束の間の幸せはおじさんの豊満なボディでただのおもしろい思い出となり、私たちはLAカフェをでることにした。
女の子を誘わなかった原因の一番は、タイプの女性がいなかったから。
もしかわいい子がいたら、話だけでもしていただろう。それくらいかわいい子はいなかった。
レンジさんによると、かわいい子は早い時間帯からデートするそうだ。そのため、もしかわいい子と話がしたいのなら早めの時間帯(19時~)からLAカフェに行く方がいいとのこと。
私の旅の疲れもあったため、今日は早くに寝ることにした。とはいってもこの時すでに午前1時すぎであった。日本にいるときはすでに寝ている時間だ。
出口に向かう際もすれ違う女性は皆こちらを誘惑するような目で見てくる。
もうすぐで出口というところで店員の女性が目に入った。
私「レンジさん、あの店員かわいくないですか?」
レンジ「あ、確かに良いねぇ」
身長は150㎝もないほどで、健康的な体のラインに日本人のような顔である。生理的に惹かれるものがあったのか、私は妙にその店員が気になった。その店員に
私「あなたすごくかわいいね。」
と告げたら、照れた様子で笑っていた。その様子がまたたまらなくかわいらしく見えた。
個人的な見解だが、やはり女性には恥じらいが必要である。
その店員にはこのLAカフェにいる多くの女性にはないものがある。ハイエナのような女性がほとんどのこの場所で、なぜかぽつんとそこにいたモグラのような存在である。
[LAカフェにはこんな女性がたくさんいました]
もし、普通のバーでこの子と会っていたら、こんな気持ちを抱くことはなかったかもしれない。
今思えばなぜそのあともう少しその店員と話をしなかったのか、デートに誘わなかったのか非常に悔やまれる。
その大きな原因として私の英語力がある。
“You are very cute.”
店員に話しかけたこの英語が私のその時の英語の限界である。当時はその程度の英語力である。
その程度の英語しか話せない私は酔っぱらっていたとしてもどこか一歩が踏み出せないでいた。
ありがとう、LAカフェ。LAカフェは現地の人気のバーだった。
大変良い勉強になった。とりあえずこの後は、旅の疲れもあったためホテルへ戻り、一日目を終えるのだった。
次回 フィリピンパブへ行く方必見!!フィリピーナが絶対喜ぶ会話ネタ “ジョリビー”。