[オノケンブログ前回のあらすじ]
マラテのプレミアヨーコに行きました。このお店はこの界隈では高級店で、非常にゴージャスなお店です。ただ、私は当分の間、ここを訪れることはないのでした。
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
[KTVサオリSAORI。ブラックライトで雰囲気の良いお店]
プレミアヨーコを出てきた私たち。
私「うーん、可愛くておしゃれな子でしたが、彼氏がいるようです」
レンジ「なんだそんなもん!奪え!なんのための筋肉だ!」
レンジさんは、プレミアヨーコでも楽しめたようで、大分できあがっていた。
私「そのための筋肉ではないですよ。レンジさん、大分できあがっていますね」
レンジ「当たり前よ!マニラにいる時は後先考えずに飲みまくる!!次どこいく?時間もったいないよ!」
私「次が時間的にラストになりそうですね。サオリに付き合ってもらっていいですか?」
レンジ「うおー!!行こう行こう」
こうして私たちは再度、サオリの前まで歩いて行った。
店の前ではマークが暇そうにしており、私たちを見つけると宙に浮いているんじゃないかと思うくらいの足取りの軽さで私たちに近づく。
マーク「うおー、元気?これからどうする?」
私「元気だよ。サオリに入ろうと思うんだけど、ただ、俺が指名したい子がまだ指名されてなかったらでいい?」
マーク「イイヨイイヨー、ささ、入って入って!今日土曜日なのにクソ暇!!」
私「マーク、そんな日本語誰に習ったの?」
そうして私たちは店に中に入っていく。
2階に上がると………
いた、あの子だ。
私はマークに親指をグッと立てて、合図を送る。
マークの笑顔がはじける。
シンシアの姉妹店、“サオリ”は姉妹店だけあり、店内の雰囲気はシンシアに非常によく似ている。
私たちは席に座った。
[私が一番好きな席から店内の風景]
座ると同時にレンジさんがマークを呼ぶ。
レンジ「マークごめん。お腹すいたから、何か焼き鳥のようなものを買ってきてくれないかな?」
マーク「オーケーオーケー、スグにカッテクルネ!!」
レンジさんからお金を受け取ると、風のようにマークが店を出ていく。
以前にも記しているが、マークはお腹を中心に、なかなかのわがままボディーである。
しかし、ものすごく軽快である。わがままボディーじゃなくなったら、何かしらのスポーツで何者かになれるんじゃないかと思うほどである。
サオリのママが近寄ってくる。
「ようこそー!日本人ですか?」
この一言だけでわかる日本語の上手さ。このママは日本語がすごく上手な上に、本当に親切で、私は大好きである。
私「はい、そうです。日本語すごく上手ですね」
ママ「ありがとう〜。指名あります?」
私「ショーアップでお願いします」
気になる子がいながらも、ショーアップを行う事で、さらにいい子が見つかるかもしれないという私のズルさとすけべさ。
そしてショーアップが開始された。
一瞬だけ見て、やはりこの子だと結局、目当ての子を指名した。私の中では彼女がダントツであった。
レンジ「うおっっ!!!」
[レンジさんではありません]
レンジさんは驚きの声を上げると、しばし考えたのちに一人の女の子を指名した。
女の子が来るのを待つ間。
私「またうおっ!!ですか?また以前にアプローチでもしていた子でもいましたか?」
レンジ「元カノがいた」
私「えっ」