[オノケンブログ前回のあらすじ]
フィリピン好きの人から大人気のアンへレスを自身初体験しに向かいます。
男の欲望を満たすゴーゴーバー地帯は一体どんな場所なのか、行く前から期待に胸膨らみます。しかし、アンへレスに向かう道中に、衝撃発言をする人物が現れ、口論になります。
アンヘレスに向かう道中で衝撃発言。バス内での口論の末…予定は?
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[マラテから6時間かけてアンへレスに到着。滞在したのはまさかの1時間]
アンへレスに到着した二人。
私「・・・つきましたね。これだけの長旅をしたのにもう1時間後には帰路についているわけですね」
レンジ「すみません。ちゃんとこの埋め合わせはさせていただきます」
私「埋め合わせ言うて、空けた穴の深さ分かっていますか?フィリピンでの一日を無駄にするんですよ?そんじょそこらの埋め合わせじゃ足りやしませんよ。誠意を見せなさいよ誠意を」
レンジ「はい、わかっています」
この後、2人でKTVに行った際、当分の間は会計時にレンジさんの耳元で“アンへレス”と呪文を唱えるだけで、レンジさんの奢りになったのであった。
さて、アンへレスには至る所にバーがあるのだが、それらが集うメインストリートはバスが到着した場所から少し距離がある場所なので、私たちはトライシクルでメインストリートに向かった。
同じゴーゴーバー地帯、ブルゴス通りに似てはいたが、規模が違う。
一体このメインストリートだけで何店舗あるのかと思うほどに店が多い。
そしてブルゴスと大きく違う点、それはメインストリートでなくてもバーがものすごい数があるという点である。
近くには数多くのホテルもあり、この雰囲気が好きな人にとってはさぞかし魅力的な場所であろう。
そして至る所には男の戦闘力を高める飲み物を売る売り子たち。
これもまたブルゴスとは比べ物にならないほどに多い。
当然、彼らは私にも界王拳を勧めて来るのだが、
私「No need.Coz im always ドーン」(必要ない。なぜなら私はいつもドーンだから)
ドーンと言いつつ、拳を天高く突きあげると売り子たちは“woooow”などと言い、それ以上しつこく売ってくることはない。
これを言うこと、天高く拳を突き上げることに恥を感じなければおすすめの方法である。
ちなみにマラテ内によくいるタイタンズ、ベイ、ユニバースなどの勧誘のおじさん達にも有効な方法はある。それは
私「No need.Coz I already done」(必要ない。なぜなら私はすでに済ませているから)
こう言いつつ、拳を軽く点に突きあげると、それ以上しつこく勧誘されることは稀である。
ただ、ここで英語が苦手な人に注意してもらいたいのだが、“I already done”のところである。
英語が達者な人はdoneの部分はダーンと読むのであろうが、苦手な人だとドーンと読んでしまう恐れがある。
ドーンなんていいつつ、拳を天に突き上げてしまうと
I already ドーン(私はすでにドーン状態だ)
となり、”それならば”とさらにガイドにしつこく勧誘される可能性がある。
そんな方はいないと思うが。
さて、時間もない私たちは手当たり次第メインストリートにあるお店に入っていった。
一体この周辺に何人いるのだろうか。
規模がすさまじい。これだけの店とフィリピーナがいるのであれば、店外デートに誘いたいフィリピーナは見つかることはほぼ間違いないのではないだろうか?
入店して、ドリンクも飲むことなく少し雰囲気を楽しんだら店を出ることを繰り返したが、メインストリートだけでもかなりの時間を要した。
この何倍もの店舗がこのアンへレスにはあるため、見て回るだけでも一晩が終わってしまいそうである。
色んな店を回ってみて感じたことは、このアンへレスの店の多くはグイグイ系の店は非常に少ないということである。
ブルゴスやエドサ、またタイタンズなどのバーはドリンクを飲みながら、ゆっくりくつろぐようなことはあまりできない。
せわしなく次から次へと女の子やママたちが話しかけてくるからである。
その点でアンへレス内のお店の多くはあまり客に干渉しては来ないため、ゆっくりお酒を飲みながら店の雰囲気を楽しみたい場合は居心地は良さそうである。
さて、そうこうしているうちに、そろそろマラテに向けて帰らなくてはいけない時間となったため、タクシーに乗る前にジョリビーで腹ごしらえ(レンジさんの奢り)を済ませ、Grabを使った。
お昼にマラテを出る時にGrabで値段を調べてみると2500ペソ程度であったが、帰りは時間帯も遅いというのもあるのか、3200ペソと少し高い値段であった。
この値段で引き受けてくれる運ちゃんが見つかるまでに少し時間はかかったが、何とか捉まえることはできた。
やってきたのは、若くやさしそうなお兄さんドライバーである。
時刻は22時半過ぎである。
ここまで来た時間を考えると、どう考えても日が変わるタイミングには間に合いそうにない。
レンジ「運ちゃん、マラテに行く前にケソンで降ろしてほしいんだけど、12時までに行ける?」
運ちゃん「いや、ちょっと厳しいかもしれませんねボス」
レンジ「ハイウェイ使ってもいいから、間に合わせてくれたら500ペソ追加で払うよ」
運ちゃん「な、なんですと?」
この一言で本気になった運ちゃん。
草食系の顔とは裏腹に肉食系丸出しのドライビングテクニックを披露し、何度も死にそうな目に合うのであった。
どーんwwww
Aquaさん
お間違えの無きようお気を付け下さい。
今日の投稿の山場はそこなので、拾って頂けてうれしいです。