[オノケンブログ前回のあらすじ]
前回よりも劣化したエミリーを見て、テンションがあがらないオノケン。カラオケを歌い散らかし時間を過ごした。
フィリピンパブKTVシンシアCYNTHIAで不本意な嬢との会話とアフターの約束
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
[フィリピンパブKTV嬢達とのアフター。アフターの場所は、ディスコ?クラブ?]
レンジさんと私、ザリとエミリーでアフターに行くことになった。
私は疲労困憊で、シンシアの出口でぐったりとしていた。そこにマークが近づいてくる。
マーク「オカエリー!ドウダッタ?楽しかった?」
レンジ「楽しかったよ。ザリすごく綺麗になってたね」
マーク「うん、ザリはすごく努力シテル。日本語だって自分で勉強シテル。エミリーはドウダッタ?」
私「うん、よかったよ」
マーク「エミリーは今フリーね。彼女にする簡単ね」
私「へ、へえそうなんだー」
おそらくマークは悪気なくそれを言っているんだろうが、“彼女にするの簡単”と聞いて、決して良い印象は受けない。
私の記念すべきフィリピンでのファーストラブ(←気持ち悪い)はエミリーには捧げるつもりはない。
エミリーたちを待つ間、私は通りを眺めていた。
以前にも言ったことがあるが、私はこの町の午前3時以降のKTVが終わりだした街並みを見るのが好きだ。
仕事終わりのフィリピーナたちが一斉に動き出すからだ。
この時すでに午前4時頃、町にはホットパンツ、Tシャツ姿のフィリピーナたちが溢れている。このオンからオフに変わる感じ、何回見ても飽きることがない。
私(心の中)「最高だ。動画で撮ってブルーレイにしたい。その動画を見ながらフィリピンペソ紙幣を嗅いだなら、日本で嫌なことがあっても忘れることができそうだ」
疲労困憊で表情を繕う余裕なんてない。感情がそのままむき出しになったスケベな顔をして街並みをただただ眺める。
ザリ「マッタカ?エミリーすぐクル。マッテテ」
私(心の中)「おぉ、ザリ。本日のコーディネートは、ホットパンツに白Tシャツとスタンダードスタイルか。それにしても足が細くて長くて形が良い。肌の質感も触れなくてもわかるぴっちぴちの肌だ。答え合わせのために一触りさせていただけないだろうか。可能であればひとな(自主規制)」
垂れてきそうなよだれを必死で我慢してエミリーを待つ。私服へのチェンジによってエミリーの評価も変わるかもしれない。私は淡い期待を抱きつつエミリーを待つ。
そして数分後にエミリーが階段から降りてきた。
私「!!!!!!!」
特に評価は変わらない。普通だ。無駄に大きな眼鏡とスタンダードな服装。
ただ、エミリーの場合は確実に太ったのだろう、ホットパンツから伸びる足の太さが際立つ。
私(心の中)「残念!!帰りたい!!」
エスコートの女の子もついてきたが、なんならその子の方がかわいかった。アフターで行く場所は色々あるようだが、歌って踊ることが好きなフィリピーナと行くアフターと言えばディスコやクラブである場合が多い。
ただ、この時の私の体調的にはそんなところに行く余裕なんてない。
私「レンジさん、この後どこに行くんですかね」
レンジ「韓国焼肉食べたいんだって」
心底ホッとした。
ちょうどお腹が減ってきていたし、踊らなくていいのがなによりうれしい。
いつものようにエスコート役の女の子を加え、5人で近くの韓国焼肉店へ入っていく。
[アフターでよく行く焼肉屋。午前4時以降にもなるとアフターで来ているんだろうフィリピーナが増える]
席に着くと同時にザリとエミリーが注文していた。ただ、一人前がどのくらいのものかわからなかったが、多く頼んでいるなと感じた。ただ、ザリやエミリーはこの店に何度も来たことがあるようだったため、そこまでむちゃくちゃなことはないだろうと思っていた。
注文し終わるとエミリーがタバコを喫煙所まで吸いに行こうと誘ってきた。
エミリーと共に喫煙所まで行くと、私たちの他には誰もいなかったため、私とエミリーは特に会話をすることなく、タバコを吸っていた。
自分のタバコがもうすぐ吸い終わる頃、“ベイビー”とエミリーに呼ばれた。
私は瞬間的にエミリーの方を向くと
「チュ」
振り向きざまにエミリーが接吻をぶちかましてきた。