[オノケンブログ前回のあらすじ]
女性にモテるためには努力を欠かさないことが大事です。すぐには成果が出なくても必ずなんらかの形で成果は出るものです。その中でもやはり大切なのは見た目。これを磨くことが何よりの近道と言えるでしょう。ボディーメイクにたけていると会話の内容にも幅が出ますよね。
大失敗。筋トレ、ダンス、日焼け。モテるために色々がんばったが悲劇が…
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[弾丸フィリピン旅行開始!マラテを徘徊し、夜遊び一軒目に選んだのは?]
フィリピンへとやってきた。
レンジさんは私の日程と一日遅いスケジュールとなっている。
加えて、今回のレンジさんはマルコの日本のビザ取得のため、やることが山積みである。
そのため、あまり夜遊びは一緒にはできそうにない。
また、今回の旅はかなり弾丸なスケジュールである。
3泊4日ではあるものの、初日は深夜に到着、そして最終日は早朝発なので、実質は2日と少し。かなり許された時間は限られている。
もっと弾丸日程でフィリピンに行く人もいるのだろうが、私の場合、家からフィリピンに到着するまでにかかる長い時間(約8時間)を考えると、これ以上タイトなスケジュールではフィリピン入りは考えられない。
メイについては、なんとかメッセージのやり取りは続いている。
いや、“なんとか”という言葉が御幣だと感じるほどの、何事もなかったかのように普通の会話内容で、あれ以来コンタクトを取った。
実は、彼女は1ヵ月前に真珠の森を辞めており、現在は元々副業であったビジネスをメインの職として働いているようである。
今回は、私のためであればうれしい限りであるが、“たまたまマカティにいる”のでデートに行くことにした。
初日は深夜に到着するので会うことはできないが、明日のなるべく早い時間帯で会う約束をしている。
何をするかは決めてはいないが、なんとか良い方向に持っていけたらいいのだが。
さて、ホテルにチェックインが終わると、もうてっぺんを回りそうである。
どこに行くか…一番行きたいのは526である。
しかし今から526に行くことは難しい。
なぜなら今の私は汗をかきすぎて、シャワーでも浴びない限りは清潔感を取り戻すことができないからである。
それに加えて移動中に帽子をかぶっていたのもあり、髪はぺっちゃんこである。
とても526に行けるような出で立ちとは言えない。
となるとどこに行くかである。
今の自分の身なりを考えると、あまり高級店には適さない。
やはり格安店だろうか。
特にここといった店もない私はとりあえずマラテの街をうろつくことにした。
適当に街をぶらつき、声をかけてきたガイドのおすすめの店を見て回って、良さそうな子がいたら入店。
そんな彷徨いスタイルもたまには悪くない。
うろつきだして間もなくある一人のガイドが私に声をかけてくる。
レンジさんと一緒にいた時に何回かコンタクトを取った爬虫類系…トカゲのような顔をしたガイドである。
少しの日本語を話し、英語も私のわかりやすいように話してくれるので印象は悪くない。
トカゲ「はい、クヤ。久しぶりね」
私「久しぶりね。俺のこと覚えているの?」
トカゲ「覚えているよー。クヤは覚えやすいよ」
私「覚えやすい?」
トカゲ「クヤは特徴ある。クヤみたいな人はこの辺少ないからね」
私「そうなんだ」
トカゲ「今日は一人?」
私「うん、一人。友達は明日来るよ」
トカゲ「そうか。これから何するの?」
私「良いKTVはないかなと探検中」
トカゲは無限グループのガイドである。
当然無限グループの店をいくつか紹介され、店に入ってはみたもののピンとくるようなフィリピーナには会えなかった。
目が肥えるというものはなんとも不都合なことであろうか。
以前なら許せたレベルがメイやシャイニーなど極上嬢とばかり飲んでいると、ほとんどの店では満足のいくような嬢と巡り合えない。
無限以外の店にもたくさん行った。
もう1時間以上はいろんな店を回ったが、どの店も満足できない。
しかし、10軒以上もの店を回りながらも店を決めない私に対し、このトカゲは本当に辛抱強くガイドをしてくれる。
今思えば、私がトカゲを信用したのも、こういったトカゲの姿勢を買ってのことだったと感じる。
トカゲには今後、店紹介を何回か頼むが、チップなど絶対にねだるようなことは後にも先にもしない。
もちろん結局店に入ることがなかった場合も同様である。
彼は、レンジさんの紹介抜きで信頼したガイドの一人である。
しかし、そろそろ店を決めなくてはさすがにトカゲがかわいそうだ。
旅の疲れと歩き続けたことによる疲労もたまってきたので、嬢たちのレベルがよっぽどひどくない限りは次に入った店に入店しようと決めた。
私「ごめんね、なかなか決められなくて」
トカゲ「全然大丈夫よー」
私「さすがに疲れたし、そろそろ店に入るとするよ」
トカゲ「そうか。じゃあここ行ったことある?」
トカゲが指差したのは、私たちがよく行く中華料理屋の下。地下の位置にある“ブルーバナナ”である。
私「あー、こんなところにもKTVが」
トカゲ「クヤ初めて?見てみる?」
私「うん、見てみる」
トカゲ「じゃあ行こう」
そうして初めて入ったKTV“ブルーバナナ”。
この店は階段を下りきる直前、左手にランキングと写真がある。
初めてこの店を訪れる人は、入店する前に指名の参考に見てみるといいだろう。
店内はブルーバナナと言うだけあって、全体的にブルーな照明を使用しており、客もちらほらいると言った感じであった。
ショーアップを行い、全体では及第点に達する嬢はいなかったものの、スタイルの良い子はいたため、目の保養としてその子を指名した。
時刻は1時30分ほどである。
今日はこの店だけというのは寂しい限りだが、この旅の目的はあくまで1にメイ、2にシャイニーである。
本格的に動くのは明日から(1時間もKTVを巡ったやつが言えるセリフではない)で、まずはマラテに再び訪れることができたことを祝してのサンミゲルである。
指名した嬢の乳をつまみ(見るだけ。おさわりはしない)においしいお酒を楽しんでいた。
楽しい気分でお酒を飲んでいたのも束の間、私はこのブルーバナナで恐怖、心霊体験をすることになるのであった。
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