[オノケンブログ前回のあらすじ]

ごくごく普通のマッサージ店に入店したつもりがとんだマッサージ店だということがマラテにはあります。もちろんそれを望む人にとってはそれはかなりうれしい事柄かもしれませんが、望まない人にとったら結構面倒です。断った後の雰囲気は独特です。

マラテのマッサージ店で思いもよらぬ展開。理性と煩悩勝つのはどちら?

オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m

転落と後悔

私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。

【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

[マラテのKTVで異臭騒ぎ!?1週間のフィリピン旅行もついにフィナーレ]

夜遊び...の前に私の体はオイルマッサージでヌルヌルしているため、シャワーを浴びた。

マッサージ嬢によると、オイルマッサージ直後の入浴はあまりお勧めできないので、ホットタオルなどで体を拭くことが望ましいようであるが、このヌルヌル感は私は我慢できないため、シャワーを浴びることにした。

 

シャワーを浴びた後にレンジさんと合流。

レンジさんに急かされつつ花と蝶に向かう。

花と蝶に入店したら、さっそくのチャンとジェーンの指名。

レンジさんは、ジェーンとは店外でしか会ってはいない。

仕事用に化粧をしたジェーンはまた美しさに磨きがかかるため、レンジさんも喜ぶことであろう。

 

ジェーンが入室してきた。

レンジさんの表情を見ようとレンジさんの方向を見たその時。

 

ブッ

 

私(心の中)「こ、こいつこのタイミングで屁をこきやがった...しかも前のめりになっている。ジェーンのあまりの美しさに前のめりになったためにでた屁なのか、屁の風圧で前のめりになったのかわからないほどのすごい屁だ」

 

レンジさんの屁により室内の空気が止まる。

そして室内に香りだすレンジさんの屁臭。

 

しかも、そんじょそこらの屁の匂いではない。何を食べればそんな匂いになるのかというような香りがVIPルームを包む。

無香空間の中に入っている透明な粒が黄ばむほどの匂いである。

フンコロガシも転がしに来ない。

 

その上、VIPのような個室では匂いが完全に霧散するには時間がかかることだろう。

 

私(心の中)「なぜ今屁をした?なぜ屁が我慢できなかった?というより、どれだけ貯まっていたのかというほどの量。勘弁してくれ。さすがにフォローできない」

 

気まずそうにしているレンジさん。

その横で白目をむいている私。

苦笑いのジェーン。

 

ジェーンはあまりの悪臭に眉間にしわがよるのを必死でこらえている様子で挨拶をしていた。

 

ジェーンから遅れること20秒程度でチャンが入室。

事情を知らないチャンは、

 

チャン「なにこの匂い!なんか臭い!!」

 

と入室と同時に言い出し、ボーイを呼びつけ部屋の異臭を報告していた。

その後、何人かのボーイによる部屋の異臭チェックが行われた。部屋を訪れたボーイは皆一様に異臭に顔をゆがめていた。そして、空いている他のVIPルームに変えてもらえることになった。

 

異臭騒ぎの元凶のレンジさんは赤面、事情を知っている私とジェーンは笑いをこらえるのに必死、そして後に事情を知ったチャンは大笑いであった。

心に大ダメージを負ったレンジさんは、本日の夜遊び序盤であるにも関わらず、ヤケ酒のような、とんでもない量のアルコールを飲んでいた。

 

ただ、大半の日本人女性ならば、カメムシも裸足で逃げ出すほど、スカンクが土下座して負けを認めるほどの屁をこかれたのならば、その時点で“この男はなし”と判断されるのであろう。

しかし、さすがはおおらかなフィリピーナ(ジェーンが優しいだけ?)、レンジさんが屁など大して気にしていない様子だった。それどころか

 

“人間誰でもおならはでるし、匂いがあるのは当たり前”

 

という神対応っぷりである。

さらにこのジェーンであるが、カラオケが驚くほどに上手である。

チャンもかなりの腕前だが、そのチャンがそれほど上手だと感じなくなるほどの上手さに、後光が差しているようにさえ感じた。

 

聞くところによると過去にプロを目指してボイトレもしていた経験があるそうである。

そんな歌声を誰より聞き入っていたのはレンジさんである。

恍惚の表情を浮かべて半目に白目のその表情は、今まで見てきたレンジさんの色んな表情の中でもベスト3に入るほどの気持ち悪さであった。

 

レンジさんの中でジェーンはさぞ理想的な女性に映ったことであろう。

そのジェーンに魅かれれば魅かれるだけ、後につらい思いをするとも知らずに...

 

花と蝶には延長2回の計3セット滞在した。

ジェーンに完全に惚れてしまっているレンジさんに延長かどうかを任せていたら、閉店時間までここにいそうだったので、3セットで私が止めた。

大いに飲んで歌って笑った3時間半は、それほどの時間を感じさせない楽しいものであった。

 

店をでた私たち。

レンジ「いやぁ、楽しい時間だったねー!」

私「ですね!最初に特大の屁がでたときはまじでレンジさん死んだかと思いましたけど、ジェーンが心が広い子でよかったじゃないですか」

 

レンジ「いや、あの対応はマジで神!!完全に恋の電車が動き出した音がしたね。いつか俺とジェーンが付き合いだしてきっかけを聞かれたら、このエピソードを話そう」

私「屁がきっかけっていうのは笑えますが、あの対応はよかったと思います」

 

レンジ「でしょ?しかもあの歌声は反則でしょ。あんなの顔が少々悪くても好きになるって」

私「すごかったですね。さすが一度はプロを志した人間というのは格が違いますね」

 




 

レンジ「ケンさん方はどうだった?」

私「うーん、やっぱりチャンは彼女というより妹感が強すぎますね。良い子なので、今後もつながりは持っておこうと思いますが、アプローチはしないと思います」

 

レンジ「そうなんだ。まぁ、チャンは良い子だけど、確かにケンさんのタイプって感じじゃないね」

私「です。本当に良い子は良い子なんですが...」

 

レンジ「まぁ、しゃーないね。さて、次どこ行くかね?」

私「特に行きたいところもないですし、サオリ行きましょうか。時間的に最後になるかもしれませんが」

 

レンジ「ケンさんはそれでも大丈夫?先はなさそうなんでしょ?」

私「はい、ちょっと気分が沈みがちなので、チョモランマの歌とダンスで大いに笑いたい気分です」

 

レンジ「じゃあサオリ行こうか」

私「了解です」

サオリに行く前に挨拶がてらシンシア前にいるマークに会いに行った。

最終日であることを伝えると大層寂しそうにしていたが、サオリに行くことを伝えると途端にハイテンションになっていた。

 

マークと共にサオリに入店。

 

今日はまたさらに客が少ないように感じる。

昨日の私の指名子とチョモランマは指名は入っていないようなので、それぞれを指名した。

 

このサオリの時間、チョモランマのテンションのおかげだが、昨晩に引き続き非常に楽しい時間を過ごすことができた。

この子のお腹がもう少し引っ込んでいれば、ほぼ理想的なのだが...

 

私の指名子についてはやはりあまりアプローチをしようという気持ちにはなれなかった。

私が日本に帰ってからも、この指名子からのメッセージはそれなりに届いてはいたが、やはり私のモチベーションが上がらず、少しずつ疎遠になっていくのであった。

 

長かった今回のフィリピン旅行もついにフィナーレである。

次の旅は2ヵ月半も空いてしまう。

その2か月半の間は1年でも1・2を争うレベルの繁忙期である。

 

次の旅までに2ヵ月半も間が空く、この旅の目標は何一つ達成できなかった、これから仕事が大変になるなど、様々な要素が加わり、帰りの荷造りをしながら涙がこぼれ落ちそうになる。

 

まだまだ足りないと感じるフィリピン旅行であるが、沈んだ気持ちと重い体を動かしながら帰国したのであった。


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