マニラのゲイバー「White bird」

 

フィリピン マニラのパサイエリアの「ゲイバー」を三軒紹介します。

 

「男同士で別世界に行きたい」

「単に異文化勉強をしたい」

「本気である」

どの方も、KTVやゴーゴーバー遊びに飽きた方も是非訪れてみてください。

楽しいショー、素敵な男性が待っているかも!?

 

 

【夜遊び】マニラのゲイバー、空港近くのパサイ 2019年最新

 

 

ゲイバー調査のいきさつ

 

まず、私たちが「ゲイバー調査に行こう」となったのには”いきさつ”がありまして。

この年始のことです。

その直前、パサイの「ザ・ベイ The Bay」と言うストリップバーで夜遊びしていました。

このバーは私のお気に入りの場所で、この時は久しぶり。ケンさんも同じく一緒でした。

彼はビールの乾杯後、ステージのショーに夢中。こちらが話しかけても全く微動だにせず、ステージ上のオッパイを凝視していました。

その真剣な横顔。

ショーを網膜に焼きつけている音が「ジジジッ」と聞こえてくるほど。新しい魔法でも唱えるのかなとこちらが身構えるほどの眼力でした。

 

そして、お互いに酔いが回り、「そろそろ会計しようか」とボーイを呼んだところ。

ビールの支払いだけだと思っていたら、「エントランス料として一人350ペソが必要です」と言われました。

ザ・ベイは以前にも何回か来たことがあるバーで、このようにエントランス料を要求されるのは初めてでした。

私は一応、「我々はビールを飲んだだけでして。エントランス料ってここありましたっけ?」と確認しました。

ボーイは「ここはショーがあるので、エントランス料があります」と返答。

私は「そうでしたっけ? 以前から?」と、あれっ変だなと思い聞き直しました。

 

そしてその様子を見ていたのか、奥から少し年輩の男性マネージャーが出てきました。

私たちの話を聞くと彼は「君たちの担当のマネージャーは誰ですか? 彼の名前を教えて」と。

この時、私は親しかったマネージャーの名前をド忘れしていました。一応、その人の外見的特徴や住んでいる場所まで伝えたのですが、「エントランスフリーには名前が重要です。誰ですか?」と言われました。

「えーっと。ごめんなさい、忘れてしまいました。何とかなりません?」

「いや、ダメです。名前を言ってください」

 

そして、そのやりとりを見ていたケンさんが、すっと立ち、

「帰る!!!」

2,000ペソをテーブルに出し、おつりも受け取らず店を出て行きました。

あっけに取られた私は苦笑いで

「ごめんなさい。担当の方を思い出して、また来ますね!」と謝罪しました。

 

あんなに真剣にオッパイを眺めていたのに。

相当に酔っぱらっているのもあり、私が店員と揉めている様子に腹が立ったのでしょうか。かなりご立腹なようでした。

マネージャーの名前を忘れた私が悪いんですけど。

そのおつりはこっそり私が貰っておきました。

 

後を追って店を出ると、彼の怒りは未だ収まらない様子でした。

 

オノケン「せっかく楽しんでいたのに台無しです。なんですかあの高圧的な言い方!!」

私「いや。それはね、俺がマネージャーの…」

オノケン「それならそれで最初に説明すべきでしょう!!めちゃくちゃ気分悪いです!」

私「いや、だからさ。俺が…」

オノケン「どうしてくれよう、このイライラとムラムラ!」

私「いや、だから…」

 

そんな私たちに、通りのガイドが声を掛けてきました。

 

ガイド「ゲイバー! ゲイバー!」

オノケン「うるせぇ!!それどころじゃねぇ!」

私「まぁまぁ、ケンさん。面白そうじゃん。行ってみようよ!」

 

このような経緯で、すぐ近くにあると言うゲイバーへ、気分転換も兼ねて行ってみようとなりました。

 

 

マニラのゲイバー三軒紹介

以下に紹介するのは、どれもマニラ空港近くの「ロハス通り」に面したゲイバーです。

空港からはメータータクシーで100ペソ程度です。

このエリアは大通りに面しているので、治安の面ではそこまで不安はありません。タクシーのボッタクリ以外は安心して夜遊びを楽しめます。

すぐ近くには他にも大型ストリップバーやKTV、現地では最も大きなバクラランマーケットがあります。他にも、SMモール・オブ・アジアなどを代表とする商業施設が集まるエリアになります。

[過去記事]
【夜遊び】マニラのパサイ地区のゴーゴーバー、ストリップバーについて 2019最新

 

ちなみに、こちらのクレイジーマニラと言うサイトでは「ゲイバー」についてはあまり触れていません。

ライターは皆、ゲイの方々をリスペクトしていますが、あくまでも「女性が大好き」です。

今回ご紹介するのは、「たまたま入店してみた」と言う経緯があってのことです。

せっかくなので記事にしてみようと言うことで、紹介させて頂きます。

 

マニラのゲイバー[APOLLO アポロ]

マニラのゲイバー「APOLLO」

[アクセス]

※Googleマップは古いものです。同建物で現在は外装が新しくなっています。

店内は高級店のような作りになっています。入って右手にステージがあり、男性のショーが行われています。客席はそのステージ周りと、通路を挟んでボックススペースがあります。

個人的には男性のクオリティ(男前、スタイルの良さ)はここが一番だと感じました。

顔は童顔。背が高く、体格の良い男性が多かったです。

システムはエントランス&2ドリンクで350ペソ。

 

ちなみに、このアポロが一軒目に入ったゲイバーでした。

私は早々に立ち去りたかったのですが、あの男が微動だにせず、ステージ上の男性を眺めていました。

 

オノケン「あのくらいの体でショーなんて。笑わせるぜ」

 

私「ちょっと、ケンさん。早く出ようよ」

 

オノケン「全然絞れてないでしょ! 私が脱ごうものならお客さん失神しますよ!!」

 

筋肉バカが何やら対抗心を燃やしていたので、放っておいて一人店外に出ました。

 

 

マニラのゲイバー[White Bird ホワイトバード]

マニラのゲイバー「White bird」

[アクセス]

マニラでは有名な老舗ゲイバーです。

ステージが中央縦に伸びており、そこで男性たちがショーをしていたり、モゴモゴしていたりします。

ステージ上の男性を指名して席で会話をすることができます。システムはエントランス&2ドリンクで350ペソ。ボーイズドリンクは500ペソからで、指名料はありません。

深夜、日付を変わる頃からは男性のストリップが始まります。

私は目を覆うほどの恐怖を感じていましたが、横のケンさんは違いました。

微動だにせず、ステージ上に対抗心を発していたのです。
 
 
オノケン「あんな体でショーなんて。笑わせるぜ」
 
私「ちょっと、ケンさん。早く行こうよ」
 
オノケン「ヘイ、ママさん! 私の方が良い体してる!! ステージ上がろうか!? いや、上がらせて」
 
 
ママ「ダメです」

 

筋肉が再び騒ぎ始めたようなので、放っておいて一人外に出ました。

 




 

マニラのゲイバー「キングマケッテ King Machette]

マニラのゲイバー「King Machetie」

[アクセス]

こじんまりとしたゲイバーです。小さなステージの横に客席とBox席があります。

システムは先ほどの「ホワイトバード」と同じく、エントランス&ドリンクで350ペソです。

少しだけ入店して、中の様子を観察。ステージ上の男性はとても若い印象でした。聞けば、20歳前後の若い青年たちとのこと。

私が見る限り、少し小柄な印象で、体格も先に紹介したゲイバーよりは劣るようでした。

客席では数組のお客さんが、男性たちと楽しそうにお酒を飲んでいました。

 

また、入口には何人かの呼び込み男性の姿があり、私たちが店を出たところでケンさんが絡まれていました。

いや、一方的に絡んで行った様子でした。

 

オノケン「Hey! Guys!(へい! みんな!)」

男たち「You have a nice body!(すごい体ね!)」

オノケン「No, no no. Not only body!(違う、違う。体だけじゃないぜ!)」

男たち「Oh my God!(マジかよ!)」

 

熱帯夜よりも暑苦しい筋肉談義。マッチョたちが酔っ払うとタチが悪いのです。

ケンさんは美しい体とその作り方について男たちに説明をしているようでした。

そして、彼らは股間を握り合い始めたのです。

 

私はその狂気に巻き込まれまいと、距離を取りました。

 

男たち「You have a nice snake!(すごい蛇ね!)」

オノケン「No, no no. This is “Anaconda”!(そんなもんじゃない。こいつはアナコンダだぜ!)」

男たち&オノケン「ギャハハハハ!!!」

 

私は静かにその場を離れました。

 

以上、「【夜遊び】マニラのゲイバー、空港近くのパサイ 2019年最新」に関するトピックスでした。

 

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レンジ
オノケンと同じ会社の先輩であったレンジ。数年前からマニラを訪れるようになり、やがて現地法人を持つまでに。趣味は海外サッカーTV観戦。 実体験に基づいたフィリピンにおけるマニラの闇、貧困と格差、現地ビジネスなどオノケンとは違う視点の記事をアップしていきたいと思います。

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