[オノケンブログ前回のあらすじ]
フィリピーナとのアフターにて韓国焼肉屋に来ています。フィリピーナはたくさん注文するので注意が必要です。
韓国焼肉屋で肉を食べる。フィリピーナは多めに注文するので注意すべし
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
[フィリピンマニラのキングオブナイトKING OF NIGHTへ。瀕死の初日夜]
疲労困憊で早くホテルに帰りたい私に突き付けられた“もう一軒”の現実。
既に瀕死の状態である。そこからのもう一軒である。
崖の先端でマトリックスをしており、指一本で崖下に落ちるのに、アメフトばりのタックルをくらわされた時のような
“そこまでせんでええやん”
といった感じだ。
私「次どこに行きたいって言ってるんですか?」
レンジ「キングオブナイトってとこみたいだよ」
私「どんなところなんですか」
レンジ「ゲイがたくさんいるボーイズクラブみたいなところかな」
私「ゲイですか。男性に興味があるわけではありませんが、おもしろそうなところですね。少し元気になりました」
レンジ「まあ、男が相手をしてくれるディスコ兼ホストクラブのようなところと言った方が正確かな。だから女性も多いけど、ゲイもたくさんいるって感じかな」
こうして疲労困憊のまま、一行はキングオブナイトに入っていくのだった。
入店すると中央の円状のステージでは、男が椅子に座り、そこに女性がまたがり、男の服を少しずつ脱がしているところだった。
雰囲気からすると、その二人はこの店の店員ではなく、客といった感じであった。
女性が男の上着を脱がし、上半身裸になったときは会場は大盛り上がりだった。
私「なんだあの体。あんな極細プリッツみたいな体で盛り上がるなら、俺が脱いだ日にはここにいるゲイは皆一斉に気絶するな」
そう思いながら、ステージを見ていると
レンジ「ケンさん、行ってくればいいんじゃない?ここにいるゲイもそうだけど、女性たちも喜ぶよ」
私「次のショーみたいなのが始まったら率先してステージに行ってみせます」
そう伝え、私たちはステージから近いボックス席へと座った。
ザリ、エミリー、もう一人の子たちはさすがはフィリピーナ、音楽が流れると自然と体が動き出すようであった。
ビールを頼み、とりあえず乾杯をした。
しばらくの間はお互いのグループ同士で会話をしていた。
入店したときは初めての店に興奮し、疲れを忘れていたが、この店の雰囲気にも慣れ始め、疲れを思い出してしまった。
私(心の中)「うっ、忘れていた。俺は疲れている。疲れすぎている。そんじょそこらの回復では追いつかないほどに。ホイミでは足りない。なんならベホマでも足りない」
それからさらに30分ほどが経った頃、疲れはピークに達した。
私(心の中)「し、死ぬ。ただ今死んだら深く死んでしまう。そう、ドラゴンボールでいうところの初期のシェンロンしかいないのに、2回目死んでしまったヤムチャのような絶望的、圧倒的な死だ」
私の瀕死などおかまいなく、エミリーは好きな音楽が流れ出したようで、セクシーダンスを私たちの目のまえで踊りだした。
[私の目にはエミリーのダンスはこんな感じに映っていた]
私(心の中)「なんだ?それは?セクシーダンスなのかもしれないが、今の私には死のダンスにしか見えない。そんなダンスで死んだ日には、たとえザオリクを唱えられても
“しかしオノケンは生き返らなかった”
となるだろう。その死のダンスを今すぐに止めるんだ。もしくはそのダンスを踊りながら店から今すぐに出るんだ」
睡魔と戦い、エミリーの死のダンスにも耐えなければいけない時間は1時間続いた。
そして、ようやく帰る時間となった。
ここ行ったことあるわ!面白いクラブ?みたいなところでしょ(^^)
nnnさん
コメントありがとうございます。
疲労困憊でなければ面白いところだったと思います!
私もまた行きたいと思っています。