪い・友達と約束がある”などとかわされ続けるに決まっている。

 

彼女ほどのベテランだとみかわし率も半端ないものであることは間違いない。

みかわしの服を身にまとい、みかわしきゃくの特技発動中に、さらにみかわし草まで使用するほどの“いや、どんだけみかわしたいねん”というほどのみかわし率であることだろう。

 

通常よけられないはずのメラやイオさえも“かわす”。

メタル系などの“無効”ではなく“かわす”のである。

そうなるともう訳が分からない。

物理攻撃押しの私などでは攻撃が当たるわけがない。

 

またしても既読のついたメッセージはすぐには返ってはこず、1日が過ぎた。

そして次の日に返ってきたメッセージは

 

ビーバー「It’s up to you(あなた次第です)」

 

何が私次第かは分からなかったが、そのメッセージに返信することはなかった。

さようなら爆乳ベテランKTVビーバー。

バシルーラ。

 

さて、ついにメイだけになってしまった。

ただ今回のビーバーへの対応はメイがいたからこそである。

乳は惜しいが、それ以外で言うとメイが圧倒しており、このような展開になってもさして痛手ではないと判断したのである。

一滴の涙が頬を伝った程度の痛手である。

もしもメイがいなかったら、実食の望みをつなげるためにお金を渡していたかもしれない。

そうなってしまったらもう二回三回と“関係が続く限り”続く負の連鎖となっていただろう。

 

送金は一度きりということはあり得ない。

ただのこれからの送金スパイラルの始まりに過ぎないのである。

 

例えば今回の9000ペソ、日本円で約2万円はこちらからすれば大きな金額ではない。

しかし、9000ペソといえばフィリピンの平均的給与の半月分以上の額であるため、彼女らからするとかなりの額である。

 

そんな金額をポンと手に入れられることを一回覚えてしまうと、それはもう一度で止めることは困難である。

 

もちろん月々の額にもよるが、それに値する人物、もしくは二人の関係性から起こる送金であれば全く問題ないだろう。

それも一つの形であることは重々理解しており、否定するつもりはない。

 

 

 

考え方を変えると、もし彼女が日本にいたのならば月々のデート代は2〜3万では済まない。

フィリピンにいることができない、デートで美味しいものを食べさせてあげられない分を送金して、相手に良い思いをしてもらうと考えればフィリピーナとの愛の形としては至極真っ当なのかもしれない。

 

ただ単に今回はビーバーが私の中でそれに値しなかっただけである。

 

さて、メイとのメッセージは不定期ではあったものの続いており、少しずつお互いを知ることができ始めていた。

 

異変があったのは次のフィリピン旅行まで三週間ほどとなった頃のことである。

遅くとも次の日には返ってきていたメッセージが返ってこなくなった。

 

三日目になろうとしているとき。

既読はついたものの返信はない。

嫌な予感がしてブロックされたかどうかを調べてみた。

すると…

 

まさかのメイからブロックを受けてしまったのである。

 

 

 

読者の皆様へ

この1週間、更新があまりできず申し訳ありませんでした。

非常に多くの読者の皆様からの励ましのコメントをいただき、パワーをいただきました。

残念ながら筋トレは満足に行えなかったため、そちらのパワーは落ちてきていますが、少なくともクレマニを書いていくパワーは現在みなぎっております！！

忙しい時もようやく過ぎました。

本日より通常通り平日はオノケンの章。そして土日（場合によっては日曜のみ）はトピックスとなっていきます。

毎日更新を楽しみにしてくださっている読者の皆様、お待たせしました！

これからもクレマニをよろしくお願いいたします！！

みなさんに幸あれ！！