[ポットブログ 前回のあらすじ]
タイでの起業について、いとも簡単にそれを成し遂げてしまった私は、『海外で起業する』という行為自体を相当舐めていた。そして、次の拠点を探している時に先輩から「フィリピン行こうよ!」と言う誘いを受ける。
【ポットブログ1】タイで起業!先輩の誘い、女を求めてフィリピンへ!
※クレイジーマニラでは以下の二つのブログがメインコンテンツで、この度新しく【ポットブログ】が加わりました。
【著者ポットより】
皆さん、改めましてこんにちは。新米ライターのポットです。
昨日アップした第一話、さっそく多くのコメントを頂きありがとうございます。
コメントを見た限りでは、今までのクレマニ読者の方々に好意的に受け入れられているようで少し安心しております。
これからも皆さんのご期待に沿えるよう精一杯執筆していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは第二話をスタートさせて頂きます。
【ポットブログ2】タイの夜遊びに飽きた結果、純愛求めてフィリピンへ!
出張の名のもとに経費を使いまくる男、
現地調査と称して経費で遊びまくる男、
そして、カモられる男、私ポット。
既婚者で二児の父親でもある。
『仕事』と言えば、家族(主に嫁)は何の疑いもなく長期の不在を許してくれる。
私はそれを利用して、海外で遊びまくる紳士の中の紳士。
そう紳士キングなのだ。
[ポット似顔絵]
タイでは、夜遊びの限りを尽くした。
沢山の女性と、沢山のゴールを決めてきた私。
しかし実は、幼馴染の陰謀もあってか、私は『プロ相手』にしかゴールを決めた事がなかった。
相手はプロ選手なので、全ての試合には金銭的な契約が存在する。
お互いに後腐れなどは一切ない。試合ごとの契約、ともにウィンウィン。
終了後はノーサイド。
ビッグマッチになればなるほどお互いを称え合う。
相手は数々の選手と試合を経験している。国籍も多様なので、メンタルもスキルも一流、そのテクニックの引き出しは無限に近い。
こちらが「よっし、戦術通りだっ」と、さぞビューティフルなゴールを決めたつもりでも、それは相手のシナリオ通りなのだ。
強いて不満を言えば、プロ意識の低さ。
タイのプロは日本のプロとは違い、素人に毛が生えた程度のプロ意識しかない。
契約は遂行するのだが、契約内容は非常にお粗末な事が多い。
しかも契約書などは交わさず、口頭での簡単な契約の場合がほとんどなので、反故にされる事もしょっちゅう。
契約金を支払ったのに、ホテルの部屋で開始のホイッスル待ちなのに……。
一方的にキャンセルされ、契約不履行になったにも関わらず、違約金を頂けないケースなども多々あり。
夜遊びはどこの国であっても簡単ではない。
そして、それらを含めて楽しむものだと理解している。
ーーそんな経験を一通りした私は、マフィア(先輩の仮名)からのフィリピンへの誘いを快諾した。
『マフィアから紹介された人脈を利用して、私は異国の地で一旗あげたい!』
もちろん、これが第一の目標だった。
しかし、私には第二の目標があった。
下手したらこちらの方が優先度が高いかもしれない。
それは、
『フィリピンで彼女を作る事』
だった。
ーー悲しいプロ生活をタイで続けていた私は、フィリピンではプロ相手ではなく、『素人相手』にゴールを決めたいと思っていた。
日本でも同様の状況だった。
六本木でも歌舞伎町でも銀座でも、それなりに結果を出してきた。
しかし、どれも違うのである。
私が求めているのは、
『手と手が触れるだけで胸がキュンとなる』
『自転車で並び、登下校を一緒にしたい』
そんなピュアな恋がしたいと心から願っていた。
ーー尊敬するマフィアからフィリピンをすすめられた私。
海外ベテランのようなパスポートのスタンプページを持っているが、英語は中学生レベル。
もちろんタガログ語は喋れない。
このフィリピンで、日本語のみのコミュニケーションで立ち回ってきたツケも清算したかった。
ーーそんな私がフィリピンに舞い降りた。
マニラ空港のゲート付近には両替所がいくつかあり、一番空いていたところにて両替。
現地の紙幣を手に入れて、気分は高揚した。
空港を出て、そこから送迎に乗り、マニラの繁華街エリアへ。
『マラテ』と言う地区だ。
宿泊先ホテルは、agodaというサイトで適当に見つけたマラテのパームプラザホテル(パーム グローブ ホテル Palm Grove Hotel)。
[パームホテルのエントランス]
空港からホテルへの移動は800ペソ。
更にお釣りの200ペソもチップでプレゼント。
ホテルにチェックインし、外出の身支度を整える。
パスポートと本財布は、最高レベルのセキュリティが必要となる。頑強なBOXにて保管だ。
それ以外のものは、タイ同様に気をつけて身に着けよう。
多少の緊張感を持ち、部屋を出る。
ホテルのエントランスにて、タクシーに乗り込む。
マフィアとの待ち合わせは『マカティ』と言うエリア。
ーーマラテからマカティまで500ペソ。
言われた金額を何も疑わず払った。
今思えば、まだ何もしていないのに、見事なカモっぷりを見せフィリピンデビュー。
(この頃は何も知らなかったので、ボラれてるとも知らずにニコニコして払ってました。)
[マニラのマカティエリア]
ーーマカティでマフィアと合流し、色々な人を紹介して貰った。
中には政府関係者や警察関係者など、自分では知り合う事が難しい人も多数含まれており、マフィアの人脈に驚いた。
そして、最後に不動産の担当者。
話をする中で、その担当者の先輩がマカティでKTVのオーナーをしていると言う。
ーー私たちはミーティングを終え、その先輩のKTVへ移動。
マフィアから簡単に店のシステムを教えて貰い、これが私のフィリピンKTVのデビュー戦となった。
しかし、初めましての名刺交換をしつつ、仕事の話をしつつのKTVなので、あまり女性には集中出来ず。
料金体系や流れを確認するのみとなってしまった。
[フィリピンの夜遊び KTVのイメージ]
感想としては「フィリピンだから・・・」という特別なルールはなく、「バンコクのカラオケやお店のスタイルと似ているな」と感じる程度の印象だった。
こうして色々な人を紹介して頂き、充実した初日が終了。
この日は、ホテルの部屋に大人しく帰り、コンビニで買いこんだビールを空ける。
[パームホテル ダブルルーム]
ふうっ。
疲れた。
よっし、明日からやるぞ!
私は愛のあるゴールに飢えている!
そして、なぜかは分からないが、ここフィリピンならば、それが出来る!
この国ならば、簡単に恋人が出来て、その恋人と愛に溢れたゴールが生まれる!
全く根拠の無い自信が溢れてきた。
[ポットブログ第2話終わり]
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[ポットブログ第2話あとがき]
しかし、この自信は本当に根拠の無いもので、私はこの国でトコトン痛めつけらるのでした。
そんな私がマニラで経験したとんでもないイベントのほんの一部を皆さんに公開します。
人の振り見て我が振り直せと言いますが、ダメダメな私を見て、こうはなりたくない!
と思って頂ければこのブログを書くモチベーションも上がるというものです(苦笑)。
さぁ、フィリピンで彼女が出来るのか、これから楽しみな展開ですね!
「ポットブログ楽しみ!」と言う方、応援クリックお願いいたします! ちなみに校正はオノケン、演出はレンジでお送りいたします。主演は新ライターのポットさん! これからも乞うご期待!!
ポットさんの会社に雇ってもらわなければ(´・д・`)
タイも良いところですけど、フィリピンにハマる分かります
それにしてもカモられ過ぎポットさん
はじめまして。
わかる気がします。彼女簡単にゲット出来るんじゃという根拠のない自信
政府関係者に警察関係者!出た〜!ワクワクします。
空港からタクシーぼられ過ぎ‼️ いつも俺は空港からマラテ パンパシフィック(シェラトン)まで250~300ペソくらい、それとフィリピンでも女はPart-Time Lover。俺はktvで可愛いけどやる気のない女を指名して次の日から休ませる(仕事を休んだ分のペナルティ代は払うけど、それ以外は渡さないよ。
タクシー代高すぎですよ(笑)
Grabを使いましょう!
まさにトルネコの大冒険・・・
ポッドさん、楽しみにしています!