[オノケンブログ前回のあらすじ]
フィリピンでは、外食をした際は、残ったものをテイクアウトするというのはごくごく当たり前の行動です。日本人は自分たちがその場で食べられるだけ注文するというのがデフォルトですが、やはり国が違えば文化も違いますね。フィリピンでフィリピーナと夜遊びする際は覚えておいてくださいね。
運命の再会となるか!?過去に初体験を奪っていったあの女性の再登場
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
[KTVでの指名替えは修羅場勃発のもと?夜遊び目的のケソンシティに到着!!]
「白の方!!」
「エミリー!!」
「そう通り!!」
私のフィリピンでのファースト接吻を奪った女性エミリー。
彼女の特技は死のダンスである。
参考記事
フィリピンマニラのキングオブナイトKING OF NIGHTへ。瀕死の初日夜。
今の瀕死の私がそのダンスを見た日には死亡必至であろう。
そもそもバシルーラで吹き飛ばした人間である。今更会って話すことなんてない。
というより話せるMPもHPも気力もない。
今ならスライムにすら先制攻撃を許すほどにスピードもない。
逃げ出そうにもどんな敵であっても回り込まれること間違いなしである。
幸いエミリーはアフター中なのか、アジア系おじさんグループの中におり、話に夢中でこちらには気が付いていない。
これならいくら行動が遅い今の私であっても逃げ出すことはできる。
私は、方向を180度変え、サークルの逆方向からホテルへと向かうことにした。
無事にホテルに到着し、メッセージを確認すると、
レンジ「リリーとローラとのアフター。色々あって、まぁまぁめんどくさいことになってる。また明日話します。とりあえず明日はチェックアウトしないといけないから、ホテルのフロントに12時集合ね!おやすみ」
どうやらレンジさんの方もいろいろあったようである。
内容はまた明日確認するとしてとりあえず寝よう。
私「うがぁぁぁぁぁ!!!」
目が覚めた。その時10時過ぎ。
寝たのは7時前くらいだったので、3時間半ほどしか寝ていないが、朝一番に雄たけびをあげるほどに爽快な目覚め。
シャワーを浴び、荷造りを済ませると、12時まで残り40分ほどあったため、コンビニで朝食を買ってきた朝食を食べて12時を待った。
私が12時少し前にフロントに降りると、レンジさんはまだ来ていないようだったため、チェックアウトを済ませ、レンジさんを待った。
結局レンジさんがフロントに現れたのは12時10分頃。
この人はチェックアウトの時間ですらも、のんびりして遅刻をする。
追加料金は取られていないようだったが、そののんびりして揺るがないところは、ある種の才能だと私は思っている。ほとんどぶれない。一貫している。
ケソンへは白タクシーを使うことにした。
レンジさんが白タクシーを捕まえ、値段交渉をしていたのだが、本来ならタクシーの運ちゃんとレンジさんとの壮絶な値段交渉合戦が繰り広げられるところであるが、えらくすんなり交渉が決まったようである。
私「えらく早く交渉成立しましたね。いくらで提示したんですか?」
レンジ「ん?400ペソって言ったら、速攻でOKだしてくれたよ」
私「たぶん運ちゃんが提示しようとしていた値段ぴったりぐらいだったから即OKだったんじゃないですか?」
レンジ「だとしたら、少し高めに提示してしまったかな。だいたい白タクの運ちゃんは値切られる前提で値段を提示するからね」
という会話をしていたが、実際はマラテ~ケソンに移動するのに400ペソはかなり割高である。
通常のメーターを使えば、200前後であるため、400ペソをいきなり提示されたら運ちゃんは喜んで受けることだろう。
この日はそれなりに渋滞に引っかかり、タクシーはのろのろとケソンに向かっていた。
私「それにしてもレンジさん。昨日のメッセージでもありましたが、アフターでめんどくさいことになったっていうのは、何だったんです?」
レンジ「うん実は、ケンさんが初めてグランドヨーコに行った2か月前に、俺が指名した子がいるでしょ?その子が俺のこと覚えていて、自分を指名せずにリリーを指名したものだから、リリーに指名客をとられたって思って、グランドヨーコ内で揉めているらしいよ」
私「あぁ、なるほど」
レンジ「どこのKTVでも同じようなものだけど、彼女たちの給料は基本給+歩合制で、指名とかドリンクでポイントが貯まっていくんだけど、ある一定までいけば基本給もアップするから、指名客の有無は彼女らにとって非常に大事なのよ。指名入れてもらえばだいたいドリンクも頼んでもらえるしね」
私「確かにそれは揉めますね」
レンジ「でしょ?だからリリーに、前に指名した子に
“リリーは昔からの友達”
だときちんと伝えてほしいと言われたよ。実は指名についてのごちゃごちゃは以前、マリーの時もあって、そのときも同じように前の指名子には伝えたと思うよ。そういうときの常套手段なのかな」
【レンジブログ47】フィリピーナが客の取り合いを始めて修羅場に?
[その時の様子は上記よりお進みください]
私「なるほど。こういういざこざも初めてではないんですね。さすが天然地雷踏み師ですね」
レンジ「変なあだ名つけないで」
結局マラテからケソンまで1時間近くの時間がかかった。
ケソンに送ってもらった後、400ペソを支払うと、その運ちゃんはよっぽど嬉しかったのだろう、満面の笑顔で私たちに別れを告げた。
私「なんか…タクシーの運ちゃんものすっごい笑顔で帰っていきましたね」
レンジ「そうだね。やっぱり少し高めの金額提示しちゃったかな。まぁこれも勉強だな」
レンジさんがGrabを使いだし、この時に出した400ペソがかなりの金額であることを知ったのは、次の日、マラテに帰る時に知ったのであった。