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フィリピンマニラの「マカティ」エリア

 

[前回のあらすじ]

マニラのKTVで日本人とのハーフフィリピーナと出会う。彼女の美貌と「乳」に魅了されるレンジ。話を聞くと、レンジの大学時代の下宿先と彼女の働いていた場所が同じ街であったことに驚く。

[前回記事]
【レンジブログ126】マニラのKTVで美人ハーフのフィリピーナと会話

 

クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリ仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。

 

[序章第一話]
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

[第一章第一話]
【レンジブログ33】プライベートフィリピン女性との深夜デート。マラテのディスコ EXKLUSIVE へ

[第二章第一話]
【レンジブログ51】マニラのフィリピーナが初めて日本の地方都市に来る

[第三章第一話]
【レンジブログ71】マニラでビジネス開始。フィリピーナのコンサルティングで法人設立。

 

レンジブログは第三章で完結しています。

それ以降のエピソードが「オノケンブログ」の内容になります。

[オノケンブログ第一話]
オノケンブログ第一話「転落と後悔」

 

また、レンジ個人のその後のエピソードは「外伝」という形で記述しています。

[外伝一章第一話]
【レンジブログ101】フィリピーナをフィリピン国内旅行に誘ってみた

 

 

【レンジブログ127】夜のデートに備えて日中はマカティでビジネス

 

ーー『バッ、バババババッ!!』

 

外の通りを走るジプニー、騒がしい交通の音で目が覚めた。

時刻は午前11時を回ったところだった。

 

「歯を磨かずに寝てしまった。口がLaカフェの便器のようだ。クソっ」

 

独り言をぶつぶつ言いながら、打合せに向かうため手早く準備をする。

身軽にセカンドバッグだけを持ち、ホテルを出た。

 

ーー強い日差しが照り付けている。日本と同じくマニラもやはり暑い。

 

マニラの街並み
[マニラの街並み]

 

ミーティングを予定しているマカティへ目的地を設定。Grabカーを探すとすぐに見つかった。

外で一服する間もなくドライバーは到着。それに乗り込む。

 

周辺の道路状況はそこまで混んでいなかった。目的地まで25分ほど。

 

私は車内でスマホのメッセージ、電話での連絡、Eメールをそれぞれチェックしていった。

 

その中でも一番気になっていたミカ…

彼女からショートメールで返信が来ていた。

 

ミカ「Good morning baby. How are you?(おはよう、ベイビー。元気?)」

 

べべべべべ、ベイビー!?

 

過去に他の女性からそう呼ばれたことはあるが、いきなりミカから言われると戸惑う。

そして、ウレションが出るほど嬉しい。その呼び声を是非耳元で聞きたい。

 

私はその場ですぐに電話した。

二、三コールの内に彼女は出た。

 

私「Hi, Good morning. Did you eat?(やあ、おはよう。ご飯食べた?)」

ミカ「No yet. Maybe later. (まだよ。たぶん後で。)」

私「I’m in Manila now. I promised and made it!(今マニラです。約束したでしょ!)」

ミカ「Yeah. I know. You’re good boy haha.(ええ。知ってる。良い子ね、はは。)」

私「Haha. Don’t skip meals. And can I see you this week? How do you think? (はは。ちゃんと食べてね。あと、今週会えるかな? どう思う?)」

ミカ「Sure. I can make time to see you. (もちろん。時間作れるよ。)」

私「Yes! I wanna see you and your mom. (はい! お母さんにも会いたいです。)」

ミカ「Are you sure? Okay, our house is in Caloocan city. You know?(本当に? 分かった、家はカルカーンシティだけど知ってる?)」

私「Yes! East of Tondo, west of Quezon diba. (はい! トンドの東、ケソンの西でしょ。)」

 

私はその付近の土地勘があった。

マルコの家に行くとき、たまに渋滞を避けるためロハス通りを迂回してトンド、カルーカン、ケソンへ向かっていたからだ。

 

マニラのマップ、トンド、ケソン、周辺渋滞エリア
[マニラ北部のマップ]

 

カルーカンと言えば、トンドと並ぶ治安の悪さと聞く。ただ、車で通過した時の印象では、一見危なそうな雰囲気はなく静かな住宅街と言う印象だった。

トンドには確かにとても貧しいエリアが多い。日中、車で通り過ぎるのも緊張する通りもある。それでも、カルーカンはそれよりマシなところだ。

 

ミカ「Yes. You’re familiar around here Haha. And what hotel you stay? (そう。この辺りをよく知っているのね、はは。あと、何処のホテルに泊まってるの?)」

 

私はミカから『ホテル』と言う単語が出てくるとは思っていなかったので、少し驚いた。

同時に、ワンチャンへの執着が沸き立ってくるのを感じた。

 

私「Riviera hotel in Malate. (マラテのリヴィエラホテルです。)」

ミカ「…I don’t know.(…知りません。)」

 

でも、変に勘繰られてはダメだ。私の脂肪は性欲の塊で出来ているようなものだが、スケべな男だと思われるのは避けたい。

 

私「Haha. It’s okay. I’m going to Makati now, for having business meeting with my team this daytime. (はは。大丈夫。今マカティに向かっていて、日中に仕事のスタッフとミーディングします。)」

 

ミカ「…I see.(…わかりました。)」

私「And night time. I’ll be back to Malate. (そして、夜にはマラテに戻ってきます。)」

彼女が言い寄るための伏線を張っておかなければ。恋愛の隙は男から見せるものだ。

 

ミカ「…I see. Take care, …Range. (…わかりました。気を付けてね、…レンジ。)」

 

おっ、おう。

そこは「Baby」と言ってくれないのか。

 

少し期待していた私は、勇気を振り絞ってブスなジャブを打つ。

 

私「Can I see you later? In Malate. Let’s have dinner tonight? (後で会えますか? マラテで。今夜ディナーでもどう?)」

ミカ「…Ah…(…あー…)」

 

彼女は考えていた。

しかし、返答は前向きなものだった。

 

ミカ「Okay. Where? (大丈夫。何処で?)」

私「Wow, nice! …Ah, how is at  “Hover View Restaurant”? (本当、ナイス! …あー、”ハーバービューレストラン” はどうですか?」

 

彼女はそのレストランのことも知らないようだった。

私は「オーシャンパークの近くです。後でアドレスを送るから。たぶん午後7から8時くらいかな」と伝えた。

 

マニラ湾、レストランから望む夜景
[ハーバービューレストランからのマニラの夜景]

 

彼女はとても嬉しそうな返事で「Okay!」と言った。

 

それはそうだろう。

日本からマニラまで彼女に会いに来る日本人がいるだろうか。同伴する程の客も私しかいないと聞いている。

彼女は私のことを、彼女だけを求めてマニラまで来た日本人だと思っている。

女性がロマンスを感じるには十分な理由だろう。彼女からその様子も現れていた。

 

電話を切った後、「なんてイージーゲーム!」とドライバーに向かって叫びそうになった。気でも触れたかと思われたら嫌なので止めておこう。

 

これだからマニラは面白い。

 

出会ってからここまで簡単に思える流れではある。順調過ぎるようだが、私にもたまにはこんなことがあるだろう。さっそく今夜ミカに会えそうだ。

楽しみになってきた。

日中の仕事を頑張って終わらし、早くマラテに戻らなければ。

 

ミカにマニラで会える!

私はウキウキしながらマカティへ向かった。

 

フィリピンマニラの「マカティ」エリア

 

ーーミーティング会場に着いた。

 

待ち合わせはこのホテルのエントランスだが。

ナオミ達は中に入っているのだろうか。付近を探す。

すると、すぐにその姿を見つけた。彼女たちは中のカフェでお茶をしながら待っていた。

 

マカティのホテルのカフェ
[マカティのホテルのカフェ]

 

彼女と会うのは久しぶりである。しかし、すぐにまた太ったなと分かった。増し続けている勢力はとうとう900hPaを越えたようだ。

パツンパツンを越え、バツンバツンである。はち切れそうだ。

彼女の着ている普通のスカート、その裾がフリルスカートの角度でお肉により持ち上がっている。

まずその体型でスカートを履く選択をした勇気を褒めたいが、フラダンスでも始めるかのようなアクティブなシルエットに変化しており、こちらが笑いを堪えるのに必死だった。

 

フィリピンのビジネスパートナー
[ナオミ似顔絵]

 

ナオミ「Hi, sir! How are you? (こんにちは、ダンナ! 元気?)」

私「I’m fine! Did you… No, it’s okay. (元気だよ! あなた… いや、大丈夫。)」

ナオミは不思議そうな顔をしていた。

 

しかし、隣のパーリーは私の言わんとすることが分かったらしく、笑っていた。

パーリー…。 彼女はナオミの実姉だが、私と一度だけ関係を持ったことがある女性。

基本的に私たちの顧客を紹介またはコンサルタンするのため立場は上だ。しかし、一度だけベッドで激しい削り合いの試合をしたことがある。

[参考記事]
【レンジブログ97】長年連れ添ったフィリピーナとの別れ方とその後。

 

私は未だそれを少し引きずっていた。

パーリーは全く気にしていない様子。女性は強い。

私の方が女々しいのは明らかだ。彼女は私のガラスメンタルをわかっての笑顔なのだろう。

パーリー、いつ会っても魅力的な凛々しい女性だ。

 




 

私「Hi, Parly. Genki? (やあ、パーリー。元気?)」

パーリー「元気ないよ。忙しいし。今日もあなた10分遅刻だし。マジ最悪、レンジ」

私「あれっ! ごめんっ!」

 

パーリーはあきれて怒りも忘れている様子だったが、久しぶりの再会に皆笑顔だった。

今日はこの三人と一緒に、パーリーが新しく紹介する顧客と打合せする予定だった。

ホテルのカフェエリアでしばらく三人で談笑して待つ。

 

ーー30分ほどしていると、顧客らしき3人が現れた。

パーリーから紹介を受け、私たちも挨拶をする。

そして、ミーティング会場となるオフィススペースへ向かう。同じホテルの上層階だった。

 

マニラのマカティのおすすめホテル
[エレベーターでオフィススペースへ向かう]

 

顧客は一人の年配韓国人男性と二人の韓国人女性だった。うち一人の女性は日本語が堪能で主に彼女と話した。

内容は彼らの製品の営業イベントサポートと販路拡大について。特に、マニラの日本人に向けた広告や資料作りを私に担当して欲しいらしく、その内容について説明を受けた。

用意されていた資料は大量で、彼らの意気込みが伝わってくる。

私も真剣に話を聞く。

説明を受けた限り難しい仕事ではなさそうだった。私が何日か対応すれば、後は他のスタッフに振れるだろう。

 

ーーミーティングはスムーズに進んだ。予定していた時間よりも早く終わった。

彼らと、また後日会う約束をしてホテルカフェを出た。

夕刻、一応ナオミとパーリーに「ディナーでも行く?」と聞く。「育児と家事があるから」と言われ、「じゃまた今度!」とその場は別れた。

 

時刻は未だ午後6時過ぎだった。

 

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レンジ
オノケンと同じ会社の先輩であったレンジ。数年前からマニラを訪れるようになり、やがて現地法人を持つまでに。趣味は海外サッカーTV観戦。 実体験に基づいたフィリピンにおけるマニラの闇、貧困と格差、現地ビジネスなどオノケンとは違う視点の記事をアップしていきたいと思います。

4 コメント

  1. 全記事読ませて頂いております。ナオミさんが健在な事がすごく嬉しく感じましたね。そんな私もこちらのファンの一人です。今では少数精鋭なんて言えないのではないでしょうか。これからも頑張って書いてくださいね。

  2. 匿名さん、コメントありがとうございます。
    彼女は今なお全開で太っています。次回の彼女へのおみやげは体重計か気圧計にします。
    応援ありがとうございます!

  3. Yamaさん、コメントありがとうございます。
    記事の最低限のクオリティと更新頻度を保ちたいと思います。よろしくお願いします。

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