【エッジブログ29】フィリピーナの『母娘丼』、謎の親子関係とは！？

 

 [エッジブログ前回のあらすじ]

エッジは、マニラ駐在員として忙しい日々を送っていた。そして、駐在を終えた後もマニラ出張は続いていた。そんなある日、KTV嬢からディナーのお誘いが……。
【エッジブログ28】KTVの女性とディナーデート、同伴者はまさか！？

 

 

※クレイジーマニラでは現在まで、以下の四つのブログがメインコンテンツでした。

 

上記に、今秋『エッジブログ』が新しく加わりました。

内容は全く新しい連載物で、他ブログとは別ストーリーになります。

 

それでは、エッジブログ第29話をスタートさせていただきます。

 

 

 

 

【エッジブログ29】フィリピーナの『母娘丼』、謎の親子関係とは！？

 

ーーフィリピーナ彼女のケイトと、ホテルの部屋で甘い時を過ごす。

 

お互いの愛撫は激しくなり、衣服の奪い合いになっていた。

 

私は彼女のふわりとした髪を掴み、バックで突く。

口を抑え喘ぎ声を殺そうとする彼女。

その様子に燃え、さらにくびれた腰と肉付きの良いヒップが堪らない。

 

ソファの上で、愛の営みだ。

 

 

ーーしかしこの夜、ただ一つだけ。

一つだけ異なった。

それは、もう一人別の女性が同じ空間に居ること。

 

彼女の母親だ。

 

今はベッドで横になっている。

起こさないようにしなければ。

 

ーー私と彼女は事を終え、母親の寝ているクイーンサイズのベッドへ一緒に入った。

こっそりと眠りに就く。

 

 

 

 

 

[【閲覧注意】クレマニファンの方々、まさかのエッジブログは『徳川機関長ブログ』でした。今夜も止まりません。もし、お下品な話題が苦手な方はここからは閲覧をご遠慮ください。「待ってましたっ！！」と言う方のみどうぞ。]

 

 

 

 

 

ーー何か甘い香りに包まれていることに気が付き目を覚ます。

 

はうあっ！

 

母親が足を絡めてきて、抱きつかれていた。

 

『そりゃあ、これはいかん！　自重せよ！』

 

しかし、私の小柄なトーテムポールが直立し、言うことを聞かないのである。

今さっき、厳かに波動砲をブチかましたばっかりなのに……。

また発射しようと充填完了しそうな勢いなのだ。

 

お酒も入っており決して万全ではない。

波動砲とは、重要なシーンで一回しか発射できない。

最終兵器っぽいネーミングはそこから来ているはずだ。

それが連発出来たら漫画も成立しなくなる。

デスラー泣いちゃうよ、無敵じゃん。

 

彼女の様子を窺うと、こちらに背を向け静かに寝息を立てていた。

 

『艦長、もう一発撃てます！』

 

ゆっくりと母親を抱き寄せ、静かにキスをする。

 

母親は37歳、彼女は17歳の時の子。

見た目は姉妹と言っても疑わないほど美しい。

私より年上だが、まだ余裕でストライクゾーンである。

 

キスを交わしている内に、すぐに身を任せるように体を重ねてきた。

 

「お母さん、良いのですね？」

 

「うん……」

 

[ケイトの母親の似顔絵]

 

ーー母親の少しずつ服を脱がす。

 

娘に負けない形のいい胸を揉み上げ、秘部を隠している草むらをかき分け、指を正面から這わせ、本丸に突入させる。

しっとりとしている。

うむ、通行証はいらないということか。

 

『二度目の波動砲、発射準備！！』

 

あれやこれやで、波動砲は無事放出された。

トーテムポールは死にかけ、荒い息を吐きながら仰向けになる。

なんだろう、この達成感は……。

 

母親はすぐに背を向けた。

娘が横で寝ているからだ。

 

ーーそのはずだった……。

 

寝息を立てていた彼女。

ふとそちらへ向くと、目が合った。

 

はうあっ！！

 

私を睨む目が光っている。

 

流れる沈黙の時間。

 

詰んだ。

 

気が付いていない振りをしようかと思ったが、目を背けようとした瞬間、腕を掴まれた。

 

あ、終わった。

殺される？

やはり見られたのか？

母親と終わるまで待っていたのか？

どういうこと？

 

そう思ったが、ケイトがにじり寄ってきて、抱きついてきたのである。

 

はっ！

私は気付いた。

『一生懸命尽くしたら許してくれるかもしれない！　でも、もう波動砲は撃てない。いや、撃たなきゃ！　今回の出張、これで撃ち止めでもいいじゃないか。いいのか？　いいんだ！　撃とう！　撃つんだ！』

 

もう頭の中、すちゃらかちゃである。

 

トーテムポールをおっ立てて脈打たせてる場合ではないぞ。

スーッと冷静になりそうな自分。

それを現実に引き戻すようにケイトの手が伸びてきて、股間をギュッと締め上げる。

許してくれないみたいだ。

 

それにしても、母親にも見られ、娘にも見られ。

この親子関係はどういうことだろう……。

 

ーー結論。

それから１戦、死ぬ気でご奉仕させてもらった。

 

内なる徳川機関長も沖田艦長ももう1ミリも動く気はない。

やっと解放された。

いや、抱きつかれていたので厳密には捕獲された状態だったが、漸く寝ることができた。

一晩に３回も波動砲を撃ったのは後にも先にもこの時だけだったと思う。

 

 

ーー翌朝。

三人とも何食わぬ顔をして起床。

普通の朝を過ごす。

皆と朝食のためにカフェへ。

 

私は、『昨晩のことをどこかで切り出さないといけないのか』と、朝食をとりながら顔色を窺っていた。

 

しかし、そのまま特に会話は無く、朝食は終了。

心拍数だけダダ上がりの朝食タイムだった。

 

こういう時の女性は強い。

 

こんなことがあってもしばらくケイトとはお付き合いがあり、楽しい時間を共にするのだが、母親とはその後はもちろんだが二人で会うことはなかった。

 

後日、「二度とあんなことしないで」と釘を刺される。

が、「怒っていないの？」と聞いてみると、「怒っているけどもう仕方ないことだからいい。でも、もうしないで！」ということだった。

法廷で聖書に手を置き、宣誓するより固く誓わされるのであった。

 

後にも先にもこんな経験はしていない。

できれば、別々の場所、別々の時間で別々の楽しみ方をさせてもらいたかったかもしれない。

そんな反省もちゃんとしない甘美な体験をしたある時のフィリピン滞在だった。

 

あ、出張ですからね、これ！

 

 

[エッジブログ第29話終わり]

 

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次回、エッジブログ第30話「マニラを離れて、その後」

 

 

 

 

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