[オノケンブログ前回のあらすじ]
楽しい楽しいKTVの時間中に真っ白になっている人がいました。あまりの疲れにぐったりしていたそうですが、一回の睡眠をはさむだけでこんなにもエネルギッシュになれるものなのでしょうか?ランニング、水泳に加えてLAカフェです。
KTV内で瀕死の人物の朝活は、ランニングと水泳とLAカフェで始まる
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[LAカフェに連続入店。昼の時間帯の客は多い?女の子の質は?]
朝っぱらからLAカフェにいくといいだしたリョウさん。
私「今からですか?お一人で?大丈夫ですか?」
リョウ「大丈夫大丈夫、道覚えているから」
そういう意味ではない。
私「朝とはいえ、やはりLAカフェは一人では少し危険かなと感じるのですが」
リョウ「そう?大丈夫でしょ。俺逃げ足には自信があるよ」
私「僕もお伴したいところですが、レンジさんがもう少ししたら帰ってきますので、今ホテルを離れられないです。もう1時間後くらいに3人揃って行きませんか?」
リョウ「心配しなくて大丈夫だよ。マニラでの時間は短いから有効に使わないとね!これから一人で行ってきます」
その後、連絡を送るも返信は返ってこない。きっともう一人で、そして満面の笑みを浮かべてLAカフェに行ったのだろう。
レンジさんがマラテに戻ってきたのはそれから1時間半ほど後のことだった。
私の部屋に来たレンジさんに昨日のこと、そして現在リョウさんが一人でLAカフェに行っていることを話した。
レンジ「リョウさん若いなぁ。朝からLAカフェか。そんなに気にいったんだね」
私「そうみたいです。ただ、朝とはいえLAカフェのような動物園のゲージ内に一人でいくというのは、どうしても心配で」
レンジ「朝は割と閑散としているからたぶん大丈夫でしょ。連絡は送った?」
私「もちろん。ただ、リョウさんはポケットwifi持っていないので、外に出ている時は連絡が通じませんからね」
レンジ「ってことはまだLAカフェにいるってことかね。どうする?行ってみる?」
私「そうですね。リョウさんが心配ですし、行きましょう」
レンジ「その前に一服していい?」
私「・・・・・どうぞ」
[この景色を見ながらタバコを吸えることは、このホテルの最大の利点といえる]
のんびりとタバコを吸うレンジさんを持っている間、リョウさんから返信があった。
リョウ「今帰ってきたよ!またタイプの子がいたから店外デートしちゃったよ。いやぁ、LAカフェって面白いところだねぇ」
私「・・・・・」
この人はどれだけ達者なのだろうか。昨日に引き続き店外デートである。
私は、フィリピンに関してはリョウさんより上級者だと思っていた。
一応ここ数か月で4回もフィリピンに来ているため、私がリョウさんを導くくらいの気持ちでいた。
確かにフィリピン旅をスタートしたときはリョウさんの方がレベルは私よりも下であったことは間違いない。
しかし、リョウさんはこの短期間でかなりレベルアップした。
例えるならばLAカフェは、メラゾーマやイオナズンを唱え散らかす“はぐれメタル”や“メタルキング”がひしめいているような
“経験値はアホほどあるけど、リスクもかなりある敵ばかり”
な場所である。
リョウさんはそんな危険地帯に臆すことなく足を踏み入れ、バンバン経験値を稼ぎまくっている。
きっともうリョウさんは私よりもレベルは上と言っても過言でないだろう。
さて、そんなことはさておき、リョウさんの今の状況である。
私「すごいですねリョウさん。また店外デートですか。もう解散したんですか?」
リョウ「いや、まだ解散してないよ。まだ一緒にいるよ」
私「わかりました。ではまた解散したら連絡ください。ごゆっくり店外デートをお楽しみください」
それから私とレンジさんは昼食にはまだ早い時間だったので、だらだらと私の部屋で過ごした。
ちょうど12時になろうとする頃、リョウさんから解散した旨のメッセージが届いた。
私もレンジさんもLAカフェのご飯が好きなので、LAカフェ前に集合し、3人で昼ご飯を食べることをリョウさんに提案した。
リョウさんはよっぽどLAカフェがお気に入りなのか、かなり乗り気の返信が返ってきた。
そして、3人でLAカフェに入る。
レンジ「お疲れ様ですリョウさん。いやぁ、ケンさんから聞きましたよ。2日連続の店外デート!さすがですね!!」
リョウ「そう?いやぁ本当にここはおもしろいところだね」
私「いやぁ、10年前に一回来ただけっていうと、ほとんど初めてみたいなもので連日の店外デートはもう勇者です」
リョウ「いやぁ、勇者はいいすぎでしょ。魔法剣士くらいかな?」
私「いや、十分に上級職業です」
リョウ「はーーーっはっはっは!!」
リョウさんは上機嫌そうである。こころなしか肌の色つやの状態も良さそうである。
3人は話しかけてくるフィリピーナたちを適当にいなしながら談笑していた。
昼の時間帯…というより夜以外だとLAカフェ内もお客がまだらで、料理やドリンクが提供されるスピードがかなり早い。
BBQなどを食べながら入店後、1時間くらい経過しただろうか。
この間も人の出入りはあり、私たちは入り口に近い席に通されていたため、入店してくる客をその都度見ていた。夜に比べて人数が少ないというのもあるのだろうが、女の子は全くと言っていいほどにかわいい子がいない。
というよりも年齢層が高い。30歳オーバーだろうなというフィリピーナばかりである。
ある時、ある女2人組のフィリピーナが入店してきた。正直2人とも全くと言っていいほどにタイプのフィリピーナではない。
私は彼女らを一瞥しただけで会話に戻ろうとした。
しかし、その時ある男の変化に気が付いた。
そう、リョウさんである。
またもや雄モードに突入したようである。