【エッジブログ23】マニラ駐在、彼女とマカティのKTV真珠の森へ！

 

 [エッジブログ前回のあらすじ]

エッジは、マニラ駐在員として忙しい日々を送っていた。ある日、台湾に住む台湾人彼女がフィリピンに会いにやってくる。そして彼女とのデート。夜は一緒にフィリピン料理とKTVへ。
【エッジブログ22】マニラ駐在、台湾人彼女とフィリピン料理屋へ！

 

 

※クレイジーマニラでは現在まで、以下の四つのブログがメインコンテンツでした。

 

上記に、今秋『エッジブログ』が新しく加わりました。

内容は全く新しい連載物で、他ブログとは別ストーリーになります。

 

それでは、エッジブログ第23話をスタートさせていただきます。

 

 

 

 

【エッジブログ23】マニラ駐在、彼女とマカティのKTV真珠の森へ！

 

 

ーーKTV「真珠の森」にて。

ショーアップをどうするか聞かれたので、美玲にどうするか選んでもらう。

 

私「『ショーアップ』と言うシステムで、女の子に並んでもらって、好みの女の子を選べるんだけどどうする？」

美玲「そんなことするの？　私は選べないから、可愛くて英語が話せる子を選んで！」

私「えっ！　俺が？」

美玲「そうよ、他に誰が選ぶの？　私の好みの子を選んでね」

 

……自分好みの子を選ぶより難しい。

マジかあ。

ママにとりあえず、彼女のリクエストを話し、そんな子を集めてもらう。

「あなたは？」と聞かれたので、「細くて可愛くて英語ができて……」と伝える。

ママは「わかった、連れてくる」と言って離れていった。

 

［真珠の森の店内（写真はイメージ）］

 

ママが女性二人を連れて戻って来た。

『結局ショーアップしないんだ……』と思っていると、彼女が思っていたタイプの子が付いたみたいだ。

 

私にはボリューミーな女の子がついた。

「細身で」と伝えたのにどういうこと？

私はスレンダーでショートカットでかわいい感じの女の子と話したいのだ。

まあ、英語ができる子だったからいいけど。

決してテンションは上がらない。

しかし、愛嬌もあり愛想もよかったのでそれなりに楽しかった。

 

美玲の方は、すごく盛り上がっていた。

台湾の話や、女の子の出身地の話や、メークの話やなんやかんや。

女子トーク、話題が尽きない。

 

二人とも結局歌いもせず、ずっと話していた。

 

ーーお店を出て、「この後はどうするか」と話を振ってみる。

彼女は「今日はもう帰ろう」と言ったので、タクシーを捕まえる。

 

ーー車内にて。

「帰りのフライトっていつ？」

と聞くと、少し脹れて、

「何で帰ることを今聞くの？」

と機嫌を損ねてしまった。

ただ、送っていく手前知っておく必要があったんだが……。

 

そこで会話が途切れた。

 

ーーコンドに到着。

 

 

部屋に入るなり美玲が、

 

美玲「どうして帰りの話を今するの？　まだ考えたくないのに」

私「それは同じだよ。でも空港に送るためのスケジュールもちゃんと考えとかないと、飛行機乗り遅れたら大変でしょ？」

美玲「早く帰ればいいのに、とか思ってたんじゃないの？」

私「思う訳ないでしょ！　一緒にいたいのに」

美玲「ホントに？　証明して！」

私「(うそでしょ！)証明ってどうしてほしいの？」

 

少し考えて、「わからないからいい」と苦笑いになる。

吹っ切れたの？

なんかよくわからないけど、機嫌が直ったんならそれでいい。

 

一緒にいたいに決まってるじゃないと抱き寄せて軽く頬にキスをした。

彼女も頬にキスをしてきた。

少しずつ二人の唇が近づき唇が重なった。

 

お互いの背中を指が這う。

私の手は少しずつ腰まで降りていく。

彼女の腰からお尻にかけてを揉み上げた。

美玲は首に腕を回し抱きしめながらキスをせがんでくる。

彼女の唇を指でなぞりながら、少し半開きになる口に舌を入れていく。

 

 

こんなに挑発するようなキスをしているが、何かがおかしい。

さっきから徳川機関長がなりを潜めている。

さっきから見当たらないのだ。

 

まさか職場放棄？

 

森雪が駆け込んできた。

 

雪「機関長が、動けないと言って布団に入って休んでいます。あとエネルギーが貯蔵庫にほぼありません。生産が追い付いていないみたい」

私「なに～～～～！　今晩は愛し合えないということか！」

雪「今晩はあきらめましょう。まだ、あと二日あります」

私「……愛し合えない。そんな……」

雪「今晩はキスで誤魔化しましょう。体中キスし倒すのです！」

私「キスを体中に？」

雪「……それか正直に話して明日以降に備えようというか。これが一番大怪我しません。相手は美玲です。大丈夫です。あなたが選んだ人でしょう」

 

私「そうだな……　そうしてみよう」

 

キスをしながらタイミングを見計らう。

そして、美玲にすまなそうに囁きかける。

 

私「ごめん、疲れてるのか波動砲が稼働しないんだ」

美玲「……うん、大丈夫、いちゃいちゃするだけでもいいの。一緒に肌を合せているだけでいいの。男の人もそうじゃないの？」

私「その通り……　するなら万全の態勢でしたいかな」

美玲「……ばか」

 

二人でキスしながら寝室に入って横になった。

二人ともしないんだが、生まれたままの姿になっている。

お互いの姿を見て美玲も私も吹き出してしまった。

 

横になったままキスして抱き合った。

これで十分愛し合っている気がする。

 

そして、イチャイチャしている内に二人とも眠りについていた。

もちろん、私は抱き枕のように美玲の長い手足に絡められて寝ていた。

 

ーー翌朝。

 

日の光にあたり目が覚めた。

 

 

[エッジブログ第23話終わり]

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次回、エッジブログ第24話「台湾人彼女とKTV真珠の森へ！」

 

 

 

 

「エッジブログこれからも楽しみ！」と言う方、応援クリックお願いいたします！　次回も乞うご期待！！

 

エッジさんのツイッター（エッジさん@Edge_Ackie80）も是非チェックしてください！