[エッジブログ前回のあらすじ]
エッジは、マニラ駐在を終えた後もマニラ出張は続いていた。そんなある日、新しい上司とケソンのショーパブへ。そこで出会ったのはロシア人女性だった……。
【エッジブログ31】マニラ駐在、ローカルパブでロシア女性にハマる!?
※クレイジーマニラでは現在まで、以下の四つのブログがメインコンテンツでした。
オノケンブログの第一話はこちらから
【オノケンブログ1】転落と後悔
レンジブログの第一話はこちらから
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
ポットブログの第一話はこちらから
【ポットブログ1】タイで起業!先輩の誘い、女を求めてフィリピンへ!
ウメブログの第一話はこちらから
【ウメブログ1】日本のフィリピンパブの過去、マニラへ向かうきっかけ
エッジブログの第一話はこちらから
【エッジブログ1】台湾担当から、いきなりフィリピン駐在決定!?
上記に、今秋『エッジブログ』が新しく加わりました。
内容は全く新しい連載物で、他ブログとは別ストーリーになります。
それでは、エッジブログ第32話をスタートさせていただきます。
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【エッジブログ32】ロシア女性とランチデート、観光地でファーストキス
ーーレーナと言うロシア人女性。
以前、出張で訪れた際、『Bigwig』というショーパブで出会った女性だ。
その後の展開についてもう少し紹介したい。
ーーマニラには出張ベースで訪れることが多かった時期。
その頃に知り合い、お店だけではなく外でも会うようになっていた。
と言っても相手は旅行の延長だし、私は仕事での訪比なので日中会うなら週末しかなかった。
そして、必然的に夜会うことが多かった。
彼女は小学校の教師であったが、ここフィリピンではダンサーである。
夜はだいたいBigwigで働いていたが、かなり融通の利く立場だったようで、休んでもペナルティとかは無いとのこと。
そんな訳でけっこう自由に誘うこともでき、それが何となくうまくいく切っ掛けだったのかもしれない。
もちろん、旅行に行っている時は会えずに空振りという時もあった。
[滞在先ホテル(写真はイメージ)]
ーーあの最初の出会いから数日、レーナから電話が来た。
正直、びっくりした。
何となくフワッとだが、会えるんじゃないかと根拠もなく思った。
実際、彼女は退屈している様子だった。
レーナ「今何をしているの?」
私「今日は土曜日だし特には。予定もないので映画でも見に行こうかと思ってた」
レーナ「なんの映画?」
私「○○○、見たことある?」
何の映画だったか忘れてしまった。
どうせ爆薬の量で善し悪しが決まるようなB級アクション映画だったと思う。
レーナ「ないけど…… どこかで会えない?」
私「(おぉ!やったw) ……いいけど、ケソンシティだよね?」
レーナ「ううん、今マカティに来てる」
私「(マジか!) じゃあ、どこかで待ち合わせようか?」
レーナ「映画はいいの?」
私「ぜんぜん大丈夫だよ。どこにいるの?」
レーナ「クワッド? 正面にシャングリラホテルがあるところ」
私「じゃあ、シャングリラのロビーで待ち合わせようか」
ーー準備をしてそそくさと出かけた。
滞在中のニューワールドホテルからは目と鼻の先だ。
正直、今までロシア人とデートすることなんて一度もなかったので、かなり緊張していたように思う。
ロシアと言えば…… よく知らないw
あくまでイメージだが、赤の広場、ウォッカ、ゴルバチョフ、KGB、女性がキレイ、なんとかのビッチとか、なんとかスキーな名前、ボルシチ・・・、
ホントのロシアが出てきていない気がする。
こんな情報弱者だとすぐボロがでるな……。
ロシアの話は自分からするのは止めようと心に決めた。
ロシアはミステリアス・カントリーで押し通す。
おぅ、みすてりあ~す、うん、これでいこう!w
ーーシャングリラホテルに到着。
[シャングリラホテルロビー(写真はイメージ)]
彼女の姿は…… 居た。
ロビーで一際視線を独り占めしている。
そして、やはり思った通りキレイだ。
普段着でタイトなジーンズにTシャツという格好だったがモデルの様だ。
彼女もこちらに気が付き、お互い歩み寄ろうとした時。
彼女と私の間を通り過ぎる影が…… お奉行様である。
[マニラ駐在員の上司(お奉行様)]
こちらを見て不思議そうに声を掛けてきた。
お奉行様「あれ?どうしたこんなところで。誰かの出迎えか?」
私「いや、あの、その、あ、人と会うんですぅ」
普通にうろたえる私。
彼女が近寄って来て声を掛けてくる。
レーナ「ハロー、早かったね!」
私「はろぉぉ」
お奉行様「うおっっ!? やるなぁ、じゃあな!」
ニッコニコして立ち去って行った。
翌日、関係者全員に一斉通知でもされたんじゃないかってぐらい情報が広まっていた。
長老からも「金髪っすか?」とか、なんか一世風靡してしまった。
ーーレーナ「だれ? 知り合い?」
私「仕事で付き合いのある人だよ」
ドキドキが止まらない。
レーナが何だかホッとした表情を浮かべている。
私「どうかした?」
レーナ「ここは何だか場違いな感じ。出よう?」
私「そうだね。ご飯は?まだならどこかで食べようか」
レーナ「まだよ。何か軽く食べれたらいいわね。でも、マカティはよく知らないの」
私「じゃあ、クワッドに戻ってダイナーにでも行こうかw」
ーー手軽なアメリカンなダイナーのフライデーズに入った。
ダイナーという形ではあるが酒とか飲めるファーストフードやファミレスみたいなもんだ。
ビールとかいつ行っても手軽に飲めるので重宝していた。
二人でハンバーガーやらポテトフライなんかを注文し、ビールを飲みながらランチを楽しんだ。
話を聞いていると、「友達と何人かでセブに行ってきた」とか旅行の話を楽しそうにしてくれた。
どうも旅費やらナンやらはBigwigで稼いでいるみたいだ。
レーナ「お腹いっぱいだね。これからどうする?」
私「どこか行きたいところある?」
あれ? これもしかして、ホテルに誘ってもよかったのかな?
レーナ「アメリカ記念墓地に行ってみたい」
なんでやねん。
私「そこってお墓しかないよ。静かでほとんど誰もいないとこだし」
レーナ「まだ行ったことないんだ。行こう?」
私「いいよ、行こうか」
えーっと。
アメリカに亡命しようとしてるの?
その達成要件に記念墓地訪問とかあるのか?
ないよね、ぜったい。
ーータクシーでタギッグに移動した。
行くと案の定、誰もいない状態だった。
マカティと比べると恐ろしく静かだ。
これなら真っ裸になってスキップしても咎められることもないが、もちろんしない。
中に入って、理路整然と並んでいるお墓の中央にある歩道を奥に歩いていくと記念の建物がある。
一通り見て回って、建物の外へ。
ベンチに一緒に座る。
すると辛抱できなかったのかなぁ、キスしていた。
いや、まぁ、私からいっちゃった。
もちろん、レーナはびっくりしてはいたけど抵抗されることもなかった。
少し体を寄せてきた感じがしたぐらいだ。
マジか!
いいのですね……。
内なる徳川機関長には休日出勤を要請しよう!
波動砲を稼働させるのだ!
『今じゃねーだろ!』
徳川機関長が悪態をつく。
『墓地だぞ、罰が当たるぞ!』
と。
そうでした。墓地のど真ん中でした。
徳川機関長には待機命令をだしておいた。
そんな彼女を見ると、にこやかだった。
ん?
レーナ「サン・アグスティン教会にも行ってみたい」
この展開で?
私「いいよ。行こうか」
苦笑いで応える。
向かうのはイントラムロスである。世界遺産やなんやらがたくさんあるところだ。
[エッジブログ第32話終わり]
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次回、エッジブログ第33話「ロシア女性に徳川機関長大興奮!?」


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こんばんは
素晴らしいキス、、、墓地なのがこれまたイイです!!
何故か仕事関係の方に見られてしまうのは運命なんでしょうか??😖
噂は早いですね~😅
鳩麦茶さん、
コメントありがとうございます。
キスに関してはなんかいっちゃいました😍
しかし、あんな所で工事長と会うとは思ってませんでした。出張者が入ってくる予定もなかったので営業部門の関係者もいないと思ってたので💦
それにしてもこういう情報が流れるのは早い( ̄▽ ̄;)
これからもよろしくお願いいたします
エッジさん、こんばんは!
フィリピンじゃ毎日休日出勤ですね
ラブホで休憩出来ないのと同じです。
ボンさん、
コメントありがとうございます。
フィリピンではあんまり休んだ記憶がないですねぇ😭雑な言い方をすると24時間勤務ですからねぇ、駐在員は。まぁ、出張者ですけど🤣
フィリピンのラブホは入り辛いですね💦
これからもよろしくお願いいたします。