[オノケンブログ前回のあらすじ]
フィリピンには多くのおいしい食べ物がありますが、何回フィリピンに行っても私が必ず食べに行くところがあります。
フィリピンマニラのおすすめコスパ最強飯がロビンソンモール内にある?
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
[ロビンソンモールで時計とベルトを買う。携帯スマホも買える便利な空間]
私たちは謎女たちに付き添われながら、怪しい空間の最深部に到着した。
[最深部に到着するまでには携帯電話なども売られていて、歩くだけでも面白い場所]
奥からアマンダがでてくる。
太っている。
前回、二ヶ月前に一度しかあっていないが、太ったことはこの私でもわかるほどだ。
アマンダの体は完全に楕円形であり、将来は完全なる円形を目指しているのであろうか?
ただ、太ってはいるものの、相変わらずのミルフィーユ化粧を施し、服装も小綺麗にまとめているため、上品さはまだあった。
アマンダ「はい、レンジ、ケンさん。久しぶり。」
意外にもアマンダは私の名前を覚えてくれていた。
友達兼お得意様(?)のレンジさんの友人と言うことで印象が強かったのだろうか?
どちらにしても名前を覚えてくれていたことは非常に嬉しかった。
アマンダ「あら?レンジ服がボロボロ。それに怪我してる。どうかしたの?」
レンジ「うん、色々あってね」
レンジさんはアマンダに事故の一部始終を説明した。アマンダはレンジの体のことを心配しつつも歩きスマホが悪いとレンジさんに説教していた。
その姿ははまるで母と子である。
レンジ「今後気を付けます。ところでアマンダ、今日は時計を買おうと思ってるんだけど、あるかな?」
アマンダ「あるよー。どれがいいかな?」
アマンダはそう言うと奥の方から小さめのジュラルミンケースから時計を見せた。
アマンダ「誰かにプレゼントするの?」
レンジ「うん、今アプローチしている女の子がいて、その子にあげようと思ってね」
アマンダ「wow、それはいいね」
アマンダニンマリ。
私(心の中)「・・・ん?マルコにあげるって言ってなかったっけ?」
この後にレンジさんから聞いたのだが、実はレンジさん、この怪しい空間の人たちには彼女がいないどころか、今までフィリピンでは彼女がいたことさえないと伝えているそうである。
レンジさんが時計を探している間、ちょうどスーツ用のベルトが欲しかったので、私もベルトを探して時間の潰した。
結局、私はベルト、レンジさんは時計を購入した。
最初に提示された値段からレンジさんのそれはもう巧み、かつ、ねちっこい値切りのおかげて40%オフくらいの値段となった。
商品を受けとり、少しの時間会話を楽しんだ私たちはアマンダの店を後にした。
私「すごく安くなりましたね。言ってみるもんですね。ありがとうございます」
レンジ「セット価格+友人価格ってところかな。俺もケンさんがベルト買ってくれるから、より安く買えたよ。ありがとね」
私「ところでそろそろ昨日のムチ子との約束の時間に近づいて来ましたけど、どうなりそうです?」
尾崎豊の「I LOVE YOU」。フィリピンパブKTVで一番有名な日本の曲。
[その時の様子は上記URLより]
レンジ「一応、起きてから連絡は送ってるんだけど、既読もつかないなぁ」
私「それって、また今までと同じパターンなんじゃないですか?」
レンジ「いやまだわからないよ。あと30分もあるし」
私「ふーーん。まぁ待ってみましょうか。どちらにせよ一回ホテル戻りますよね?事故ってるから、レンジさんの服、ダメージ加工っていうのも苦しいダメージ具合ですし」
レンジ「そうだね。あの事故によって自分の体にどれだけダメージくらったか鏡で確認しないとね」
こうして私たちは一度、ホテルに戻るのであった。