[オノケンブログ前回のあらすじ]
ホテルへと連れ帰った絶世の美女フィリピーナ。ほどなくして盛大な物音が聞こえ始め、期待に胸が高まります!しかし、そのフィリピーナが持っていたもは、外見からは想像できない衝撃の事実でした。
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[アンへレスで出会った美形オカマとの攻防戦!勝つのはどっちだ?]
アンへレスの夜、ジョリビーで“たまたま”出会った超絶美人フィリピーナは“たまたま”がついていた。
そうとは知らず、部屋に招き入れてしまったレンジさん、完全野獣モードの改造人間の攻撃を防ぎきることができるのだろうか。
“オールオフェンス改造人間VS元日本代表候補・鉄壁のディフェンスレンジ”
の戦いの幕が切って落とされた。
※以下、レンジさんの証言をもとに作成
最初に仕掛けるはやはり改造人間。
予想外の出来事に思考が現実に追いついていないレンジさんは、上下を入れ替えられ、簡単に改造人間にマウントポジションを許す。
レンジさんは防御の術を持たない、というより単に放心状態である。
首筋にキスをされても微動だにできない。
ここで自らの衣服を脱ぎ捨て、上半身裸になった改造人間の裸を見てようやく改造人間だということを把握した。
レンジ(心の中)「いや、乳首の位置離れすぎ。
[乳首の位置イメージ]
防御に回りたいが、自らの下半身にはずっしりと改造人間の体重がかかっているため、身動きがうまく取れず、ばたつくのが精いっぱいの絶体絶命の状況。
そうこうしているとレンジさんのシャツのボタンを外そうとする改造人間。
レンジ「NONONONO!!OKOKOKOK!!」
必死でシャツのボタンを外させまいとするレンジさん。
こうなるともうどちらが男なのかわからない。
服を脱がすことを一旦中断し、レンジさんにキスを迫ろうとする改造人間。
レンジさんはその隙を見逃さなかった。
キスを迫ることで上体が前のめりになる。
自分の下半身の負荷が減ったことを感じたレンジさんは、ブリッジで改造人間を前のめりにはね飛ばした。
その反動でベッドのフレームに体を強打した改造人間。
地獄のマウントポジションから抜け出したレンジさんはベッドからでた。
室外に逃げ出そうと一瞬ドアを見るが、チェーンロックを自分でかけてしまっている。チェーンを外しているうちに後ろから襲われてしまう可能性があると感じたレンジさんは説得を試みた。
レンジ「ちょっと落ち着いて話をしましょう」
改造人間「いや!あなたが欲しい」
壁際に追いやられ、逃げ場を失うレンジさん。そしてそれに迫る上裸の改造人間。
改造人間「ハグだけでもいいからさせて」
レンジ「いや、ちょっと待って」
改造人間「どうして?ハグぐらいいいじゃない」
レンジ「落ち着いて。そして服を着て」
改造人間「どうして?あなたがその気にさせたんじゃない」
レンジ「それはあなたが女性だと思っていたから」
改造人間「私は女性よ?」
レンジ「いや、そういうことじゃなくて...」
改造人間「大丈夫だから!」
何が大丈夫なのかわからないが、強引にレンジさんに抱きつこうとする改造人間。
抱きつかれたら最後、何をされるかわからないレンジさんは必死で抵抗する。
壁際でもみ合うぽっちゃり濡れテカ髪の男と、きれいな外見のレバー付き元男。
壁際の攻防はあまり長くは続かなかった。
レンジさんの決して折れない心、突き通すことができない鉄壁の盾を前に、先に折れたのは改造人間の方だった。
改造人間「わかったわ。もう諦める」
レンジ「わかってくれてありがとう」
改造人間「私だって普通の女性に生まれたかった」
レンジ「そうだよね。ごめんなさい」
それから落ち着きを取り戻した改造人間とレンジさんはしばしの時間、会話をして過ごしたようである。
最後にはタクシー代として500ペソを渡すと、わかりやすく喜んだ様子でルンルンで部屋を出て行ったそうである。
私「...いやぁ、なかなか良い攻防戦をしたものですね」
レンジ「こっちも必死よ。死ぬか生きるかの狭間で戦っているから」
私「それにしてもレンジさん、こんな短期間で二回もオカマに襲われるようなことあります?」
レンジ「本当になぁ。マルコにはフラれそうになるし、災難続きの旅だったわ」
私「それにしてもレンジさん、防御本当に上手ですね。ティティとの攻防もさることながら、ブリッジでマウントポジションを切り抜けるなんて、なかなかできることじゃないですよ」
レンジ「うん、学生の時柔道やっててよかった」
私「え?レンジさん柔道やっていたんですか?」
レンジ「え?言ってなかったっけ?何か優秀な成績残したわけじゃないけど、一応黒帯だよ」
私「・・・めちゃくちゃかっこいいじゃないですか。今レンジさんの評価めちゃくちゃ上がりましたよ。カマキリくらいにならワンチャン負けるくらい弱いと思っていました」
レンジ「まぁ、昔のことだしね。過去を語る男ってかっこ悪いじゃん?」
私「かっこいい事言うじゃないですか。おかまだと気付かずに鼻の下滑走路並みに伸ばし散らかして、蓋開けたらお玉ついてて、犯されそうになったことを差し引いてもかっこいいです」
レンジ「いや、まじでトラウマ。今後うまい話には気をつけよう」
私「とりあえずテカテカ濡れ髪はもうやめときましょう」
レンジ「そうだね。オカマの吸引力上げるかもしれないし」
私「ところで、これから飯ですか?」
レンジ「うん、激しい攻防してお腹すいた。ちょっと食べてくるよ。ケンさんはいい?」
私「私は集合時間までもうしばらく寝ます」
レンジ「了解、じゃあまた集合時間にフロントで」
こうして今回の旅のすべての夜遊びが終了したのであった。
毎日、楽しく読んでいます。私も、オカマさんには、2度やられました。めちゃくちゃ可愛い女の子だと思って付き合っていたら、普通の女の子とはちょっと違ってました。一度目は、あまりのショックに服を着ながらホテルから逃げ大通りを走って逃げました(笑)。
本当にきれいなおかまさんはその辺のフィリピーナよりもよっぽどきれいですよね!私も気を付けます!!