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マラテ 夜

[オノケンブログ前回のあらすじ]

マラテでの遊びが長くなると、やはり一人や二人は出会いたくない人というものはでてくるものです。私も当然そういった人物はいます。その中でも断トツで会いたくない人物に偶然に遭遇してしまいます。逃げるか戦うか迫られる選択。私が選んだのは…

深夜のマラテで最悪の人物と遭遇!逃げるか戦うか迫られる選択

オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m

転落と後悔

私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。

【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

 

[ホラー映画並みの恐怖体験。フィリピーナの怒りを買い、追跡される]

殺意を感じることができる表情で近づいてくるティーに対し、私は全力の逃げコマンドを選択した。

全力である。

小学校のかけっこレベルで持てるすべての力を走ることに注いだ“マダンテ走り”である。

幸運なことにちょうどその時は私の走る方向に対し、けっこうな“追い風”が吹いていた。

 

しかし、私が走り始めてまもなく、追い風を追い越し、向かい風へと変化させた。

それくらいの全力ダッシュである。

50m走6秒台は確実、ワンチャン5秒台である。

 

勢いそのままにリビィエラマンションホテルに全力で飛び込んだ。

それはもうサザエさんのエンディングで見かける家が左右一回ずつ、そして上に二回形を柔軟に変えるほどの勢いと共に。

 

ホテルに到着したが、フロントはまだ安全圏とは言えない。

部屋に逃げ込んで初めて安全圏と言える。

 

私の部屋は3階。上に上がる手段は2つ。階段か?エレベーターか?

こんな時に限ってエレベーターは全然来ず、怪物が間近に迫ってようやく到着と言うのが、ホラー映画の常識である。

 

多くの凡人たちはここでエレベーターを選択するのだろう。

そして、その行為で早く来るわけもないのに“↑”ボタンをアホのように連打するのである。結果、怪物にギリギリまで迫られ、おしっこちびる思いをするのである。

 

ふふふっ。だが、星の数ほどホラー映画を観てきた私は違う。

ここで選択すべきは階段だ!!

 

エレベーターには目もくれず、階段へ。

階段へとつながるドアが例え“Pull”だとしても、今後押しても大丈夫なドアに変わるほどの勢いを持ってドアを押し開ける。

そして自分の足が長いと信じて気持ちは5段とばし(実際は足が短いので2段とばし)で階段を駆け上がる。

 

そして部屋に飛び込んだ。

これで安全である。

 

・・・しかし

 

 

プルルルプルルルル・・・

 

 

私「はい」

フロント「おはようございますお客様。お客様の友人のティーと言う方が入り口に来られておりますが、お部屋にお通ししてもよろしいですか?」

 

私(心の中)「ひぃ!!」

 

私「おと、おとおとおとお通ししないでください。その人とは会いたくないので部屋の番号も決して教えないでください」

フロント「わかりました」

 

おそらくティーは、私がこのホテルに逃げ込むのを見ていたのだろう。

それにしてもわざわざホテルに入って来ようとするとは…怖すぎて震える。

会いたくなさすぎる。

 

会いたくて会いたくて震えるという歌を歌っている人がいたが、今の私は会いたくなくて会いたくなくて震える。

 




 

 

もう寝よう。寝て忘れよう。

 

布団にくるまって寝ようとしていたその時。

 

プルルルル、プルルルリャ。

 

私「ひぃぃぃぃ!!」

 

ついにティーが電話までかけてきた。

恐怖である。震える。

 

恐る恐る画面を確認すると…

 

 

 

 

 

 

レンジさんからであった。

 

 

私「あっ・・・」

 

あまりの恐怖にレンジさんの存在を忘れていた。

そういえば、レンジさんと合流する予定だったのだ。

 

私「はい」

レンジ「ケンさんどこ?さっきまで526にいたんでしょ?なんでいないの?合流できなさすぎて俺リビィエラ通過しちゃったよ」

 

私「すみません、色々ありまして」

レンジ「そういえばホテル前でティーを見かけたよ」

 

私「ひぃ!」

 

ピッ

 

私「あっ・・・」

 

思わず切ってしまった。

再度かけなおす。

 

レンジ「なんで切るの?」

私「すみません。今後トラウマになることが今しがた起こったばかりなので」

 

レンジ「ティーに関係すること?」

私「ええ。色々あったので、またお会いして話します。今どこですか?」

 

レンジ「もうシェーナあたりまできちゃったよ」

私「526とグランドヨーコの位置関係から、お互いの方向に向かって歩いて合流ってことでしたが、シェーナまで行かれたんですね。だいぶ範囲を広げて探してくれたんですね。すみません」

 

レンジ「もう今日は寝るの?」

私「そうですね。さすがに今日はホテル外にでる勇気は出そうにありません」

 

レンジ「了解。また明日何があったか教えて」

私「了解です。あ、もしティーがホテルの前にいても接触しないようにしてくださいね」

 

レンジ「了解了解。でもさすがにもういないでしょ」

私「念のためです。おやすみなさい」

 

そして次の日。私たちは昼ごろにフロントに集合し、まずは昨日起こった出来事についてレンジさんに説明した。しかし、その時のレンジさんはそんなことよりも、お腹がすきすぎて昼食食べに行きたい感じが如実に出ていたため、説明も半分に昼食にでかけることにした。

 

 

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Ken Ono
オノケンは日本で働く普通の30代サラリーマン。先輩レンジの誘いから、マニラ旅行へ。それ以来、マニラに通うように。趣味はフィットネスで筋肉こそ正義だと思っている。海外旅行はリアルドラクエのため筋トレでレベル上げをしている。 オノケンブログでは、マニラ旅行記やフィリピーナとの恋愛をメインに、英会話の上達方法などを記事としてアップしていきます。
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4 コメント

    • ササ木さん
      そうですねwwでも大丈夫です。
      この記事を読んだササ木さんは今度は階段を選択されるでしょうから、生き残りますニッコリ

    • ななごんさん
      はじめましてオノケンです。
      タイも行ってみたいんですが、フライトが長いので、飛行機嫌いの私にとってはなかなか行くことを決意できずにいますww
      いつか行きたいものです!

   

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