[オノケンブログ前回のあらすじ]
どうしてもあるフィリピーナとアフターに行きたい。しかし、そのフィリピーナの友人が泥酔。懇願は届いて奇跡のアフターにいけるのでしょうか?
泥酔フィリピーナの介抱か、アフターか?懇願…圧倒的懇願…願うは奇跡!!
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
[日本では自殺行為、深夜に焼肉を食べる。最悪の悪夢へのカウントダウン]
ティーとの久しぶりの再会を少しの間ではあったが楽しむことができ、明日のデートの確認もできたため、今日はおとなしく帰ることにした。
レンジさんの方を振り返ると、
なぜか物陰に隠れている。
しかし残念ながらレンジさんの豊満なボディは完全に隠せることができていない。
頭隠して下半身ほぼ隠せずといったところだろうか?
私「何やってんですか?」
レンジ「いや、せっかくリリーといい感じに言っているのに、他のKTVの前で屯していたところを見られたら、水の泡じゃん。だからこうしてばれないようにしようかと」
私「いや、僕が丸出しですし、僕が見つかればリリーは当然レンジさんのことを周辺で探すと思います。そんな“私今隠れてまっせー”みたいな頭しか隠していない隠れ方じゃ逆に怪しまれると思いますが」
レンジ「わかった。じゃあ隠れ方を工夫する!!」
私「・・・うん、次回からはそうしてください。がんばってかくれんぼに興じようとしているところ申し訳ないんですが、用事済んだので帰りましょう。今日はやっぱりポニーの介抱するからアフターは厳しいらしいです」
レンジ「あ、終わったの?そうなんだ、じゃあ今日はおとなしくホテルに帰って明日に備えるとしようか」
私「そうですね。いうてもう午前4時ですが、明日以降に体力を温存しましょう」
レンジ「でもお腹すかない?なんか軽く食べて帰ろうよ」
私「そうですね、軽く食べて帰りましょう」
レンジ「焼肉行く?」
私「レンジさん“軽く”の意味知っていますか?英語しゃべれすぎて日本語疎かになってはいませんか?まぁ、フィリピン焼肉は安くて旨いからいいですけども」
レンジ「やっぱフィリピンに来たら焼肉食べないとだめでしょ!!肉だよニク!!」
私「わかりましたわかりました。レンジさん、どうせ日本にいても深夜に肉食ってるでしょ。フィリピン限定感ださなくて大丈夫です。また太りますよ」
レンジ「デブでもOK!!俺はあえて!!あえてデブの状態をキープしているの!!」
私「よういうわ!フィリピンから帰ったときはいつもダイエットしようっていうくせに!!帰ってからダイエットしようなんて言い出さないでくださいよ!」
レンジ「そうだっけ?じゃあもう言わないよ!俺は太っていてもモテる男を目指すんだ!!」
もちろん帰国後、レンジさんは高らかにダイエットすることを宣言するのであった。
そして通算何度目かわからない今回のダイエット挑戦も失敗するのであった。
さて、今回の焼肉屋はリビィエラマンションホテルの近くの焼肉屋である。
マラテには非常に多くの韓国焼肉屋があり、どの店も安くおいしい。大人の男2人であっても2000ペソあれば死に目をみることができるほどの量である。
男二人が深夜(早朝?)に焼肉にむしゃぶりつきながら、作戦会議を行う。
実は今回の旅は3日目にケソンに一泊する予定である。
私はもちろんだが、レンジさんもケソンではあまり遊んだことがないようである。
彼は、ケソンではマルコとのデートばかりで、オスたちの夜遊びスポットについては詳しくないとのこと。
そして今回、ケソンにもKTVやゴーゴーバー・ストリップバーなどが多数あると言うことで、一度はケソンも二人で攻めてみようということになったのである。
そう、この選択こそが今回の旅最悪の悪夢を引き起こす原因となる。
もちろんこの時、2人はそんなことなど知らず、ただただ、明日以降に待ち受ける日々を想像し、スケベな話でスケベな顔をし、目前の肉にむしゃぶりついているのだった。
最悪の悪夢まであと2日(日付的にはもう明日)。