【エッジブログ31】マニラ駐在、ローカルパブでロシア女性にハマる！？

 

 [エッジブログ前回のあらすじ]

エッジは、マニラ駐在員として忙しい日々を送っていた。そして、駐在を終えた後もマニラ出張は続いていた。そんなある日、新しい上司とケソンのショーパブへ。そこで出会ったのはロシア人女性だった……。
【エッジブログ30】駐在後もマニラ出張が続く、ショーパブの金髪女性

 

 

※クレイジーマニラでは現在まで、以下の四つのブログがメインコンテンツでした。

 

上記に、今秋『エッジブログ』が新しく加わりました。

内容は全く新しい連載物で、他ブログとは別ストーリーになります。

 

それでは、エッジブログ第31話をスタートさせていただきます。

 

 

 

 

【エッジブログ31】マニラ駐在、ローカルパブでロシア女性にハマる！？

 

 

ーー名前はレーナ、ロシア人女性だった。

本名は『エレーナ』と言うらしい。

小柄と思っていたがそんなことはなく、並ぶとハイヒールもあり私より断然背が高い。

フワッとしたショートカットのスレンダーな美人だ。

私の好みは人種に関わらずほぼ同じ。

 

[レーナの似顔絵]

 

私がフッと笑うと、レーナに「なんで笑ったの？」聞かれたので、「昔から自分の好みの女性は変わらないなと思って」と答えた。

 

レーナ「ロシア人と付き合ったことあるの？」

私「ないよ。『なに人であっても』という意味」

レーナ「そうなんだ。じゃあ、私も好み？」

私「もちろん、だから指名した」

 

「それにしても、ロシアからなんてどうして？」と聞いてみるも、理由ははっきりとはわからなかった。

レーナは小学校で先生をしていたが、『海外に行ってみたい』という思いで来たんだと。

 

Youは何しにフィリピンへ？

 

理由がフワッとし過ぎなんだけど、可愛いからいいや！

下した決断もフワッとしていたが、とりあえず解決したところで、お互い色々質問しあって時間を過ごす。

 

[マニラの夜遊び（写真はイメージ）]

 

なんだかまったりとした時間が過ぎていく。

彼女の話によると、ロシアでは『ノヴゴロド』という都市の近くに、両親と弟と住んでいると。

なんか湖があるとかないとか。

英語は学校で習ったので出来るんだとか。

 

ーーここで個室が空いたので、新ボスカップルと共に移動する。

 

改めて静かに彼女の発音を聞くと、かなり流暢な話し方である。

少し角がぶつかってくるような発音だがキレイに聞こえ理解しやすい。

ほんとに日本とは教育システムが違うと思わされる。

最近はだいぶましになったのだろうか。

 

こちらは健全に会話を楽しんでいる。

相手に触れもせず。

しかし正面では、日本人とロシア人女性がディープなキスを音を立てて、お互いの唇を吸い合っている。

新ボス、あんただw

個室に入ってから速攻で始めたよね。

まぁ、いいんだけどね。

彼が「ここにどうしても来たかった」と言う理由が分かった瞬間でもあった。

 

[個室イメージ]

 

ーー会話を楽しんでいた私も、そうしたいのは山々だったが、まだレーナは何かぎこちない。

どうしていいのかわからないという感じだ。

正面のカップルも見ないようにしている風だ。

 

これがマジな反応なら、なんて純粋な子なんだろうと思う。

実際、思った。

だから抱き寄せたりする事を迷わせたのだ。

実際は、私の腿の上に彼女は手を置いて会話していたし、それ程嫌がっている素振りは見せない。

 

そんなこんなで時間はどんどん消費されていく。

そこで一旦、波動砲の信管を抜くことにした。

どう考えても今押しても好転することはないと判断したのだ。

 

これが要因かはわからないが、後日にデートからお泊まり＆波動砲２連射を決めることになる……。

 

 

新ボスは最後までやりたい放題だった。

『対面座位』というヤツをやっていたのかやっていなかったのか。

正面を見るタイミングで体位が違う。

女性の甘い吐息が漏れ聞こえてくる。

 

レーナは手で団扇のように扇いでいる。

彼女には刺激的過ぎるようだ。

じゃ、なぜここで働いているの？

なぞだ。

 

ーー帰りの車の中。真夜中のエドサを進む。

 

新ボスに「やってたでしょう？」と聞くと、爽やかな青年のような顔で頷いていた。

 

新ボス「恋愛の形の１つだ。そう、これがフリーダムだ！」

言葉が間違っているような気がする。

あんた、妻子持ちやん。

 

 

新ボス「エッジこそあんなプラトニックな感じでいいの？　まさか中学生の恋愛じゃないんだから」

私「もちろん。ちゃんとイスカンダルまでのルートを安全航行中ですよ」

 

私はレーナとケータイの番号を交換したのを見せた。

 

新ボス「やることやってんじゃん。鬼畜だなぁ」

あんたに言われる筋合いじゃない。

 

車は、二人の日本人を乗せマカティに向かってひた走っていった。

 

ーーこの時期、なぜか大量にロシア人がフィリピンに流入してきていた。

新ボスによると、ある日いたるところでロシア人ダンサーを見かけるようになったんだと。

ほぼマニラとセブの2か所が多かったみたいだが、なぜフィリピンに来たのかははっきりしなかった。

気候的にも優しくないし、ロシア人気質にもフィリピンは合わない感じだ。

何かビジネスをと言っても難しい。

一時の海外ブームでもロシアにあったのかどうかもわからない。

 

ーー実際には観光したりして楽しんでいる風ではあるが、一方でこのような店で働いていたりする。

店でのカテゴリーはやはりダンサーである。

滞在中の支出を減らすためなのかどうかも不明だが、数カ月で帰国していく子が多かった気がする。

 

ーーレーナとの付き合いも数カ月だった。

私も当時は出張者であり出たり入ったりだし、彼女も国内を旅行しに行ったりすることもあり一緒にいる時間は少なかったように思う。

それでも半年弱ぐらいは居たようだった。

 

マニラのロシア人ブームは1年ぐらいだったかもしれない。

 

 

[エッジブログ第31話終わり]

 

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次回、エッジブログ第32話「ロシア人女性との交際」

 

 

 

 

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