[オノケンブログ前回のあらすじ]
気持ちの歌で表現しようにも、ぴったりくる曲と言うのもなかなかなかったりしますが、この人は自分の想いを歌にするのが非常にうまいです。今回もなかなか良いチョイスです。
絶叫?絶唱?マラテの超人気KTV花と蝶で思いのたけを歌で表現
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[パンツ丸見えパラダイス!?酔っぱらいのフィリピーナ彼女を介抱する]
花と蝶での時間。
延長をし、ほどなくしてメッセージが届いた。マヤからだ。
“アコ、ヨッパライ。ツライ、オミセ二キテ”
どうやらマヤが酔ってしまったようだ。
彼女は決して酒豪という訳ではない。
しかし、人気嬢であるがために、けっこう飲みすぎてしまうことも多いようだ。
アフターに行く約束をしているし、せっかくなので行きたいところだ。
また、酔っぱらって私に迎えに来てもらいたいとはなかなかかわいいではないか。
まだ花と蝶をでるのには、30分以上はかかるだろう。
閉店間際のチェックは、他の多くのお客さんとタイミングが被ることもあり、かなり時間がかかることが多いのである。
さすがにそこまで待つことができないし、3時になってファーストラインに行っていたら
“他の店で飲んでました”
と言わんばかりである。
そのため、事情をレンジさん達に説明し、少し早目に店を出させてもらうことにした。
ファーストラインまでやってきた。
店に入るとママがいた。
ママ「どうしたの?もう店終わるよ」
私「いや、マヤが酔っぱらったって聞いたから」
ママはもう私たちの関係を知っている。
ママ「あー、あなたが帰ってから来たお客さんが派手に飲ませていたからね」
私「そんなに?」
ママ「日本人のグループさんなんだけど、指名入っていない女の子全員指名して、派手にテキーラパーティーしていたから」
私「そうなんだ。常連さん?」
ママ「いや、私は初めて見た。今日は旅の最終日だからって、楽しんでいたね」
私「スケベな客?」
ママ「いや、全然。ただ飲んで歌って騒いだだけ」
私「じゃあこの店にとってものすごくいいお客さんだね」
ママ「そうね。でも女の子たくさん酔っぱらい」
私「そうかぁ」
ママ「マヤも。ほら、あそこで寝てる」
私「あぁ…」
入り口近くの女の子の待機場所にはマヤだけではなく、数人のフィリピーナが酔いつぶれており、そこは死体安置所化していた。
よっぽど景気のいいお客さんだったのだろう。
ママ「マヤのこと頼める?」
私「うん、大丈夫よ。そのつもりできたから」
私はマヤに近づくと、マヤは私に気が付き、抱きついて来た。
周りのフィリピーナは“ヒュ~♪”みたいなことを言っている。
派手なパーティーの後だ。ファーストライン全体が変に高いテンションになっている。
マヤ「アコ、ツライ。ヨッパライ」
私「はいはい、それは辛いね。酔っぱらいだね」
マヤ「テキーラタクサン。アコ、ノンダ」
私「みたいだね。大丈夫?」
マヤ「ダイジョウブない」
私「そうか。何かいる?」
マヤ「ナイ」
私「そう…」
マヤはそういうと私に抱きついたまま寝てしまった。
私はどうすればいいのだ。
体を動かそうとしたら、マヤがそれを制し、酔っぱらいでもなんでもない私も身動きが取れない。
―――俺は一体どうしたら・・・
マヤと共にファーストラインのソファー上。周りを見わたすと、パンツ丸見えで酔いつぶれているフィリピーナも数人。
・・・・
うーーん。
こんな形でパンツが見えたところで興奮はしない。
やはりちらりがあるかどうかの微妙なラインで、一瞬でもパンティーが見えることに我々オスは興奮を覚えるのだろう。
そう、色がわかるかどうかというくらいの一瞬でいいのだ。
チラリズムというものは、そういうものである。
こんな丸見えでは興奮も何もあったもんじゃない。
閉店で帰っていく他のお客さんに苦笑いを浮かべられながら、動くことができない時間が続く。
一体いつまでこの状態が続くのだろう。
ママに助けを求めた。
私「ママ、俺は一体どうしたらいい?」
ママ「まだ大丈夫。ゆっくりしていって。あなた常連。信頼ある」
―――ママよ、そういうことではない。このいつまで続くかわからない、この身動き取れない状況をなんとかしたいのだ。
その後も動けない展開が続き、私も眠くなり始め、ついには寝落ちしてしまった。
・・・・
・・・・
ママ「そろそろ帰る」
私「うおぃ?うぉいうぉい」
一瞬、今の状況がつかめなかった。
目が覚めるとファーストラインにいたなんて、なかなかできない経験だ。
ママ「店閉める。マヤも起きる」
マヤ「うーーーん」
時刻はいつのまにか4時が来ようとしていた。
少し休憩ができたマヤは少し体調が戻っているようだった。
というより、酔いつぶれているのに1時間そこら寝ただけで回復するなんて、どういう肝機能をしているのだろうか。
メッセージを確認すると、レンジさんから
“今、KTVのsakuraってとこにいるよ。花水木って覚えているでしょ?飲みすぎてアホになって、ケンさんがオカマに携帯すられたとこ!今、その花水木がsakuraになっているから。もし時間があれば来て”
だそうだ。
花水木か…懐かしいな。
オカマに携帯をスラれたときは本当に焦った。
マラテでオカマの襲撃!?テンション最高潮から一転、地獄に落ちる
[オカマに携帯を盗られた記事は上記URLより]
その後、もう2年近く何も起こってはいないので、盗られた携帯は単純に売られたのであろう。
今となってはそれもまた良い思い出だ。
さて、花水木か…
あの場所だと、ZZYZXがベストだろうか。
マヤ達に聞いてみると、そこでいいとのことだったので、マヤとアスカ、そしてもう一人のフィリピーナを連れてZZYZXへ。
まずは女性陣をクラブへと案内し、その後sakuraに向かった。
花水木から変わったとはいえ、内装はほとんど花水木のままという印象だ。
ここは立地が悪く、お客さんは元々少ないが、この店の閉店時間ということもあり、客はレンジさん達だけだった。
席に近づくと、私はあまり見たくはないものを見てしまった。
クリスマスイブですね。
みなさんは楽しい時間を過ごされていることでしょう。
私は年末の忙しさに忙殺されてます。
そんな私にクリスマス応援クリックを!!
花水木の前は、良く行っていた店ですね。1セット1時間でした。
メリークリスマス!
応援しておきました!
皆さんも良いクリスマスを!
皆さんタフですね