[オノケンブログ前回のあらすじ]
フィリピンで三大有名どころといえば、マラテ、マカティ、アンへレスといっても過言でないほどの有名スポットアンへレス。
私の初の一人KTV嬢は、以前アンへレスで働いていたとのことでした。素直というかなんというか…
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[マカティのKTVを調査。初日、マカティでの夜遊び最後は真珠の森へ]
ブルーエンジェルを後にした私は、他の店が気にはなったのだが、レンジさんとの約束の時間が近づいてきているため、もう1セット他の店に行く余裕などない。
というより、久しぶりの英語で1セットのみであったが、すでに頭はショートしつつあった。
約束の時間まではあと30分少々ある。
ちょうどお腹が空いたので、ホテル方向へ歩き、ご飯が食べられるところを探した。
ブルーエンジェルからホテルまでの間には、気になる食事処はなかったため、ホテルからもう少し西へ進んだところにお好み焼き屋を発見したので、フィリピンのお好み焼きとはいかなるものかを体験しに入店。
大して期待はしていなかったが、ほぼ日本と同じような味であった。当然値段もほとんど日本価格。
ただ、フィリピンで日本レストランを謳ってはいても日本の味とは程遠いレストランが多い中、日本と同じような味を楽しめるというのは貴重である。
(ただ、残念ながら、現在は小次郎という居酒屋に変わっている。ただ、そこもなかなかおいしい。焼き鳥は全部食べたわけではないが、注文したものはどれもおいしかった)
腹ごしらえを済ませ、ホテルに戻る。
まだレンジさんからのメッセージは来ていない。
メッセージがまだ来ていないということは、(ケソン~マカティの移動を考えると)あと最低でも30分以上は待たされるわけである。
おそらくまだマルコといちゃついていることであろう。
殺意にも似た感情を抱きながらホテルでメッセージをひたすら待つ。
そして20分ほど経ってようやくメッセージが届く。
レンジ「すみません。もうすぐ解散します。急いでそちらに向かいますので、どうか!どうか怒りを御鎮めください」
私「人柱になりたくないなら全力で急いでください」
レンジ「ひぃぃぃぃ!!」
結局レンジさんがホテルまで戻ってきたのは、それから40分後であった。
私の部屋のドアをノックする音。
私がドアを開けると土下座をしたレンジさんの姿。
レンジさんはまた太ったのか、通常、土下座した人を上から見ると長方形になると思うが、レンジさんの場合は円である。立体的に見るのであれば球だろうか。
レンジ「ごめんなさい」
私「いや、先輩にそんな球のような土下座をされたら、これ以上何も言えませんて」
そう私が言うとすぐに立ち上がるレンジさん。
私「はやっ、なんか土下座安くないですか?」
レンジ「後輩よ、トラブルの解決方法を先輩の背中から学びな」
私「そういうと断然土下座が安く感じます。しかも背中から学びなって、実際に僕に土下座しているときの背中を見せられても全然かっこよくないです」
レンジ「本当に悪いとは思ってるよ。早急にケン様の怒りが鎮まるなら、俺は土下座でも土下寝でも土下寝ローリングでもなんでもするよ」
私「わかりました。もういいです。じゃあKTV調査行きましょうか」
レンジ「そうだね。その前に一服を...」
私「今までどんだけ待ったと思っとんじゃい!!すぐ行くぞごらぁ!!」
レンジ「はい!!!」
こうして私たちはマカティのKTV事情を知るために、西方向に向かって歩き出した。
一体何軒のKTVを巡っただろうか、一軒一軒店の前にいる人に女の子の人数、料金システム、そして入店して女の子のレベルや服装などを調べて回った。
手当たり次第見て回ったため、1時間半ほどの時間がかかり、時間も12時30分が来ようとしていた。
マカティのKTVのほとんど(全部?)は午前2時に閉店する。
時間的にも1セットだけはまだ行く時間はある。
私達が調べて回ったあたりでいうと、一番有名なのは“真理子”だそうである。
真理子はマラテでいうとヨーコ系列や花と蝶と同格で、女の子の質も申し分ない感じであった。
しかし、今は疲労の色もお互い色濃く出ているので、真理子のような高級店より、少しリーズナブルで肩の力を抜いて楽しくお酒が飲めるところが望ましかったため、真理子の次に女の子の質が高く、リーズナブルな店“真珠の森”に入店することにした。
これは全くの偶然であるが、マリーが依然働いていたことは入店を決めてからレンジさんから教えられた。
そして、以前はこの周辺ではナンバーワンの店であったが、現在では真理子にナンバーワンの座は奪われたようである。
この真珠の森も入り口を入ったところに多くの女の子が待機しており、席に行く前に指名する子を選ぶシステムである。
キャストたちが私たちを取り囲むようにいたため、ブルーエンジェルよりは近くで見ることはできるが、選ぶ場所自体がそんなに広くはないため、やはり顔が見えにくい子は見えにくい。
真珠の森の女の子たちは間違いなくレベルが高かった。
時間としては、12時30分過ぎなので、かなり遅い時間帯である。それに今日は金曜日である。
真珠の森では金曜日にダンスイベントが開催されるらしく、多くのお客さんがすでに来店していた。
現在待機している女の子たちは、その多くのお客さんに指名されていないということになる。
おそらくは、この店のランキングでは上位に位置する女の子はここにはいない可能性が高い。
※ランキング順にかわいいわけではないが。
私がその中で選んだのは、笑顔が素敵な...そして豊満なお胸を持つ子であった。
指名が終わると、私たちは席に通され、サンミゲルライトを注文。
少しすると私の指名子が現れ、握手をする。
そのままその子は私の手を自分の胸元に。
むにゅ。
私「!!!!!!!!!!!」